デロリアンはいくらくらいで買えるのか?維持費や車検は高い!?
更新日:2024.09.09
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1981年にアメリカで登場した「デロリアン DMC-12」。その後世界的にヒットした映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ」に登場した事により、一躍有名な車となりました。
そんな、「デロリアン DMC-12」はどのような車で、そして現在も入手できるのでしょうか?
そんな、「デロリアン DMC-12」はどのような車で、そして現在も入手できるのでしょうか?
デロリアンの成り立ちとDMC-12
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場し、「デロリアン」の愛称で呼ばれている「デロリアン DMC-12」。デロリアンという名称は、元々車の名称でなく1975年に設立された自動車製造会社の名称となります。正式名称は、デロリアン・モーター・カンパニー(Delorean Motor Company Ltd. )。
DMCは、1975年10月24日にジョン・ザッカリー・デロリアン氏が設立しました。本社はデトロイト、製造工場は北アイルランドにありました。
そして、1981年には「DMC-12」が登場します。デザインはイタルデザインのジョルジェット・ジウジアーロが、メカニカル設計はロータス・カーズが請け負いました。エンジンはプジョー・ルノー・ボルボが乗用車用に共同開発したV型6気筒SOHC2,849ccでレイアウトはRR。
そして、初年度は約6,500台を販売するなど好調であったDMC-12でしたが、価格が2万5千ドル(当時の為替レートで計算すると約1600万円)と高額であったことや、大量のキャンセルで、翌年以降はたちまち売り上げ不振となってしまいました。そして、1982年10月には社長のスキャンダルなどから経営が立ち行かなくなり、倒産してしまいます。
DMCは、1975年10月24日にジョン・ザッカリー・デロリアン氏が設立しました。本社はデトロイト、製造工場は北アイルランドにありました。
そして、1981年には「DMC-12」が登場します。デザインはイタルデザインのジョルジェット・ジウジアーロが、メカニカル設計はロータス・カーズが請け負いました。エンジンはプジョー・ルノー・ボルボが乗用車用に共同開発したV型6気筒SOHC2,849ccでレイアウトはRR。
そして、初年度は約6,500台を販売するなど好調であったDMC-12でしたが、価格が2万5千ドル(当時の為替レートで計算すると約1600万円)と高額であったことや、大量のキャンセルで、翌年以降はたちまち売り上げ不振となってしまいました。そして、1982年10月には社長のスキャンダルなどから経営が立ち行かなくなり、倒産してしまいます。
デロリアンの入手方法
そんなデロリアンですが、近年の衝突安全基準や排出ガス規制等クリアすることが不可能なため、ナンバー取得をするためには中古車で入手する形になります。現在、日本で入手するにはいくつかの中古車販売店もしくは、個人売買やオークションを利用するといった方法があります。
ちなみに価格ですが、中古車カーサイトで調べた限りではノーマルのDMC-12で約1000万円位はするようです。株式会社デロリアン・モーター・カンパニーでは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」仕様の3モデルが販売されているようです。
デロリアン タイムマシン1985モデルが960万円、タイムマシン2015モデルが1,080万円、タイムマシン1955モデルが980万円となっています。
※ 全て税別・納車諸費用込
ちなみに価格ですが、中古車カーサイトで調べた限りではノーマルのDMC-12で約1000万円位はするようです。株式会社デロリアン・モーター・カンパニーでは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」仕様の3モデルが販売されているようです。
デロリアン タイムマシン1985モデルが960万円、タイムマシン2015モデルが1,080万円、タイムマシン1955モデルが980万円となっています。
※ 全て税別・納車諸費用込
デロリアン DMC-12の登録・車検費用は?
次にデロリアン・DMC-12の登録・車検費用ですが、通常の中古車と同じように登録・車検を行う事になります。先に述べたノーマルの車両でもタイムマシンモデルでも、基本的には同じ費用となります。以下に実際に購入されたというユーザーさんの例を記載します。
【DMC-12(ノーマル車両)登録・車検費用】
自動車税(1年):51,000円(重課58,600円)
検査手続代行料:15,000円
予備検査:45,000円
重量税:45,000円
印紙代:700円
自賠責保険料:35,390円
---------------------------------------
合計 199,690円
【DMC-12(ノーマル車両)登録・車検費用】
自動車税(1年):51,000円(重課58,600円)
検査手続代行料:15,000円
予備検査:45,000円
重量税:45,000円
印紙代:700円
自賠責保険料:35,390円
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合計 199,690円
デロリアン DMC-12の維持費は?
とりあえず、DMC-12を所有したとして、その後の維持費はどれくらいかかるのでしょうか?ちなみに燃費はハイオクで6~7km/Lくらい走るようです。燃料費に関しては、まあちょっとしたスポーツカーに乗っているのと変わりませんね。オイル交換はおおよそ年1回の交換で約7Lほど。
任意保険に関しても、月1万円も見ておけば大丈夫なようです。ただし、任意保険でネックなのが、型式不明でしかも古い車の為、車両保険はダイレクト系だと不可、それ以外でも付けられない可能性が高いとのこと。
さて、ここまでは普通の同排気量クラスの車と変わらない維持費となっていますが、問題は故障などに対する修理代等です。DMC-12は既に30年前の車の為、ボディの腐食や電装系の問題なども起きるケースも珍しくないようです。
先に記載した登録・車検費用の例のオーナーさんも納車時の機関系メンテナンスや消耗品交換などで100万円以上の費用がかかったとのこと。
任意保険に関しても、月1万円も見ておけば大丈夫なようです。ただし、任意保険でネックなのが、型式不明でしかも古い車の為、車両保険はダイレクト系だと不可、それ以外でも付けられない可能性が高いとのこと。
さて、ここまでは普通の同排気量クラスの車と変わらない維持費となっていますが、問題は故障などに対する修理代等です。DMC-12は既に30年前の車の為、ボディの腐食や電装系の問題なども起きるケースも珍しくないようです。
先に記載した登録・車検費用の例のオーナーさんも納車時の機関系メンテナンスや消耗品交換などで100万円以上の費用がかかったとのこと。
EVのデロリアン DMC-12も!価格は1280万円!?
ここまで記載したデロリアンについての内容は普通のガソリン車となっています。タイムマシンモデル等は設定されていませんが、スペックは以下の通りで、かなり今時の性能を実現しています。
・動力:400VのACモーター
・最大トルク:約488ニュートンメートル/0~7200rpm
・最大回転数:1万4000rpm
・航続距離:街乗りで160km以上
・バッテリー寿命:7年もしくは10万マイル
・最高出力:215キロワット(260馬力)/5000~6000rpm
・0-60マイル(時速96キロ)加速:4.9秒
・最高速度:時速125マイル(時速201キロ)
・フル充電時間:240Vで約3.5時間
30年前のガソリン車を維持するよりは、こちらの方が結果的には維持費が安くつきそうですね。
・動力:400VのACモーター
・最大トルク:約488ニュートンメートル/0~7200rpm
・最大回転数:1万4000rpm
・航続距離:街乗りで160km以上
・バッテリー寿命:7年もしくは10万マイル
・最高出力:215キロワット(260馬力)/5000~6000rpm
・0-60マイル(時速96キロ)加速:4.9秒
・最高速度:時速125マイル(時速201キロ)
・フル充電時間:240Vで約3.5時間
30年前のガソリン車を維持するよりは、こちらの方が結果的には維持費が安くつきそうですね。