車のアクセルを踏み込んでも加速しない…その原因とは?
更新日:2023.04.14

※この記事には広告が含まれる場合があります
アクセルを踏んでないのに車が加速して事故に発展した…という話を聞いたことがあります。アクセル踏んでないのに加速するというのは非常に怖いのですが、その逆でアクセルを踏んでいるのに加速しない、というケースもありえます。
最近の車はあちこちセンサーが付いていて、少しでも異常があれば表示するようにできているので、大きなトラブルには発展しにくいようですが、代表的な原因をいくつか挙げてみましょう。
最近の車はあちこちセンサーが付いていて、少しでも異常があれば表示するようにできているので、大きなトラブルには発展しにくいようですが、代表的な原因をいくつか挙げてみましょう。
パイピングの抜けや吸気漏れ
アクセルを踏んでも加速しない、というよりは何となくパワーがない、というケースが多いのですが、吸気周りのパイピングの抜けは大きなトラブルの要因の1つです。ターボ車であればインタークーラーのパイピングや、石などが接触してインタークーラーに穴が開いている場合も同様です。このような場合、吸気が途中で漏れていきますので、想定通りに吸気できず、加速が鈍ったりします。
また、エアフローセンサーよりもエンジン側で漏れが発生すると、供給している燃料と空気の比率が合わず、濃すぎるガソリンによってエンストになることも。
エアクリーナー交換などを行ったときには、きちんと漏れがないかなどの確認を行いましょう。インタークーラーなどのトラブルの場合は、整備工場に点検をお願いするほうが良いでしょう。
また、エアフローセンサーよりもエンジン側で漏れが発生すると、供給している燃料と空気の比率が合わず、濃すぎるガソリンによってエンストになることも。
エアクリーナー交換などを行ったときには、きちんと漏れがないかなどの確認を行いましょう。インタークーラーなどのトラブルの場合は、整備工場に点検をお願いするほうが良いでしょう。
ECU又はセンサーの不良
ECUが突然不良を起こす。と言うのは考えにくいことでもありますが、電気的な部品ですので何らかの理由で過電流が発生したり、センサーの故障などにより思いがけない値がECUに返されると、それをエラーと判断して燃料供給を止めてしまったり、或いはセンサー故障により返された数値に対して、正確に燃料の量などを調整すると、走行できないほどの濃さや薄さだったりする事があります。
このケースでは、同じくエンジンの回転数が上がらず前に進まない。だけでなく、エンジンストールの原因にもなりえます。ECUのトラブルは、最近の車に関しては診断ポートが必ずありますので、整備工場で見てもら方が良いでしょう。そこから、ECU自体に不良があるのか、またはセンサーの不良なのかがわかれば、整備工場で修理が可能です。
このケースでは、同じくエンジンの回転数が上がらず前に進まない。だけでなく、エンジンストールの原因にもなりえます。ECUのトラブルは、最近の車に関しては診断ポートが必ずありますので、整備工場で見てもら方が良いでしょう。そこから、ECU自体に不良があるのか、またはセンサーの不良なのかがわかれば、整備工場で修理が可能です。
<次のページに続く>
- 次ページ
- 自動ブレーキシステムの不良