ガラスコーティングした愛車に自分で市販の簡易コーティングをしても問題ないの?

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ユナイト様 コーティング

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専門店で施工したガラスコーティング。「その効果をちょっとでも長続きさせたい」、「手洗い洗車をしているけど、他に何かできることはないの」という方もいることでしょう。 

近年、カー用品店では手軽に施工できる簡易コーティング剤を扱っていますが、このような製品をガラスコーティングの上に使用しても問題ないのでしょうか。カーコーティングのプロフェッショナル「ユナイト」さんに聞いてみました。
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トップコートとしての使用はOK
コーティング本来の効果を保つには、専門店でのケアが不可欠

トップコートとしての使用はOK

カーコーティングは大きく分けて『ポリマー系』と『ガラス系』の2つに分けることができます。

なかでも、強固なガラス被膜でボディを保護する本格的なガラスコーティングは、3年から5年という効果の持続期間を誇り、深いツヤが魅力ですが、手間が掛かるためユナイトのようなプロのコーティング技術者でないと施工できません。
一方、シリコンやフッ素系の高分子化合物を塗るポリマー系はというと、自宅でも手軽に施工できますが、持続期間は半年から1年程度とガラスコーティングより短めです。とはいえ、ワックスのようにロウや油分を含まないので、油分を含んだ汚れがボディに付着するようなこともありません。

となると、日常のメンテナンスをかねてガラスコーティング施工車にポリマー系コーティングを塗っても大丈夫なの?と思う方もいるのでは。

「愛車を大事にしたいという方も多いですし、そういうご質問も少なくないですね(笑)。例えば当店で施工したガラスコーティングのトップコートとして、ご自宅でポリマー系コーティングを上塗りいただくのは問題ありません。」

と、ユナイトの中原さん。洗車好きやメンテナンス好きもひと安心ですが、もちろん注意も必要とのこと。

コーティング本来の効果を保つには、専門店でのケアが不可欠

カーコーティングは種類によって持続期間だけでなく、その効果が異なることはご存知の方も多いことでしょう。一般的に簡易コーティングとして販売されているものはポリマー系で、弱撥水から強撥水タイプ、つまり水を弾く傾向にあります。

ユナイトのような専門店施工によるガラスコーティングの主成分はケイ素(SiO2)で、ポリマーよりも被膜が強固なので、成分が侵食されることはないそうです。また、ガラスコーティングは添加物により、撥水タイプだけでなく、水になじむ"親水タイプ"や水が滑り落ちる"滑水タイプ"などもあります。つまり、保管環境や使用状態にあわせた特性を選べるのも大きなメリットとなります。
「注意が必要なのは、この特性の違いにあります。トップコートとしてポリマー系の簡易コーティングを上塗りしてしまうと、ガラスコーティングが下に隠れてしまうので、本来の効果、つまり撥水性や親水性を得ることはできません。つまり、組み合わせによってはガラスコーティングの機能を妨げてしまうことになるので、その辺りの組み合わせは注意が必要だと思います。」

例えば、屋根がない駐車場を利用する機会が多いと、撥水タイプでは雨が乾いたあとに埃などが付着することもあるので、洗車などのケアも必要となります。また、汚れも水洗いで落とせるうちはさほど手間は掛かりませんが、ウォータースポットなどが出来てしまうと専門店でのメンテナンスも必要となります。

つまり、しっかり自分でも洗車ができる環境にあり、常に美しく保ちたいという方であれば、ポリマー系を上塗りしても問題はないということ。とはいえ、より高機能なガラスコーティングの効果をしっかり享受するならば、やっぱりプロによる定期的なメンテナンスがオススメです。

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