NV350キャラバン バン内装レビュー【ハンドル、シート地に変更点が…】

新型NV350キャラバン

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NV350キャラバン バンには最廉価グレードのDX、VX、最上級グレードのプレミアムGXの3つのグレードがあります。
この記事では内装、ハンドル、シート地の素材、車内の広さなどをご紹介いたします。2017/12/4
Chapter
インパネ周りのデザイン、機能は?
シフトレバー
シート地のデザイン、素材は?
室内は広々

インパネ周りのデザイン、機能は?

メーター
プレミアムGXのメーターには、常時発光式のファインビジョンメーターが標準装備されます。
常時発光式のため、日中、夜間問わず、非常に見やすいメーターです。

メーターの真ん中には、カラーの車両情報ディスプレイが装備されます。
DX、VX、GXグレードは、ファインビジョンメーターは装備されず、車両情報ディスプレイに関してもカラーではなくなります。
ステアリング
DXのステアリングは、上記のグレードとは違い、シルバー加飾はされず、ステアリング形状も異なります。

プレミアムGX、VX、GXのステアリングは、シルバー加飾付きステアリングとなります。
なお、どのグレードに関しても、ステアリングはウレタン巻きとなります。仕事での使用用途が想定されるため、汚れがふき取りやすい設計のためだと思います。


シフトレバー

プレミアムGXのシフトレバーは、メッキ加飾となりますが、DX、VX、GXに関しては、ブラックで加飾なしのシフトレバーとなります。

大した違いにはならないかもしれませんが、シルバー加飾がされているだけで、高級感が増しますね。
エアコン
エアコンについてですが、プレミアムGXは、オートエアコン+リアクーラーとなります。それに加え、リアヒーターも標準装備されます 
DX、VX、GXは、マニュアルエアコンとなり、マニュアルエアコン+リアクーラーは、オプション設定となっています。
オートとマニュアルの違いはあれど、昔と違い、エアコン全車標準装備は感心します。今となっては当たり前なのかもしれませんが。


音響

音響関係についてですが、日産オリジナルナビゲーションは、オプションとなり、プレミアムGXはオーディオレスが標準となります。スピーカーは4つとなります。
DX、VX、GXは、AM/FMラジオが標準装備され、スピーカーは2つとなります。


シート地のデザイン、素材は?

内装色は、全てのグレードでダークグレーとなります。
シート生地は、プレミアムGXが、ジャガード織物/スエード調トリコットとなり、DX、VX、GXは、メッシュフラットトリコット/トリコットとなります。

ワゴンボディの場合は、DXがメッシュフラットトリコット/トリコット、GXがプリントスエード調トリコット/スエード調トリコットとなります。

プレミアムGXに関しては、より高級感のあるシート生地でプレミアムバンという言葉が似合いそうな、シートデザインでもあります。

室内は広々

NV350キャラバンのプレミアムGXは5人乗りです。商用車ボディですが、後部座席に関して、乗用車と比較しても遜色ない作りのシートが、設定されています。

シート自体も薄い作りではなく、クッション性もしっかりとしているシートです。
車自体の揺れなどはするものの、長時間でも耐えられる作りではないかと思います。
商用車のため、後部座席の3点式シートベルトおよび、ヘッドレストは左右しかありませんが、真ん中には2点式シートベルトが用意されます。(商用車は乗員分の3点式シートベルトの設置義務はありません)
車内幅に関しては、さすがバンボディといったところでしょうか、1520mmもあります。ただし、商用車のため、車内幅とは言わず、荷室幅と呼びます。

小学生くらいのお子さんなら、シートに横になれそうな広さです。
天井までの高さは、1325mmあります。同じく小学生くらいのお子さんなら、楽に立つことが出来ます。
後部座席のひざ周りの空間についてですが、こぶしがいくつ入るとかいうことを超え、足が楽に組める広さです。ただし、つま先を前方床下に入れることが出来ないため、まっすぐ座った場合、つま先が前に当たる場合があります。

車内幅も広い車ですので、横方向に関しても、大人がゆっくりとくつろげる空間があります。

広いことはいいことだという言葉が、そのまま実現されたのがNV350キャラバンということになりますね。
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