ダイハツ キャストのフルフラット画像|メリットとデメリットは!?

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ダイハツから3つの異なるスタイルが特徴のキャスト(CAST)が
新発売されましたね。

このクルマは2トンカラー・モノトーンが用意されており、
カラーバリエーションも多いですし、人とは違う個性的なクルマに
乗りたいと思っている人にとっては良いクルマですよね。

また、キャスト(CAST)で良いと思ったのはシートアレンジが豊富で、
フロントシートの背もたれをフルフラットに倒してして後部座席と連結する
“ロングソファーモード”が装備されている事。

ハスラーなど競合車でもシートがフルフラットになるクルマはありますが、
やはりこの機能・シートアレンジができると嬉しいですよね。

先日キャスト(CAST)を試乗した時、フロントシートをフルフラットにして
ロングソファーモードを試した時の画像を紹介します。

また、キャスト(CAST)のシートをフルフラットにした時に感じた
よかって点と気になった点を紹介します。

※2015年10月15日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

K-コンシェルジュ
Chapter
キャスト フルフラットの画像インプレッション
キャスト フルフラットシートの良かった点
メリット1:フロントシートと後部座席の隙間が無い
メリット2:シートベルトが邪魔にならない
キャスト フルフラットシートの残念な点
デメリット1:室内が狭い
デメリット2:後部座席のリクライニング幅が小さい

キャスト フルフラットの画像インプレッション

キャスト(CAST)のフロントシートの背もたれをフルフラットにした時の様子は、
このようになっています。
このようにするとかなり広いですよね。
身長が175cmある私が座っても足元が広々としていて快適でした。

サービスエリアなどで少し足を伸ばして休憩・リラックスしたい時や
少し仮眠を取りたい時には、とても良いシートアレンジだと思いました。

また、キャスト(CAST)の運転席や助手席などフロントシートをフルフラットに
するのもかなりカンタン。

まずは運転席のヘッドレストを外して、通常のリクライニングをするように
シートのサイドにあるレバーを引いて背もたれを倒すだけ。
フロントシートの背もたれをフルフラットにする時に少しチカラが
入りますが、女性のチカラでも問題なくシートアレンジできるように感じました。

キャスト フルフラットシートの良かった点

また、実際にキャスト(CAST)のフロントシートをフルフラットにした
“ロングソファーモード”を試して、良いと思ったことが2つありました。

メリット1:フロントシートと後部座席の隙間が無い

キャスト(CAST)のフルフラットシートで良いと思ったのは、
フロントシートと後部座席の繋ぎ目の部分。

このフロントシートと後部座席の繋ぎ目の部分を確認すると、
このように隙間が無く、しっかりと密着しているのは良かったです。
厳密に言うと多少の隙間はありましたが、実際に座って足を伸ばしてみても
この隙間が気になる事は一切ありませんでした。

競合車のスズキの軽SUVハスラー(Hustler)もフロントシートと後部座席の間に
隙間ができないようなデザインになっていましたが、このキャスト(CAST)でも
ギャップができないようになっていたのは好印象でした。

メリット2:シートベルトが邪魔にならない

また、キャスト(CAST)をフルフラットにした時に良いなと思ったのは、
シートベルトをカチっとはめ込む部分のデザイン。

この画像を見れば分かりますが、キャスト(CAST)のシートベルトをカチッと
ロックする部分は、シートの中に埋め込む事ができるようになっています。
普通に運転している時には特に良いと思わなかったのですが、
シートをフルフラットにするとコレが意外と便利!

足を伸ばしたり、横になった時にシートベルトが邪魔になる事が無いのが
とても良いと思いました。

実はキャスト(CAST)を試乗した時はシートベルトのロック部分が埋め込まれていて
「何でこんな面倒なデザインにしたんだろう」と思ってしまいました。

このように思った自分自身を反省・・・。

実際にこのクルマのシートをフルフラットにした時、
このシートベルトの留める部分の使い勝手の良さを改めて実感しました。

キャスト フルフラットシートの残念な点

一方、キャスト(CAST)のフルフラットシートで残念に思った部分も・・・。
私がこのシートアレンジで気になった点を大暴露いたします。

デメリット1:室内が狭い

今回発売されたキャスト(CAST)はデザイン性などを重視したためか、
室内の広さは、このカテゴリーのクルマと比較すると多少狭くなっています。

実際にキャスト(CAST)の室内長を調べてみると2,005mm。
競合車のスズキのハスラー(Hustler)の室内長は2,160mmなので、
キャスト(CAST)の方が約155mmも室内が狭くなっています。

少し足を伸ばしてリラックスするのには良いですが、
このクルマで車中泊をするのには、少し狭すぎるのかなと思いました。

このちょっと横になるのには狭すぎる室内の広さは、欠点だと思いました。

デメリット2:後部座席のリクライニング幅が小さい

また、キャスト(CAST)のシートをフルフラットにしてみて改めて残念に思ったは、
後部座席のリクライニングの角度が小さい事。

キャスト(CAST)の後部座席のリクライニングは、たったこれだけ。
実際に座ってみると、若干腰の角度がラクになるかなと言った程度・・・。

キャスト(CAST)をロングソファーモードにすると、足を伸ばせて
リラックする事ができるのがメリットですよね。

この時に後部座席のリクライニング幅がもう少し大きいほうが
よりリラックスできるのかなと感じました。

実際の運転中の後部座席のリクライニング幅も気になりましたが、
フルフラットシートをして改めてこのリクライニング幅が残念に思えました。
後部座席のリクライニング幅など少し残念に感じる部分もありましたが、
キャスト(CAST)でこのようにフルフラットシートが出来るのは、
とても良いと思いました。

ただ、車中泊ができる広さまで確保していたら、このフルフラットシートの使い勝手は、
もっと良くなっていたのかなと思いました。
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