【ミシュランに聞いた】冬のトータルパフォーマンスを叶えるスタッドレスタイヤ”MICHELIN X-ICE SNOW(ミシュラン エックスアイス スノー)”の性能と特徴

ミシュランタイヤ 宣材写真 黒谷さん

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ミシュランのマーケティング部ブランド戦略マネージャーである黒谷さんに、スタッドレスタイヤの最新モデルである「X-ICE SNOW(エックスアイス スノー)」について、特徴や性能を伺ってみました。
ライセンス事業やガイドブック作成など幅広く事業展開を行うミシュランは、主にタイヤ市場での事業展開が大きく、日本だけでなく世界の各拠点で開発・販売を行っています。
そんなミシュランの歴史や強みについてもご紹介いたします。(取材日:2021年9月27日)
Chapter
日本のミシュランの歴史
当たり前だけど一番難しい…”ユーザーニーズに応える”を実直に続けてきたミシュラン
ミシュランのスタッドレスタイヤ”X-ICE(エックスアイス)”シリーズの特徴・強み
ミシュランのスタッドレスタイヤの価格帯と販売店
1.【冬のトータルパフォーマンスをサポート】MICHELIN X-ICE SNOW(ミシュラン エックスアイス スノー)
2.【SUV専用のスタッドレスタイヤ】MICHELIN X-ICE SNOW SUV(ミシュラン エックスアイス スノー SUV)
3.【商用車用スタッドレスタイヤ】MICHELIN Agilis X-ICE(ミシュラン アジリス エックスアイス)
ミシュランのスタッドレスタイヤで長く続く安全性を体感しよう!

日本のミシュランの歴史

ミシュランが日本でのタイヤ販売事業を開始したのが1964年です。
最初にミシュランのタイヤ製品が使用されたのが、浜松町・羽田空港間に新設されたモノレールで、ミシュランスチールラジアル“X”タイヤが採用されました。
1975年に日本ミシュランタイヤ株式会社を設立。1991年には、日本とアジア市場向けにタイヤの研究・開発とテストを行うR&Dセンターとして、ミシュランリサーチアジアを設立しました。
2011年1月より、日本ミシュランタイヤ株式会社とミシュランリサーチアジア株式会社は合併し、現在は日本ミシュランタイヤ株式会社1社体制となっています。

日本のミシュランはタイヤ事業として、市販や直需市場向け製品の輸入、販売、マーケティング、サービスなどを行っています。
また、その他の事業として「ミシュランガイド」で知られているガイドブック制作・発行や、2000年からスタートした雑貨・コレクショングッズを扱うライセンス事業があります。

当たり前だけど一番難しい…”ユーザーニーズに応える”を実直に続けてきたミシュラン

常にユーザーニーズを第一に事業を展開してきた、ミシュランのニーズ調査は様々な観点・手法で行われています。また、消費者だけでなく、現場で実際に営業している社員がディーラーや販売店の意見を聞き、その内容も開発に活かしているのです。
この調査は日本だけにとどまらず、タイヤを販売している各国で行われ、数ある意見をどのように製品へ活かすかを考えています。

そして、製品を世に送り出すだけでなく、販売したタイヤがどのように使われているのか、廃棄時の状態はどうなっているのかを、現地のフィールドエンジニアが調査、技術的に検証してフィードバックしています。
1980年代からスタッドレスタイヤを作り続けているミシュランは、市場に多くのタイヤを送り出しているため、膨大なデータが貯まり、次の製品開発に活かされているのです。
地道な努力を積み重ね、日々アップデートしているメーカーだと感じますね。
他にも、ユーザーニーズに応える姿勢の一例として、コンパウンドの開発が挙げられます。
ミシュランにはゴムのコンパウンドを調査・開発する専門家が在籍しており、スタッドレスタイヤだけでなく、夏タイヤやレース用タイヤ含め、全てのコンパウンドについて検討・開発を行っています。

