デ・トマソは超レア?ダイハツ シャレードとはどんなクルマだったのか!?スペックや中古車価格を徹底解説!

ダイハツ・2代目シャレード デ・トマソ

ダイハツ シャレードの高性能スポーツモデルとして登場したシャレード デ・トマソ。イタリアのスポーツカーブランド「デ・トマソ」が手がけたということもあり、コンパクトカーながら人気を集めました。今回は、中古車価格とともに世代ごとの特徴を紹介します。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
そもそもダイハツ シャレード デ・トマソってどんなクルマ?
【1984年~1987年】ダイハツ 初代シャレード デ・トマソ(G11型)
【1993年~1997年】ダイハツ 2代目シャレード デ・トマソ(G201S型)

そもそもダイハツ シャレード デ・トマソってどんなクルマ?

ダイハツ シャレード デ・トマソは、1977年に登場したダイハツ シャレードをベースに開発されたクルマでした。

シャレードは1969年に発売された乗用車、ダイハツ コンソルテの後継車種であり、コンソルテはダイハツとトヨタと提携後、初めて登場した乗用車でもあります。

コンソルテはトヨタ パブリカと共通のFRレイアウト(フロントエンジン・リアドライブ)でしたが、シャレードではFFレイアウト(フロントエンジン・フロントドライブ)となり、大きな進化を遂げました。

そして、コンソルテからシャレードへモデルチェンジ後の1981年、東京モーターショーにおいて、イタリアのスポーツカーブランド「デ・トマソ」が手を加えたシャレード デ・トマソが発表されました。

【1984年~1987年】ダイハツ 初代シャレード デ・トマソ(G11型)

ダイハツ 初代シャレード デ・トマソは、ダイハツ 2代目シャレードをベースに開発されました。

エクステリア(外装)には専用エアロパーツが採用され、ボディーの下半分やオーバーフェンダーがブラックに塗装されるなどスポーティーな仕上がりとなっています。インテリア(内装)もブラックを基調として、ドアトリムやフロアマット、インパネ(インストルメントパネル)に赤色が施され、MOMO製のステアリングを装備していました。

エンジンに特別なチューニングは施されていませんが、排気量1L 直列3気筒で80PSを発揮し、車重690kgという軽さも相まって驚異的な加速力を見せたと言われています。1985年には限定600台で「シャレード デ・トマソ ビアンカ」が発売され、専用アルミホイールやバケットシート、ルーフライニングなどの豪華装備が奢られました。

リッターカーとしては充分な馬力を誇ったシャレード デ・トマソですが、さらにハイパワーなモデルとして「シャレード デ・トマソ926R」というコンセプトカーも発表されていました。市販化されることは無かったものの、エンジン出力は100PS以上に高められ、駆動方式も変更されるなど別のクルマと言える存在でした。

また、シャレード デ・トマソ926Rは「926ターボ」というシャレードのレース用グレードを基本形としていたためレーシングカーカーのような仕上がりだったとも言われています。

初代シャレード デ・トマソは販売台数が少なく、すでに35年以上が経過していることから中古車市場で見ることはほぼ不可能と言われ、2020年8月現在大手中古車Webサイトでも掲載台数は0台となっています。

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【1993年~1997年】ダイハツ 2代目シャレード デ・トマソ(G201S型)
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