三菱 新型eKワゴン/eKクロスを速攻チェック!約6年ぶりにフルモデルチェンジを果たしたその内容は?!

新型 eKワゴン&eKクロス 試乗会 栗原祥光

三菱自動車と日産自動車の合弁会社が企画・開発、誕生した「いい軽」

eKワゴンは約6年ぶりにフルモデルチェンジしたハイトワゴンタイプの軽自動車。eKクロスは、eKカスタムと呼ばれていたモデルを、よりSUVテイストとしたモデルだ。

いずれも三菱自動車と日産自動車の合弁会社NMKVが企画・開発し、新しい生産プロセスによって誕生。三菱自動車の約60年に渡る軽自動車づくりのノウハウと、日産自動車の先進技術が融合した1台となっている。



eKワゴン、eKクロスともに「M」グレードを除く全車にオプションとして高速道路同一車線運転支援「MI-PILOT」(マイパイロット)が搭載可能。MI-PILOTは、設定した車速を上限に、先行車の加減速に追従。先行車が停止した際は、自動で停止を保持する。また先行者が発進した場合は、ステアリングのスイッチまたはアクセルペダルで再発進するアダプティブクルーズコントロールと、道路の白線を検知し、車線中央付近を維持するステアリングサポートLKAを組み合わせた運転支援システムで、いわゆる自動運転レベル2に相当するもの。軽自動車で自動運転レベル2の搭載は他社でも実現しているが、MI-PILOTは渋滞時でも動作する。


新型 eKワゴン&eKクロス 試乗会 栗原祥光


エンジンは、高圧縮比かつ低フリクションの新型エンジンを採用。ターボエンジン搭載モデルでは、従来モデルが10.0kgf・m3000回転であるのに対し、2400回転から4000回転まで10.2kgf・mと、より低速域から幅広く高トルクを実現。加速性能の向上により信号待ちからの走り出しや高速道路の合流などに威力を発揮することに違いないだろう。

さらにeK クロスではモーターとの連携によるHYBRIDシステムを搭載。加速時に最大30秒間、モーターが駆動力をアシストすることで、燃費向上はもちろん、力強く滑らかな走りに貢献する。


一方でパワートレーンに目を移すと、軽自動車初搭載となる可変速CVTが採用された。CVTと聞くと、エンジン音は目立つのに速度がなかなか上がらない、ということが多いが、AT車のような段階的な動作により、加速時のエンジン音が大きく抑えられ静粛性の向上に寄与するという。

また駆動方式も、eKワゴン、eKクロスともにFFのほかフルタイム4WDモデルをラインアップ。いずれのモデルともに、滑りやすい路面で片輪が空転した際に車輪にブレーキ制御、グリップしている車輪により大きな駆動力を与えて走破性を高めるグリップコントロールを搭載している。


注目のeKクロスをチェック!

新型 eKワゴン&eKクロス 試乗会 栗原祥光
新型 eKワゴン&eKクロス 試乗会 栗原祥光


まずは今回の注目車種、ekクロスをチェックしてみよう。まず目に入るのはデリカD:5を踏襲する「ダイナミックシールド」と呼ぶフロントマスクだ。ライトは一番上からポジション、ロービーム、ハイビーム、そしてフォグという並びで、先行車両のミラーが眩しくないような配慮がなされている。

サイドビューはクロスカントリーテイストを色濃く出しているもの。今流の2トーンカラーで若々しさをアピールしている。

フロントボンネットを開けると新開発の3気筒ターボエンジンが姿を現す。ここからモーターの有無を確認することは困難であった。


驚くのは室内の使い勝手。まずは後席から。なんと身長185cmの男性でも狭さを感じることはなく、足元も広々。(写真はeKワゴン)リッターカークラスのコンパクトカーの比ではないほどの居住性に驚く。

注目はサイドステップの低さと、丸みを帯びたシート。乗り降りが大変しやすく、お年寄りの人でも楽に乗降可能だろう。

運転席側もまた広々としていて、写真はオプションのレザー仕上げだが、落ち着きのあるインテリアに仕上げられている。

新型 eKワゴン&eKクロス 試乗会 栗原祥光


そして収納も凄い!(写真はeKワゴン)

ありとあらゆるところに収納スペースを用意。この収納力はちょっと驚きだ。さらに助手席側のドアには車検証入れを別途用意。意外と車検証関係の書類はかさばるので、この配慮は嬉しい限りだ。


前席のヘッドレストを取り外すと、ほぼフルフラットになるのも特筆すべき点。今流行りの車中泊にも余裕で対応する。

リアゲートを開けると荷室が現れ、十分な容積を確保。底板を外せば、さらに容積を稼ぐことができる。ちなみに工具類はリアシートの下に配置されている。

三菱自動車の約60年以上にわたる軽自動車づくりのノウハウを存分に感じさせてくれるものだ。

普段遣いにピッタリ!eKワゴン

新型 eKワゴン&eKクロス 試乗会 栗原祥光


兄弟車であるeKワゴンもまた、いい感じの軽自動車に仕上げらている。今回から登場したミントブルーの色が爽やかで好印象。フロントマスクもすっきりとしたデザインとしている。

基本的な仕様はeKクロスと同等だが、撮影した車両はFFモデルであるため、より荷室の容量が増加している。

室内もグレーを基調とした明るさと爽やかさを感じさせるものとしている。

残念ながら試乗することは叶わなかったものの、後日インプレッションをお届けする予定だ。この春の注目車種をぜひ店頭でチェックしてほしい。


“ダイナミックシールド”をまとった 新型、三菱eKカスタム

関連キーワード

この記事をシェアする

関連する記事

最新記事

     
アヘッド Car & Motorcycle Magagine ahead archives