運転をしてわかった欠点・不満とは?ノートe-POWER試乗インプレ

レンジエクステンダー式ハイブリッドシステムを搭載した日産のコンパクトカー、ノートe-POWERが2016年11月に発売されましたね。

発売日にこのモデルの試乗に行ってきたのですが、競合車・ライバル車のトヨタのアクアやホンダのフィット3ハイブリッドとドライブフィーリングや加速力の違いにビックリ!

ハイブリッド車というよりも電気自動車に近い乗り心地になっていました。

アクアやフィット3ハイブリッドなど従来のハイブリッド車と異なる乗り心地や走破性を楽しめる日産ノートe-POWER(イーパワー)には大満足だったのですが、やはり試乗をしていて気になる部分・欠点に感じる部分もいくつかありました。

今回のe-POWER(イーパワー)の試乗で私が気になった事・欠点に感じたことを包み隠さず公開したいと思います。

2016/11/14

Chapter
ノートe-POWERの欠点1:Sモード/ECOモードの運転には慣れが必要
ノートe-POWERの欠点2:シートヒーターがない
ノートe-POWERの欠点3:クルーズコントロール

ノートe-POWERの欠点1:Sモード/ECOモードの運転には慣れが必要

日産 ノート e-power 2016

ノートe-POWER(イーパワー)を試乗していて、少し気になったのは、SモードやECOモードで運転した時のドライブフィーリング。

日産 ノート e-power 2016

SモードやECOモードで運転をするとノーマルモードの時よりも回生力が
強く働き、アクセルペダルから足を離すと、強いブレーキが発生してそのまま減速し、クルマが停車します。

また、平坦な道ではブレーキペダルを踏まなくても、ブレーキを保持してくれます。

このワンペダルで操作できる手軽さはとても良いと思いましたが、慣れるまでがちょっと大変…。

日産 ノート e-power 2016

私も試乗中に何度かSモードやECOモードを確かめてみたのですが、アクセルを離した時のブレーキ(回生)が予想以上に効くので、いつも自分がクルマを停車したい位置よりも手前にクルマが止ってしまいました。

また、ノートe-POWERのSモードやECOモードで走行中、アクセルペダルから足を離す、もしくは、踏み込みを緩めると、ブレーキランプが点灯する仕組みになっています。

なので、自分が意図していないタイミングでブレーキランプが点灯して、まわりに迷惑をかけている事も…。

日産 ノート e-power 2016

ワンペダルで操作できるSモードやECOモードは個人的にはとても良いと思いましたが、ドライブフィーリングが他のクルマと全く異なるので思い通りに運転するには、少し慣れが必要なのかなと思いました。

Sモード/ECOモードに慣れすぎるのも注意が必要

日産 ノート e-power 2016

また、アクセルペダルから足を離すだけで自動的にブレーキがかかるSモードやECOモードに慣れすぎるのも注意が必要です。

回生力が弱くなるノートe-POWERのノーマルモードを運転している時もアクセルを離すとブレーキが自動的に効くとSモードのような感覚で運転をしまいがちです。

そして、前を走るクルマに接近して、「あ~~、自分でブレーキを踏まないといけないんだった…」と、慌ててブレーキを踏む事が…。(試乗中に実際に何度かありました。)

ワンペダルで操作できるSモードやECOモードに慣れすぎると、ノーマルモードや他のクルマを運転する時に逆に少し苦労するのかなと思いました。

ノートe-POWERの欠点2:シートヒーターがない

日産 ノート e-power 2016

ノートe-POWER(イーパワー)を試乗していて残念・欠点に感じたのは、全グレード通じて運転席や助手席にシートヒーターやハンドルヒーターが標準装備されていない事。

また、寒冷地仕様やメーカーオプションでも用意がありません。

これはちょっと残念ですよね。なので、真冬の寒い日は寒さが身に染みる可能性が…。

特に私が気になったのは、日産ノートe-POWER(イーパワー)の最上位モデル“メダリスト”にメーカーオプションのプレミアムホワイトインテリアを注文した時。

プレミアムホワイトインテリアを注文すると、ブラウン×アイボリーの合成レザーのシートになります。

日産 ノート e-power 2016

見た目のデザイン性はとても良いのですが、冬場はシート素材の冷たさが気になるような感じが…。最上位モデルのメダリスト(MEDALIST)ではシートヒーターを標準装備にしても良かったのかなと思いました。

このように今回発売された日産ノートe-POWERでは、シートヒーターを装備することができないので、注意をしてくださいね。

ノートe-POWERの欠点3:クルーズコントロール

日産ノートe-POWERを試乗していてシートヒーター以上に驚いたのが、アクセル操作をしなくても一定のスピードで走行してくれる立つクルーズコントロールが全グレード装備されていない事。また、メーカーオプションの設定もありません。

日産 ノート e-power 2016

これはちょっとショックですよね。

競合車・ライバル車でもあるホンダのフィット3ハイブリッドやトヨタのアクア(AQUA)では、クルーズコントロールが装備されています。

日産から発売されたセレナに装備されていた自動運転技術”プロパイロット機能”が装備されていないのは発売前からわかっていましたが、まさか普通のクルーズコントロールまで装備されていないとは…。

日産から2016年9月に発売されたセレナ(SERENA)ではハンドルの右側にクルーズコントロールやプロパイロット機能を設定するスイッチが装備されているのですが、ノートe-POWER(イーパワー)にはありません。

■セレナのハンドル

日産 セレナ 2016
日産 セレナ 2016

■ノートe-POWERのハンドル

日産 ノート e-power 2016

このノートe-POWER(イーパワー)にクルーズコントロールが装備されていないのは、競合車のアクアやフィット3ハイブリッドと比較された時にかなりマイナスに働きそうですよね。

ディーラーさんに話を聞いたところによると、このe-POWER(イーパワー)にクルーズコントロールが標準装備されていない事を残念がるお客さんは多いようです。中には、このクルマの購入を控える方も…。

私個人としてもノートe-POWER(イーパワー)にクルーズコントロールが装備されていないのは、かなり残念でした。

日産 ノート e-power 2016

加速力や静寂性はとても良かったノートe-POWER(イーパワー)ですが、実際に試乗をした時このような欠点・デメリットが気になりました。

個人的に特に残念だったのは、クルーズコントロールが無かった事。長距離運転を頻繁にする人にとっては、クルーズコントロール(クルコン)が装備されていないのは、ちょっと痛いですよね。

ノートe-POWERは非常に優れているクルマで個人的に大好きなのですが、このような欠点・デメリットもあります。購入してから後悔しないように事前にしっかりと注意をしてくださいね。

画像 試乗レビュー速報