関東最東端の岬！犬吠埼のイチオシ観光スポット6選

犬吠埼とは、千葉県銚子市にある関東最東端の岬です。なんとココ、日本で一番早く初日の出を拝めるスポット(山頂・離島を除く)で、毎年多くの人で賑わいます。

また、いち早く綺麗な朝日を拝めるだけでなく、波打つ海ととってもクール！波が荒々しく岩に砕ける様子は、豪快で男気いっぱいです。身も心も洗われそうです。

そんな犬吠埼のおススメ観光スポットをどーんと紹介したいと思います。

犬吠埼のシンボルでもある「犬吠埼灯台」。1874年(明治7年)、英国人設計士により建築された円形レンガ造りの西洋型第一等灯台で、100年以上も海を見守り続けている、歴史ある灯台です。

日本の有形文化財に登録されており、「日本の灯台50選」、｢世界の歴史的灯台100選｣にも選ばれています。もはや犬吠埼灯台は、世界を代表する灯台ですね。

灯台の高さは約32ｍ。99段のらせん階段を昇りきれば、絶景が広がります。目の前一面に広がる太平洋の雄大さ、圧倒的な景色は思い出に残ること間違いなしです。

ちなみに水族館である犬吠埼マリンパークからそう遠くありません。ぜひこちらにもいかれてみてくださいね。移動がラクです。水族館までの商店街でも、お土産が見つかると思います。

【犬吠埼灯台】
住所：千葉県銚子市犬吠埼9576
営業時間：8:30〜16:00
定休日：無休（悪天候で休館する場合あり）
料金：大人200円（小学生以下無料）
駐車場：有り（無料）
アクセス：東関東自動車道、佐原香取ICから国道356号線で約1時間

犬吠埼灯台下には遊歩道があります。磯づたいに散策でき、潮風や磯の匂いに癒されます。リフレッシュにピッタリです。

太平洋の荒波が岩に砕ける様子は迫力満点な一方で、大人な静寂も味わえます。犬吠埼灯台へ行く際はぜひのんびりと歩いてみてはいかがでしょうか。

※一部通行止めの区間があります。

犬吠埼の一角には、犬吠埼に馴染みのある著名な3人の歌人の石碑が立っています。尾張穂草(おわりすいそう)の歌碑、佐藤春夫(さとうはるお)の詩碑、高浜虚子(たかはまきょし)の句碑です。

なかでも高浜虚子が有名なのではないでしょうか。夏目漱石の小説『吾輩は猫である』『坊ちゃん』などの寄稿を受けるなどして、多くの文学家を輩出した「ホトトギス」という雑誌があります。高浜虚子はこの雑誌の創刊時から作品の編集・選出したメンバーの一人で、『客観写生』『花鳥諷詠』を唱えた俳人としても有名です。

灯台などからも近いので、文学碑巡りをしてみてはいかがでしょう。

君ヶ浜は、犬吠埼に隣接した約1kmの砂浜です。白い砂浜と緑の松林が太平洋の海に映えて美しく、「日本の渚・百選」にも選ばれています。

波は高く海流が複雑なため、遊泳は禁止されていますが、休憩スペースや足洗い用の水道、トイレ、シャワー(有料)等もあり、安心して磯遊びができます。ファミリーや愛犬とのお散歩にもおすすめです。

【君ヶ浜】
住所：千葉県銚子市君ケ浜
駐車場：有り（無料）

満願寺は、巡礼のために建てられたお寺で、犬吠埼の目前、愛宕山の中腹に建っています。ちょっとしたお城みたいな外観をしていますね。

総ヒノキ造りの贅沢な造りの本尊の十一面慈母観音像は、願いを叶える観音さまとして有名で、全国から多くの参拝客が訪れています。

境内には約6,000本の椿(ツバキ)が植えられており、椿の寺としても知られています。

【満願寺】
住所：千葉県銚子市天王台9822-1
納経受付：6:30～17:00
拝観料：無し
駐車場：有り（無料）

名前通り、地平線が丸く見える展望スポットです。高さ90ｍの展望スペースからは、360度の大パノラマが広がり、絶景！北は鹿島灘から筑波山、東と南は太平洋の大海原、西は屏風ケ浦の断崖や九十九里浜まで見渡せます。

なによりも海の地平線がなだらかなカーブを帯びていて、地球の丸さを実感できます。

【地球の丸く見える丘展望館】
住所：千葉県銚子市天王台1421-1
営業時間：4月～9月 9:00～18:30
　　　　 10月～3月 9:00～17:30
※最終入館は閉館の30分前
休館日：年中無休
入館料：大人380円、小中学生200円、65歳以上330円
駐車場：有り（無料）