【雪も走れる夏タイヤ】ミシュランの最新オールシーズンタイヤ”MICHELIN CROSSCLIMATE2(ミシュラン クロスクライメートツー)”の特徴・性能を紹介

ミシュラン オールシーズンタイヤ ミシュラン クロスクライメート2

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ミシュランから2021年に新たに発売されたオールシーズンタイヤ「MICHELIN CROSSCLIMATE2(ミシュラン クロスクライメートツー)」について、ミシュランのマーケティング部ブランド戦略マネージャーである黒谷さんに、特徴や性能についてお話を伺ってきました。オールシーズンタイヤを装着した車の乗り心地は?1年間しっかり性能を発揮してくれるの?など、素朴な質問にも答えていただきました。(取材日:2021年11月16日)
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ミシュランのオールシーズンタイヤ”CROSSCLIMATE(クロスクライメート)”シリーズ
MICHELIN CROSSCLIMATE2(ミシュラン クロスクライメートツー)の主な特徴
MICHELIN CROSSCLIMATE2(ミシュラン クロスクライメートツー)のサイズラインアップと価格帯
MICHELIN CROSSCLIMATE2(ミシュラン クロスクライメートツー)
どうして夏タイヤを基調としてオールシーズンタイヤを開発したのか?
「雪も走れる」はどんな路面状況まで対応している?
1年を通してトータルパフォーマンスを叶えるミシュランのオールシーズンタイヤ”MICHELIN CROSSCLIMATE2”の走り心地を体感しよう!
MICHELIN CROSSCLIMATE2(ミシュラン クロスクライメートツー)を実際に装着して走行するシーンを見ることができる!?

ミシュランのオールシーズンタイヤ”CROSSCLIMATE(クロスクライメート)”シリーズ

ユーザーニーズに応え続けてきたミシュランが展開する全天候型タイヤ、CROSSCLIMATE(クロスクライメート)シリーズは、「雪も走れる夏タイヤ」というコンセプトで販売されています。
オールシーズンタイヤはその名の通り、どんな季節の路面でも安全に走行できるように設計されたタイヤで、ミシュランでは夏タイヤを基調としたオールシーズンタイヤを展開しています。
そんなミシュランから2021年10月新たに発売された「MICHELIN CROSSCLIMATE2(ミシュラン クロスクライメートツー)」について、その特徴を伺ってきました。

MICHELIN CROSSCLIMATE2(ミシュラン クロスクライメートツー)の主な特徴

夏タイヤとして求められる、ハンドリング性能・ウェット性能・ドライ性能を高い次元でバランス良く備えつつ、雪上路面でも安全に走行できる設計となっています。
近年の気候変動に伴い、路面の状態も様々に変化することが考えられる中、突然の大雨や降雪が起こった場合でも安全な運転のサポートをしてくれるタイヤです。

V字トレッドパターンと高い静粛性

優れた夏タイヤ性能に加えて雪道での安全な走行に貢献している一つとして、V字のトレッドパターンが挙げられます。従来に比べて大きく切れ込みが入った新しいトレッドパターンは、排水・排雪性能に大きく貢献しています。
ミシュランが目指すトータルパフォーマンスを実現するのに一番リーズナブルなパターンが、まさにこのV字の形をしたトレッドパターンで、タイヤの中心から放射線状に伸びる溝がウェット路面でも、雪上路面でも効率よく排水・排雪を行ってくれます。
そのような高いパフォーマンスが期待される中で、昔のスポーツタイヤでも採用されていたV字のパターンは、走行中のノイズが気になるのではないかという懸念の声があったそうです。
しかし、実際に接地するときのパターン形状が足をかかとから着地させるときと同じ接地の仕組みになっていること、また、サイズの異なるブロックを組み合わせた”バリアブルピッチパターン”を搭載して音の周波数が相殺しあうことで、人の耳に届くノイズが低減される仕組みとなっています。
実際にCROSSCLIMATE2を装着した車を試乗したユーザーからも、運転中のノイズが気にならないという声が多く寄せられています。

「Performance made to last」最後まで続く安全性能

特にオールシーズンタイヤは長い期間履き続けるため、タイヤの性能が初期段階だけではなく、交換時期に達するまでしっかり担保されてほしいと多くの人が感じていると思います。
CROSSCLIMATE2はそういった”性能の長持ち”という点でも大きな特徴を持っています。”Pエッジ”と呼ばれる、新品時には表に出ていなかった溝が摩耗時に現れることで、経年時でもエッジ効果を発揮効率的な排水・排雪を促してくれます。
この摩耗時でも長く続く安心感を担保したいという考え方の根本には、ミシュラン独自のPerformance made to lastという考え方があります。タイヤは車につけている以上はずっと使い続ける製品であるため、ドライバーが意識していないところからもタイヤが消費者の安全をサポートしていくべきだとミシュランは考えているのです。
見えないところからのサポート”が実感できるタイヤは、ユーザーニーズに応え続けてきたミシュランならではの発想だと感じました。
また、摩耗の状態を知らせてくれるトレッドウェアサインをタイヤ表面に採用したことで、ユーザーが自分でタイヤの状態を確認することができるようになっています。スリップサインに対して摩耗度が25%、50%、75%の3段階でわかるような仕組みになっていて、各々の使用頻度に合わせた交換目安を知ることができるためとても便利です。
そして、「Performance made to last」には環境性能の意味合いも含まれています。本来であれば季節ごとに履き替えを行う必要があるところを、自動車1台あたりを通年4本でまかなえるのは、オールシーズンタイヤの強みと言えるでしょう。
つまり、通常8本タイヤの購入に費用がかかってしまうところを、その半分で済むため経済的にも消費物であるタイヤの廃棄量削減にもつながっているのです。
(※ スタッドレスタイヤへの履き替えの必要性は自動車を使用する消費者一人ひとりの使用環境によって異なります。)

