【自動車評論家が本気で厳選】新生児から使えるチャイルドシート人気おすすめ3選!

チャイルドシート

生まれたばかりの我が子にお乳をあげるのが、母親として最初にできる“我が子の命を守る行動”だとするならば、父親にできるのは産院から我が子を連れて帰る時に、命を乗せるチャイルドシートに最善な製品を選ぶことではないかと考えます。それくらい、チャイルドシート選びは親としての重大な責任を伴うものではないでしょうか。

そこで、今回はチャイルドシートの取材や勉強会を通じて得た情報や、実際に自分の子供や姪・甥に使った経験をもとに、本当に良いと思ったチャイルドシートを3つご紹介します。初めてチャイルドシートを購入する方や買い替えを検討している方は、ぜひチャイルドシート選びの参考にしてみてください。

文・まるも 亜希子

Chapter
チャイルドシートの重要性とは?
【自動車評論家】まるも 亜希子さんが選ぶ!新生児から使えるチャイルドシート人気おすすめ3選
1.「Child Guard」タカタ04-ifix
2.「Combi」クルムーヴ スマート ISOFIX エッグショック
3.「LEAMAN」カイナ Vinte

チャイルドシートの重要性とは?

チャイルドシートを単なるベビー用品の1つという感覚で、安易にお下がりや中古品、極端に値段の安い製品を使うのはお勧めできません。大人にとってのシートベルトと同様、いざという時には命に関わる重要な「安全用品」だという意識を持って選ぶことが、大切な第一歩だと思います。

例えば、自分が災害などで絶体絶命のピンチに陥り、ビルの上から縄を伝って下に降りなければならないという時に、100円で売っている新品の縄と、1万円で売っている新品の縄と、使い古しでボロボロの縄があったら、どの縄を選んで降りますか?
おそらく多くの人が、1万円の縄をつかむのではないでしょうか。もちろん、100円の縄でも無事に降りられる可能性はありますが、万が一、途中で切れてしまい「やっぱり1万円の縄にしておけばよかった」と後悔してももう遅いのです。

チャイルドシートも同じで、適当に選んだ製品でも問題なく使えるかもしれませんが、何かあった時に「これじゃダメだった」と後悔しないために、信頼性が高く、納得できるものを選び、適正な使用方法で使うことが大事なのではないでしょうか。

そこで、今回は、チャイルドシートの取材や勉強会を通じて得た情報や、実際に自分の子供や姪・甥に使った経験をもとに、本当に良いと思ったチャイルドシートを3つご紹介したいと思います。また、チャイルドシート選びの際に必ずチェックして欲しい指針として、「チャイルドシートアセスメント」があります。これは国土交通省と第三者機関が行う安全性能評価で、市販のチャイルドシートの前面衝突試験と使用性についての評価試験を行いその結果を公開しているものです。新製品だけでなく、過去にさかのぼって誰でも見ることができるので、購入前にはぜひチェックして欲しいと思います。

【自動車評論家】まるも 亜希子さんが選ぶ!新生児から使えるチャイルドシート人気おすすめ3選

1.「Child Guard」タカタ04-ifix

Child Guard(チャイルドガード) Child Guard(チャイルドガード) ISOFIX固定 04アイフィックス ブラック/ルージュ 日本製 0か月~ TKIFX005

44,000円〜(税込)

新生児〜4歳頃まで長く使える!本体がコンパクトでシンプルな設計

1つ目のおすすめは、自分の子供にも新生児から4歳まで使っていました「Child Guard タカタ04-ifix」です。残念ながらエアバッグの一件で、タカタという名前に悪いイメージを持たれている人もいるかもしれませんが、自社でテスト施設を持ち、独自の衝突試験など厳しい要件を設けたチャイルドシート作りをしてきた歴史には、やはり一目置くものがあります。
その技術を継承したのがChild Guardで、名前にも「ベビー用品ではなく、チャイルドガード」なのだという思いが込められています。

ベルト固定ではなく、ミスユースを防止するための国際規格である「ISO-FIX」を採用しているのも重要なポイント。新生児〜4歳頃までと長く使え、その割には本体がコンパクトでシンプルな設計なので、コンパクトカーなど狭いクルマにも設置しやすくなっています

母親目線では、子供が暴れるのを抑えながら、毎回肩ベルトを装着するのが大変です。なかなかカチッとハマらないとイヤになってしまうのですが、「Child Guard タカタ04-ifix」は肩ベルトの先端金具にマグネットが仕込んであり、片方に近づけるだけでピタリとくっつき、自立するバックルにするりと差し込めるので大助かり。ベルトを外すときも片手で簡単にできるので、乗り降りのストレスが軽減されます