しかし、ユーザーニーズがなければ、イノベーションとは言えないというのがミシュランの考えで、専門家によっていかに革新的なコンパウンドが開発されて、数字上の性能(スペック)が大幅に向上したとしても、ユーザーニーズに適していない場合は、そのタイヤが市場に出回ることはありません。
ミシュランが考えるイノベーション・技術力とはユーザーニーズに応えて初めて認められるものであり、常にユーザーを中心に考え、応え続けるを実直に続けてきたことが取材を通じて伝わりました。

ミシュランのスタッドレスタイヤ”X-ICE(エックスアイス)”シリーズの特徴・強み

ミシュランのスタッドレスタイヤのブランドである「X-ICEエックスアイス)」シリーズは、以前から冬のトータルパフォーマンスを可能としており、各性能のバランスを保ちながら進化を続けています。どこかの性能に特化している、あるいはどこかの性能が落ちることがないように毎バージョンごとに開発を行っています。
日本の消費者はアイス性能を注視する傾向がありますが、玄関から出発して、通勤や遊びに行くときに全てスケートリンクみたいな道があることは無いため、様々な冬道に対応する、バランスの取れたスタッドレスタイヤの開発を目指しているのです。
もちろん、毎バージョンごとに氷上性能は進化させていて、かつ雪や非積雪路面でのパフォーマンスに対しても妥協しません。
乗用車用スタッドレスタイヤの最新モデルである「MICHELIN X-ICE SNOWミシュラン エックスアイス スノー)」は、両立させることが難しい、雪とアイスの性能をどちらも向上させています。
この最新モデルの開発でも、ミシュランはこれまでと同様に、突出した構造を取り入れたわけではありません。
例えば、アイス性能に振り切った構造で、徐々に雪上の性能をプラスしてテストしたり、コンパウンドは一緒でパターンの違いで試してみたりと、地道な試行錯誤を繰り返しています。
そういったトライアンドエラーの中で、摩耗後もゴム表面の凹凸が再生される作りの新しいEverWinterGripコンパウンドを開発、トレッドパターンでは中央の主溝をなくすことで落ちる排水性を高めるために、他の溝の比率を増やすといった仕組み・構造を考えだしたのです。
地道な開発がX-ICE SNOWの完成に結びついていています。

ミシュランのスタッドレスタイヤの価格帯と販売店

スタッドレスタイヤの最新モデル「MICHELIN X-ICE SNOW(ミシュラン エックスアイス スノー)」は、13インチから20インチまで対応しており、16インチのタイヤを例にすると価格帯が約1万5千円〜2万2千円となっています。(CarMe編集部調べ)
16インチのタイヤを4本購入すると考えると、約6万円〜9万円で揃えることができる計算になります。
タイヤはサイズが大きいものほど値段も高くなるため、インチが一番小さい13インチの価格帯は、1本約7千円〜8千円、一番大きい20インチだと1本約4万5千円〜5万円程度で販売されているようです。(CarMe編集部調べ)
また、タイヤは購入時の価格だけでなく、交換工賃や外した夏タイヤの保管費用等も必要となるため、タイヤを購入・交換してもらうお店の担当者に詳しい見積もりを聞くことをおすすめします。

もちろんサイトや販売店によって価格は異なるため、販売しているお店に直接問い合わせることでより詳しい価格を知ることができます。
ミシュランのスタッドレスタイヤを取り扱っている近くの店舗については、ミシュラン公式ホームページから探すことが可能です。
(※ タイヤの販売価格について、メーカー(ミシュラン)ではオープン価格としています。)

1.【冬のトータルパフォーマンスをサポート】MICHELIN X-ICE SNOW(ミシュラン エックスアイス スノー)

ミシュラン(Michelin)

MICHELIN(ミシュラン) スタッドレスタイヤ X-ICE SNOW(エックスアイス スノー) 205/55R16 94H 新品1本

19,900円〜(税込)

