【河口まなぶの眼】新型フォレスター、見た目はキープコンセプトでも総合力は大幅に向上している

スバル 新型フォレスター

現地時間28日(日本時間3月29日)のNYIAS(ニューヨーク・インターナショナル・オート・ショー)で、スバルは同社の基幹車種フォレスターの新型モデルを発表した。

文・河口まなぶ

Chapter
新型フォレスターをニューヨークで発表した理由
新型フォレスター、乗員すべてが快適に感じる走りを追求
デザイン、メカニズム…総合力が大幅に向上

新型フォレスターをニューヨークで発表した理由

スバルがフォレスターをニューヨークで発表した理由は、アメリカ東部でスバルの人気が特に高いのに加え、アメリカこそがスバルにおいての最大市場だからだ。

そしてスバルにとって、フォレスターは最も販売台数を稼ぎ出す車種。そして当然、ここアメリカでの販売が最も多いことになる。もはや必然といえる発表の場なのである。

実際に今回のプレスカンファレンスにも、かなりの数のプレスをはじめ、多くの自動車関係者がフォレスターの発表に集まっており、いかにこのモデルに対して関心が高いかがわかる。

新型フォレスター、乗員すべてが快適に感じる走りを追求

今回で5代目となる新型フォレスター最大の特徴は、スバルの新代アーキテクチャであるスバル・グローバル・プラットフォーム(以下SGP)を採用したことだろう。SGPは、2016年のインプレッサで初採用され、2017年のXVを経て、SGPを使用した第3の新世代モデルとして送り出された。

新型フォレスターの3サイズは、全長4,625mm×全幅1,815mm×全高1,730mm(ルーフレールなしは1,715mm)と、先代に比べひとまわり拡大されている。そしてこのサイズアップをいかして、クラストップの快適性と安全性を両立した。

今回のフォレスターのPGM(プロダクト・ジェネラル・マネージャー)である布目智之氏は今回の新型フォレスターではまず、「これまでのフォレスター・ユーザーの方を大切したモデルチェンジを心がけた」という。

中でも特に「運転する自身はもちろん、同乗する家族や仲間の快適性を意識している方が多いことを受けて、新型は、同乗する乗員も含めて快適を感じてもらえる走りを追求した」という。結果、室内の居住性においての開放感や実質的な寸法、そして乗り心地等などあらゆる点を徹底的に追求して開発した。

<次のページに続く>
次ページ
デザイン、メカニズム…総合力が大幅に向上