前面衝突試験だけでなく、側面衝突試験もクリアしている製品ならではの、特殊な衝撃吸収材が埋め込まれた本体など、随所に「安全用品」としての考え方が貫かれているのも信頼できる要因です。

メーカー
Joyson Safety Systems Japan
ブランド
Child Guard(チャイルドガード)
モデル名
TKIFX005
商品の重量
11.1 kg

2.「Combi」クルムーヴ スマート ISOFIX エッグショック

コンビ Combi(コンビ) ISOFIX固定 チャイルドシート 新生児から4歳頃まで クルムーヴ スマート ISOFIX エッグショック JN-570 ダークグレー 指一本で360°ターン コンパクトで場所を取らない

51,400円〜(税込)

安全の中に「使いやすさ」と「心地よさ」

2つ目のおすすめは、「Combi クルムーヴ スマート ISOFIX エッグショック」です。商品名の通り、本体がクルリと360度回転することによって、ドア開口部に正面を向けることができ、乗り降りのお世話がラクになることが大きな特徴です。

これまで、そうした360度回転タイプのチャイルドシートは、大きな衝撃を受けると根本からボキッと折れることがあるといった事故報告があり、私はあまりオススメしていませんでした。ところがこの製品はISOFIXの回転タイプのチャイルドシートとして初めて、平成26年度のチャイルドシートアセスメントで最高評価を獲得。とくに、弱点だった幼児を乗せた時の衝突試験でも最高評価となりました。

新生児から4歳頃まで長く使えることと、赤ちゃんの繊細な頭部をわずかな衝撃からも守る「エッグショック」と呼ばれるクッション、身体にやさしくフィットする幅広の肩ベルトなど、安全用品としての機能と快適性を両立していることに感心します

また母親目線では、体温が高く汗っかきの赤ちゃんに直射日光を当てたくないため、必死にシェードなどでガードしたくなるのですが、この製品にははじめから備え付けの「スリープシェル」と呼ばれる折り畳み式のキャノピーがついているのも便利。そしてドライブ中は渋滞など様々な事情でおむつ交換が間に合わず、ウ○チがはみ出してしまった!なんて失敗も一度や二度ではないので、シートを全て洗濯機で丸洗いできるのもありがたいところです。

メーカー
コンビ
ブランド
コンビ
商品の重量
12.1 kg

3.「LEAMAN」カイナ Vinte

リーマン リーマンチャイルドシート 0歳から7歳 カイナVinte アンティベージュ

10,400円〜(税込)

新生児から7歳頃まで義務期間を1台でカバー!

3つ目のおすすめは、「LEAMAN カイナVinte」です。中古車などで愛車がISO-FIXに対応しておらず、どうしてもベルト固定の製品を使う必要がある人に選んで欲しいチャイルドシートです。安全を最優先した結果、無駄を削ぎ落としたシンプルな形状となったという本体は、5.3kgという軽さとコンパクトな大きさで、軽自動車やコンパクトカーにも設置しやすく、2〜3台のクルマで共用する場合にも持ち運びしやすくて便利です。

また新生児〜7歳頃までと、チャイルドシート着用義務期間をこれ1つでカバーできるのも大きな特徴。これといって豪華な装備はありませんが、赤ちゃんが舐めても大丈夫なのように、厳しい毒性試験をクリアした生地をシートに使うなど、機能性の高さを徹底しているところが信頼できる由縁です。ただくれぐれも、メーカーHPなどで適合車両を確認の上、しっかりと正しく装着して使用してください

メーカー
リーマン
ブランド
リーマン
梱包サイズ
51x41x62cm
商品の重量
5.3 kg

見た目も機能も価格もさまざまに揃っているチャイルドシートなので、その中から1つを選び出すのは難しいかもしれませんが、少しでも皆さんの参考になれば幸いに思います。

まるも 亜希子|まるも あきこ

カーライフ・ジャーナリスト

映画声優、自動車雑誌編集者を経て、2003年に独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、安全運転インストラクターなども務める。海外モーターショー、ドライブ取材も多数。2004年、2005年にはサハラ砂漠ラリー(通称:ガゼルラリー)に参戦し、完走。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。
女性パワーでクルマ社会を元気にする「ピンク・ホイール・プロジェクト」、ジャーナリストによるレーシングチーム「TOKYO NEXT SPEED」代表。近年はYouTubeチャンネル等で、ゆるく楽しいカーライフ情報を発信中。

まるも 亜希子