【ラゲッジの使い勝手はイマイチ!?】新型プリウスPHVの荷室レビュー

フルモデルチェンジを受けた2代目新型プリウスPHV(Prius PHV)が2017年2月に新発売されましたね。

電気自動車のような滑らかな加速感や高級セダン車のようなしっとりとした乗り心地など、ベースとなっているノーマルプリウスよりも満足感の高い仕上がりに…。若干車体価格の高さは気になりますが、満足度の高いクルマになっているように感じました。

このように先代モデルよりも格段に長くなったEV走行の距離だけではなく、乗り心地や加速感も良くなったこの新型プリウスPHV(Prius PHV)ですが、ノーマルプリウスと大きく違うと感じたのは、荷室・ラゲッジスペース。

駆動用電池が荷室・ラゲッジスペースの下の位置に搭載されているので、ノーマルプリウスよりも荷室フロアが高くなっており、使い勝手はあまり良く無いように感じました。

そんな新型プリウスPHV(Prius PHV)の荷室・ラゲッジスペースの使い勝手やアレンジを確認してきたので、詳しく紹介したいと思います。

2017/2/26

Chapter
新型プリウスPHVの荷室開口部レビュー
開け閉めしやすいテールゲートは好印象
新型プリウスPHVの荷室のアレンジ&使い勝手レビュー

新型プリウスPHVの荷室開口部レビュー

トヨタ プリウスPHV 2017

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型プリウスPHV(Prius PHV)のリヤからの姿はこのような感じになっています。

トヨタ プリウスPHV 2017

そして、テールゲートを上げると、このような感じ。

トヨタ プリウスPHV 2017

このクルマのテールゲートは真上に持ち上がるデザインを採用。

トヨタ プリウスPHV 2017
トヨタ プリウスPHV 2017

ミニバンのように開閉時にテールゲートが後ろに大きく張り出さないため、スーパーマーケットやショッピングモールの駐車場でも、後方のクルマや壁を気にせずに開け閉めできるのは好印象でした。

開け閉めしやすいテールゲートは好印象

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型プリウスPHV(Prius PHV)は軽量化を図るため、テールゲートはカーボンファイバー素材を採用。

トヨタ プリウスPHV 2017

ゴツくて見た目は重そうな感じがするこの新型PHVのテールゲートですが、実際に開け閉めをしてみると予想以上に軽い!女性のチカラでも難なく開け閉めできるこのクルマのテールゲートは、とても良いように感じました。

新型プリウスPHVの荷室のアレンジ&使い勝手レビュー

今回新発売された新型プリウスPHV(Prius PHV)の荷室・ラゲッジスペースは、このようになっています。

トヨタ プリウスPHV 2017
トヨタ プリウスPHV 2017

新型PHVは床下に駆動用のバッテリーを搭載しているため、フロア位置が開口部よりも荷室フロアの方が若干高いデザインに…。

このようなデザインは、珍しいですよね。なので、荷物の積み下ろしは、ちょっと不便な感じが…。

ちなみに、こちらはノーマルプリウスの荷室・ラゲッジスペース。

トヨタ プリウスPHV 2017

新型PHVと異なり、ノーマルプリウスの荷室・ラゲッジスペースは、掃き出し口がフラットなデザインを採用。

荷物の積み下ろしは、荷室の掃き出し口がフラットになっているノーマルプリウスの方が格段に良いように感じました。

新型プリウスPHV(Prius PHV)の荷室・ラゲッジスペースのサイズは十分に満足できるレベルでしたが、開口部よりも一段高くなっている荷室フロアは少々残念でした。

後部座席の収納時にも段差が…

今回フルモデルチェンジをして新発売された新型プリウスPHV(Prius PHV)は、背もたれを格納して広い荷室・ラゲッジスペースを作り出すことが可能です。

実際にこのクルマの後部座席を収納すると、このような感じ。

トヨタ プリウスPHV 2017

後部座席を使用した状態の荷室・ラゲッジスペースの奥行きは840mmだったのに対し、後部座席を収納したときの奥行きは1,750mmと拡大。

トヨタ プリウスPHV 2017
トヨタ プリウスPHV 2017

後部座席を使用した状態の荷室・ラゲッジスペースの奥行きは840mmだったのに対し、後部座席を収納したときの奥行きは1,750mmと拡大。

トヨタ プリウスPHV 2017

この広さはとても良いと思いました。

ただ、後部座席を倒した時の荷室・ラゲッジスペースを確認してみた時の欠点・デメリットは、背もたれ部分で生じる段差。

この新型プリウスPHV(Prius PHV)では、荷室フロアが高くなってしまった事により、後部座席を収納してもフルフラットになりません。

トヨタ プリウスPHV 2017

しかも、奥が低くなっている”手前上がり”のデザインに…。後部座席の位置が高く手前下がりになっている荷室・ラゲッジスペースはたくさんありますが、後部座席側の方が低いデザインは珍しいですよね。