最新モデルの乗用車用スタッドレスタイヤ

乗用車用スタッドレスタイヤとしては最新モデルとなっている、「MICHELIN X-ICE SNOW(ミシュラン エックスアイス スノー)」。その特徴の一つとして、タイヤの寿命と初期性能が長く続く、高いライフ性能を持ち合わせている点があります。
バランスのとれた性能を使用初期だけ発揮するのではなく、次の履き替えまで続くように摩耗後もパターンの顔つきがあまり変わらない、安全性の高い設計が施されています。

また、雪の性能も従来品から4%向上させています。
もちろん、氷上のブレーキング性能も同時に9%向上させており、消費者の実生活に即した雪上でも氷上でも”止まる”を実感できるタイヤとして、安全性を担保した商品となっています。
降雪エリアも非降雪エリアも、高いパフォーマンスを色んなシーンで発揮することができる、安全性を考えたスタッドレスタイヤです。

メーカー
ミシュラン(Michelin)
商品モデル番号
4985009757215

2.【SUV専用のスタッドレスタイヤ】MICHELIN X-ICE SNOW SUV(ミシュラン エックスアイス スノー SUV)

ミシュラン(Michelin)

MICHELIN(ミシュラン) スタッドレスタイヤ X-ICE SNOW SUV(エックスアイス スノー) 225/65R17 106T 1本

18,870円〜(税込)

高荷重なSUV専用向けのスタッドレスタイヤ

「MICHELIN X-ICE SNOW SUV(ミシュラン エックスアイス スノー SUV)」は乗用車用スタッドレスタイヤのX-ICE SNOWと基本的な性能は同じで、バランスの取れた安全性の高いSUV専用のスタッドレスタイヤです。
SUV向けということを考えて、高荷重に対応しているのはもちろんのこと、コンパクト系のSUVから大型のSUVまで、幅広くサイズを展開しています。

昨今のSUVブームで、日本でも幅広いサイズのSUV車種が展開されており、そういったユーザーニーズにも応えられるように、X-ICE SNOWとX-ICE SNOW SUVでサイズ展開がかぶっている部分もあるそうです。
SUVをお持ちの方は是非X-ICE SNOW SUVを試してみてください。

メーカー
ミシュラン(Michelin)
商品モデル番号
4985009758069
商品の重量
12.4 kg
リム経
17インチ

3.【商用車用スタッドレスタイヤ】MICHELIN Agilis X-ICE(ミシュラン アジリス エックスアイス)

ミシュラン(Michelin)

MICHELIN(ミシュラン)スタッドレスタイヤ Agilis X-ICE 195/80R15LT107/105R 707020

14,470円〜(税込)

商用車用のスタッドレスタイヤ

商用車用のスタッドレスタイヤである「MICHELIN Agilis X-ICE(ミシュラン アジリス エックスアイス)」は、キャラバン、ハイエースなどに対応した、大型の商用車専用スタッドレスタイヤとなっています。
Agilis X-ICEは、スタッドレスタイヤX-ICEシリーズの雪もアイスも止まる高速度域の安定性ハンドリングの安定性と、夏タイヤAgilis(アジリス)の優れた耐久性を搭載したまさにハイブリットなスタッドレスタイヤとなっています。
商用車用のタイヤは耐久力が求められるため、夏タイヤの性能を搭載することで耐久性を補填しています。

メーカー
ミシュラン(Michelin)
モデル名
707020
サイズ
195/80R15 107R
リム経
15インチ

ミシュランのスタッドレスタイヤで長く続く安全性を体感しよう!

スタッドレスタイヤに求められている一番の性能は「安全性」です。これはスタッドレスタイヤが開発された当時から変わっていない部分と言えるでしょう。
その安全性を向上させるための考え方として、黒谷さんが取材時に話された次の言葉がとても印象に残っています。
「性能はその性能自体を満喫するためにあるのではなく、本来の目的である『安全性』を達成するためにタイヤに備わっています。」
まさに、ミシュランのスタッドレスタイヤ、X-ICE(エックスアイス)シリーズはそれを体現している製品だと感じました。
アイスでも雪でもウェットでも、乗り心地も抜群で性能バランスがとれたミシュランのスタッドレスタイヤ、X-ICEシリーズでより安全な冬の走行を体験してみてください。

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