【NAとターボどちらを選んだらいいの?】N-BOXカスタムのエンジンの違い

ホンダ N-BOXカスタム

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N-BOXカスタムのNAとターボエンジンのカタログ燃費や、実燃費はどのくらい差があるのでしょうか?

2017/10/16
Chapter
数値と実車で確認!燃費の違いを徹底比較!
パワーとトルクの違いは?
実車で確認!やはりターボの走行性能は高い!

数値と実車で確認!燃費の違いを徹底比較!

まずカタログ燃費のJC08モードでの比較ですが、NAの場合、27.0km/l、ターボエンジンの場合、25.0km/lとなります。

カタログ燃費のJC08モードで、2キロの違いですが、実燃費に関してですが、踏み方にもよりますが、そこまで差は出ないようです。もちろん、ターボエンジンの場合、踏めば踏むほど、燃費は悪化しますので、あくまで実燃費(平均)の値となりますが。

高速走行でも、法定速度以内で走っている分には、そこまで差ははなく、逆にパワーに余裕があるターボエンジンの方が、いい実燃費を示す場合もあります。一般道に関しても、急加速や、ベタ踏みなどしない限り、NAエンジンとターボエンジンとの差はそれほどないようです。

今回のモデルチェンジで、NAエンジンとターボエンジンとの燃費の差を小さくしたのも、すごいことだと思います。ガソリン代に関しても、普通に大人しく走っている分には、ターボエンジンを選ぶことをやめようとは思わない差だと思います。

パワーとトルクの違いは?

NAエンジンとターボエンジンで一番の違いというなら、それは燃費でもなく、パワーとトルクですね。NAエンジンの場合、最大出力58psで最大トルクは6.6kgf-m、ターボエンジンの場合、最大出力は64psで最大トルクは10.6kgf-m。パワーの差もさることながら、比較するとトルクの数値がかなり違いますね。

10.6kgf-mと言えば、1000ccの車に相当するトルクになりますので、ターボエンジンの場合、発進や加速、坂道などで、かなり余裕があるエンジンだと言えます。

NAエンジンだとかなりアクセルを踏み込まなければならないシチュエーションでも、ターボエンジンの場合、そこまでアクセルを踏み込む必要はないので、運転とアクセル操作にかなりの余裕が出てきますね。

実車で確認!やはりターボの走行性能は高い!

NAエンジンとターボエンジンを比較すると、ターボの走行性能の高さがはっきりとわかります。ターボエンジンが役に立つと実感できるシチュエーションは色々あります。

高速道路や、追い越し、坂道、加速などです。高速道路での追い越しなどでも、パワフルに加速するので、NAエンジンと比べて、ストレスを感じることは少ないでしょう。

交通をリードすることも可能です。上りの坂道などでも、そこまでアクセルを踏み込むことなく、ぐいぐい上っていくことも可能です。もちろん、追い越しや加速を多用すれば、それなりに燃費は落ちますが、それでも絶対的な燃費は悪くないので、そこまで気にすることはなさそうです。

ターボエンジンは、高速道路や追い越し、坂道などで、パワフルさを実感できるだけでなく、追い越しや、加速時に、NAエンジンと比べて、エンジンがそこまでうならなく、うるさくないという利点もあります。

一般道を走ることがメインで、高速道路などめったに乗らない場合、NAエンジンのモデルで十分だと思います。たまに高速道路を短距離で走る際にも、追い越しなどを頻繁にかけないのであれば、NAエンジンで十分間に合います。

高速道路を多用したり、高速で長距離移動する機会が多い方の場合ですと、間違いなく、ターボエンジンモデルをお薦めします。パワーの余裕だけでなく、アクセルペダルに対する右足の動きが、NAエンジンより少なくすみ、体力的な疲れに関しても、軽減できます。

アクセルを踏み込むことが少なく済むということは、エンジン音も大きくなりにくいので、うるさいなあ、と思うことも少なく済むと思います。それ以外にも、あまり褒められた行為ではないですが、とにかく交通をリードしたい、加速が大事。という方にもターボエンジンはお薦めです。

しかし、ターボエンジンでパワーがあるといっても、ブレーキなどはそこまで強化されてはいないと思いますので、急加速や、急発進の後に、急ブレーキとならないような運転の仕方が大事です。加速のためのターボではなく、余裕のためのターボ。そう思えば、運転者にも余裕が生まれますね。

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