実際に後部座席側から見ると、このような感じ。

トヨタ プリウスPHV 2017

この後部座席の段差は約15cmと、かなり大きくなっています。

奥が低いデザインになっているこの新型プリウスPHV(Prius PHV)の荷室・ラゲッジスペースは、置いた荷物を取り出す際にも、デメリットになるのかなと思いました。

利便性を高める装備が充実

荷室フロアの高さや後部座席を倒した時の使い勝手など気になる部分は多々ある新型プリウスPHV(Prius PHV)の荷室・ラゲッジスペースですが、機能面では概ね満足。

例えば、荷室・ラゲッジスペースの両サイドの壁面には、コンビニフックを標準装備。

トヨタ プリウスPHV 2017
トヨタ プリウスPHV 2017

また、最上位モデルのAプレミアムでは1500WのACコンセントを荷室・ラゲッジスペースの左側の壁面に装備。(他のグレードでは、メーカーオプションで設定する事が可能です。)

トヨタ プリウスPHV 2017

このように荷室・ラゲッジスペースの利便性を高める機能&装備が充実しているのは、とても良いと思いました。

トノカバーも標準装備

今回新発売された新型プリウスPHV(Prius PHV)では、巻き取り式のソフトタイプのトノカバーを全グレードで標準装備。

トヨタ プリウスPHV 2017

リヤウィンドウはプライバシーガラスを採用しているので、絶対に欲しいと言う訳ではありませんが、プライバシーの保護や防犯の事を考えると、あった方が良いのかもしれませんね。

ちなみに、この新型プリウスPHV(Prius PHV)のトノカバーは布状のソフトタイプなので、トノカバーの上に物を置いたりするのは、ちょっと難しのかなと思いました。

新型プリウスPHVの床下収納は少なめ

ノーマルプリウスと同様に新型プリウスPHV(Prius PHV)でも、床下収納を用意しています。

ただ、先ほども申し上げた通り、この新型PHVは駆動用のバッテリーを荷室・ラゲッジスペースの下の部分に収納しているため、床下収納はかなり狭め。

プラスチック素材になっている荷室フロアの手前部分を取り外すと、このような床下収納が登場します。

トヨタ プリウスPHV 2017

ちょっと小さいですよね。

ただ、プラグイン時充電用ケーブルやトノカバーを収納できるサイズを確保しているのは、好印象でした。

トノカバーを収納時の様子

トヨタ プリウスPHV 2017

また、新型プリウスPHV(Prius PHV)の荷室・ラゲッジスペースの左右の部分にも小さな床下収納を装備。

トヨタ プリウスPHV 2017
トヨタ プリウスPHV 2017

左側にはパンク修理キットが装備されるようですが、右側の床下収納はフリースペースになっているので、洗車道具などを置いておくのに良いのかなと思いました。

ちなみに、ノーマルプリウスなどでは設定のあるスペアタイヤですが、今回新発売された新型プリウスPHV(Prius PHV)では、メーカーオプションの設定はなし。どうやら床下収納にスペアタイヤの設置スペースを確保する事ができないため、また、車体重量の関係のようですが…。

トヨタ プリウスPHV 2017

今回新発売された新型プリウスPHV(Prius PHV)の荷室・ラゲッジスペースは、このようなデザインになっていました。

ノーマルプリウスよりも高くなっている荷室フロアや後部座席を収納した時にフラットにならない事など、使い勝手の悪さが若干気になりました。

また、荷室・サイズも若干ですがノーマルプリウスよりも小さいようです。

このように荷室・ラゲッジスペースの使い勝手はお世辞にも良いとは言えないので、大きな荷物を積み込む機会が多い方は、使い勝手や広さを
しっかりとチェックしてみてくださいね。

画像 試乗レビュー速報