【細部に遊び心が満載!】スズキXBEEのインパネのデザインと機能性をチェック!

今やスズキの軽の中でも中心機種となっている大ヒットモデル「ハスラー」。そのハスラーの兄貴分とも呼べるデザインのコンパクトSUVがこのXBEE(クロスビー)です!ここでは、そのインパネデザインと特徴的な装備を見ていきましょう!

2018/1/17

Chapter
インパネのコンセプトは「冒険心を刺激するデザイン」
スズキの自信作、全方位モニターのポイントは?
盤面常時発光式なので昼間でも見やすい
各種スイッチ類の使い勝手は?

インパネのコンセプトは「冒険心を刺激するデザイン」

スズキ クロスビー

このXBEEのインパネデザインのコンセプトは、ずばり「冒険心を刺激するデザイン」です!メインとなるアイボリーのカラーパネルですが、これはハスラーのそれとは違い「全車全ボディカラーでアイボリー」という一風変わった設定となっております。

スズキ クロスビー

このあたり、ハスラーのPOPな印象=カラーパネルと、室内空間の広さを訴求したい=明るい色という2つの要素を融合した結果ではないでしょうか。

スズキ クロスビー

そのカラーパネルと、その下に位置するこれも一風変わったディンプル(小さなくぼみ)のシボ(しわ模様)を施した黒色の樹脂パーツの2つを横基調の空間に大きく広げる事により、室内の広さを感じさせる事に成功しています。

このディンプルのシボ、適度なグリップ感があり触り心地も良好です!安っぽくなる材料着色の素材を上手くデザインでカバーしていますね。

また以下の外装の記事でも触れましたが、この2つの違う素材感のパネル類をパイプフレーム形状とする事で、フロント・リアバンパーガーニッシュとマッチするデザインになっています。

スズキ ハスラー

ハスラーのインパネ

この「パイプ形状」こそがハスラーとの大きなデザイン共通項です。

スズキ クロスビー

XBEEには他にもインパネカラーパネルの上に位置するサイドガラス用のデフロスター部にもシリンダーパイプ形状のサイドキャップを施す等(写真はMXなのでブラック、MZグレードはシルバーに)、より遊び心をくすぐるデザインになっていると言えます。これらのデザインによりまさに、冒険心を刺激するインパネとなっているのがこのXBEEのデザインの大きな特長です!

スズキの自信作、全方位モニターのポイントは?

2017年末のデビューした新型スペーシアに採用された新型の全方位モニターが、このXBEEにも採用されています。
メーカーオプションの「全方位モニター用カメラパッケージ」とディーラーオプションで対応のナビゲーション(現在はスズキの場合パナソニックのナビ一択です)を装着すると、利用できます。

これは、4つのカメラが捉えている映像を合成し、自車の周辺を空から見ているような映像をナビのモニターに映し出す機能です。

新型の全方位モニターには「自車を斜め上空から立体的に見たような室外視点」と「運転席から自車を透かして周辺を立体的に見る室内視点」が表示されます。

スズキ クロスビー

全方位室外視点

スズキ クロスビー

全方位室内視点

この室内視点がかなり使える装備で、なんとエンジンスタート時に自動で、3Dビュー視点で自車の上をぐるりと一周してくれるのです!つまり、エンジンをかけた時のリアルタイムの映像を自動的に写してくれるので、例えば外出先に前向きに駐車した際、バックで出なければならないような状況で大きな力を発揮しそうです。

また、ナビのカメラスイッチで任意に3Dビューを表示できる(ただしシフトレバーがパーキングの時のみ)のと、画面のスイッチで室外映像と室内映像を切り替えられるので利便性もバッチリです。

日常の用途にガンガン使うような車格のクルマですから、この機能は嬉しいですね!

盤面常時発光式なので昼間でも見やすい

スズキ クロスビー

XBEEのベース車両は同じAセグメントSUVのイグニス。メーターもイグニスのそれをベースに加飾で違いを出しているようです。0が真下の指針のスポーティな2眼メーターで、ブラック基調のタコメーターと、メインがシルバー差し色にブルーを施したスピードメーター、右側に3.5インチのマルチインフォメーションディスプレイを配置した非常に視認性の高いメーターです。

メーターは盤面常時発光式なので昼間でも見やすく、またマルチインフォメーションディスプレイの表示はステアリングにあるオーディオスイッチで切り替えられるので操作性もバッチリです!(ステアリングオーディオスイッチはMZに標準装備、MXは全方位カメラパッケージとセットオプション)

スズキ クロスビー

XBEEだけの演出として、スピードメーター周囲に高反射剤でグラフィックが施されています。光が当たると反射して写真の赤で囲った部分にXBEEのグラフィックが現れます。インパネ同様の遊び心を取り入れたデザインとなっています。

マルチインフォメーションディスプレイですが、残念ながらイグニスと同様のモノクロドット表示となっており、これだけの価格帯のクルマなのですから正直フルカラーディスプレイにしてほしかったというのが正直な感想です。

各種スイッチ類の使い勝手は?

スズキ クロスビー

XBEEのインテリアの中で大きく目を引くポイントとして、エアコンの操作パネルがあると思います。これは、ベース車のイグニスのそれと同じものを流用こそしていますが、シリンダー形状の非常に個性的な造りをしておりXBEEのキャラクターともマッチしたデザインです。

使用感ですが、エアコンの風量と温度設定はスライド式のスイッチになっています。このスライド式スイッチはクリック感があまり無いので、ちゃんと設定が変更されているかを小さな液晶で確認しないといけません。これでは目線が下に落ちますので運転中は非常に危ないです。

もう少ししっかりとしたクリック感があると良いですね。それなら、ブラインドで操作してもなんとなくの設定は出来ますから。

スズキ クロスビー

また、A/CのON/OFFや吹き出し口の変更等はその下の独立した押し下げ式スイッチで操作するのですが、こちらも遊び心溢れるデザインで、主に男性ウケのしそうなパネルです。触り心地は良く、こちらはクリック感もありブラインド操作はできそうです。

しかし、スイッチ1つ1つに高さがあり、しかも同じ形状、色なのでどれがどのスイッチなのかが分からなくなってしまいそうですね。夜間照明の色を変更したりすればもっと使いやすくなったかな?とは思います。

かなり個性的で、うまくキャッチーさと上質感をまとめてきたなというのが第一印象のインパネでした。また、エアコンのルーバーがなかなかの出来だったのでここで追記しておきます。

スズキ クロスビー

スズキのインパネにおいて上質感を出す常套手段としては「シルバー塗装」か「メッキ仕上げ」が主な2つの手段なのですが、XBEEのエアコンのルーバーはなんとこの2つを両方とも採用しています!スズキ車では初のことなのではないでしょうか?いかにXBEEのインテリアにおいて質感を重視しているかが分かると思います。

画像 試乗レビュー速報