日産 ムラーノはなぜ「世界一美しいSUV」と言われたのか?

日産 ムラーノ 2016

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日産の大型SUV ムラーノは、ときに「世界一美しいSUV」と形容されることがあります。力強さやスポーティー感が売りのSUVで、なぜそのような異名があるのでしょうか?
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エクステリア・インテリアへの評価が高いムラーノ
インテリアも上質感で溢れています
3代目モデルは惚れ惚れするデザイン
当初から「上質さ」を意識されていた日産 ムラーノ

エクステリア・インテリアへの評価が高いムラーノ

ムラーノが「世界一美しいSUV」と言われるのは、初代の流れるようなフォルムのエクステリアと、洗練された印象のインテリアによるところが大きかったと言えます。

ムラーノが登場した2002年には、SUVという言葉は定着していませんでした。いわゆるオフロードな大きなモデルで、当時はオフロードと言えばまだまだ武骨なイメージのモデルが多かったです。

そのような時代にありながら、ムラーノは現在の目で見ても、古さを感じさせないデザインでデビューしました。

インテリアも上質感で溢れています

特徴的な流線フォルムが高い評価を得ている初代ムラーノですが、インテリアも高い評価を得ています。

ドライバーの邪魔にならないスッキリとしたラインで室内デザインと、たっぷりと余裕のあるシートは、落ち着きと上質感を備えており、高級輸入車のインテリアに見劣りしません。

また2代目モデルは、カブリオレも登場。現在のトレンドを先取りしていたことが伺えます。

3代目モデルは惚れ惚れするデザイン

国内では、2代目モデルまでで販売終了となってしまいましたが、海外では販売が続けられています。生産工場も国内から海外に移し、日本を除く世界100カ国以上の市場に投入されています。

Vモーショングリルが採用された3代目は、よりクーペ的な色合いを強めたデザインで、シャープでスポーティな印象を強めています。

日本で発売されないことが悔やまれる格好良いモデルです。

当初から「上質さ」を意識されていた日産 ムラーノ

ムラーノはクロスオーバーSUVに分類されるモデルですが、登場当初はSUVという言葉も定着していない時代でした。

そんな時代にあって、デザインの美しさを表現するために、イタリアのヴェネツィアン・グラスの工場があるムラーノ島を名前の由来としたモデルだったのです。

すでに国内では新車販売が終了しており、ムラーノに乗りたいと思えば、おのずと中古車を選ぶことになりますが、特徴的なデザインの初代の中古車のなかには登録から13年以上を経過する個体もあり、購入・維持にはそれなりの金額が必要になることを覚悟しなければなりません。

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