MICHELIN CROSSCLIMATE2(ミシュラン クロスクライメートツー)のサイズラインアップと価格帯

MICHELIN CROSSCLIMATE2(ミシュラン クロスクライメートツー)は、15インチから20インチまでの全65サイズを展開しています。
価格帯は17インチを例にすると、1本約1万5千円〜3万円となっています。(CarMe編集部調べ)年間通して使用するのに4本購入すると考えても、約6万円〜12万円で揃えることができる計算になります。
また、タイヤはサイズが大きいものほど値段も高くなるため、インチが一番小さい15インチの価格帯は、1本で約9千円〜1万3千円、一番大きい20インチだと1本約4万2千円程度で販売されているようです。(CarMe編集部調べ)

もちろんサイトや販売店によって価格は異なり、工賃や諸経費などもかかるため、販売しているお店に直接問い合わせることでより詳しい価格を知ることができます。ミシュランのオールシーズンタイヤを取り扱っている近くの店舗については、ミシュラン公式ホームページから探すことが可能です。(※ タイヤの販売価格について、メーカー(ミシュラン)ではオープン価格としています。)

MICHELIN CROSSCLIMATE2(ミシュラン クロスクライメートツー)

ミシュラン(Michelin)

MICHELIN(ミシュラン) CROSSCLIMATE 2 215/60R16 99V XL 新品4本

67,600円〜(税込)

サマータイヤに雪道の性能をプラスしたオールシーズンタイヤ

夏タイヤの性能であるウェット、ドライ路面での走破性もさることながら、雪上でも安全な走行をサポートしてくれるオールシーズンタイヤです。
ウェット路面でのブレーキング性能は従来よりも約6%、ドライ路面では約5%短く止まるようになりました。また、雪上路面でのブレーキング性能も従来から約7%向上しており、まさにトータルパフォーマンスを叶えたオールシーズンタイヤと言えるでしょう。

進化した新Vシェイプトレッドパターンを採用している他、様々な気温・路面状況に対応できるサーマル・アダプティブ・コンパウンドに加えて、ブロックの倒れ込みを防止・抑制してくれる機能も搭載されたことで、より安全性が担保されたオールシーズンタイヤとなっています。

メーカー
MICHELIN(ミシュラン)
サイズ
215/60R16 99V XL
セット内容
4本

どうして夏タイヤを基調としてオールシーズンタイヤを開発したのか?

ミシュランのスタッドレスタイヤ「MICHELIN X-ICE SNOW(ミシュラン エックスアイス スノー)」の記事でも取り上げた、ユーザーニーズに応えることで真のタイヤの価値を提供し続けてきた信念が、このオールシーズンタイヤの開発にも活かされています。
オールシーズンタイヤを開発する前に、消費者に向けて「タイヤの性能で一番何を求めますか?」という内容のミシュラン独自のアンケートを実施したところ、1番多かったのが「非積雪路面での走行性能」で、2番目に「冬道での安全性」、3番目に「(性能の)長持ち」という結果になりました。
このアンケート結果を受けて、夏タイヤの性能を持つタイヤで雪道も走れると良いという消費者の意見を吸い上げ、ミシュランのオールシーズンタイヤは開発されたのです。

「雪も走れる」はどんな路面状況まで対応している?

夏タイヤを基調としたMICHELIN CROSSCLIMATE2(ミシュラン クロスクライメートツー)ですが、雪上での性能もかなり高い性能を持っています。そのため、急な雪が降った場合の走行は安全性を担保してくれると言えるでしょう。
とはいえ、どんな路面状況でも走れるのかというとそうではありません。雪が降るときは、シャーベット、圧雪、深雪と路面状況も様々です。その中でも、特に凍結路面が多く入る場所、もしくは凍結路面を走ることがすでに想定されている場合はスタッドレスタイヤの装着をミシュランも推奨しています。

このように、使用する環境・状況によってどんなタイヤを使うのがベストなのかが変わってくるため、まだまだオールシーズンタイヤの性能が浸透していない日本では、現状一人でオールシーズンタイヤを購入するのが難しいと考えられます。
今回の記事でも取り上げた内容を参考にしつつ、タイヤを販売している小売店・販売店のスタッフに聞いたり、メーカーが発信している情報を参考に、車を使用する環境に合ったタイヤを購入・装着することをおすすめします。

1年を通してトータルパフォーマンスを叶えるミシュランのオールシーズンタイヤ”MICHELIN CROSSCLIMATE2”の走り心地を体感しよう!

ミシュランのオールシーズンタイヤは、タイヤを交換するまで安全な走行をサポートしたいというミシュランの考えと、夏タイヤの性能で雪道でも安全に走行したいという消費者のニーズをしっかりと反映させた商品となっています。
オールシーズンタイヤで走行する際の安全性に不安を抱える人も、一度ミシュランのオールシーズンタイヤの走り心地を体感してみてはいかがでしょうか。

MICHELIN CROSSCLIMATE2(ミシュラン クロスクライメートツー)を実際に装着して走行するシーンを見ることができる!?

「雪も走れる夏タイヤ」のコンセプトを体現したオールシーズンタイヤ「MICHELIN CROSSCLIMATE2(クロスクライメートツー)」のインプレッション動画が、ミシュランタイヤ公式YouTubeチャンネルにアップされています。
こちらからも是非チェックしてみてください!

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