ランタンケースの自作方法を紹介!使う材料や基本的な流れを把握しよう

夜のキャンプ風景

キャンプに欠かせないランタンは、持ち運ぶ際に壊れないようランタンケースが必要です。しかしランタン本体にケースが付属していないことが多く、購入すると意外と出費がかさんでしまいます。そこで今回は、ランタンケースを自作するメリットや自作方法などをご紹介します。

Chapter
ランタンケースを自作するメリット
ランタンケースのタイプ4つ
ランタンケースの自作で準備するもの
ランタンケースを自作する基本的な流れ9つ
自作ランタンケースの一工夫
ランタンケースを自作する際の注意点
ランタンケースの自作に役立つ便利グッズ
artec「木工ガイド」
ランタンケースを楽しく自作しよう

ランタンケースを自作するメリット

キャンプサイトを明るく照らすランタンはキャンプの必需品です。しかし、多くのランタンはケースが別売りになっていて、購入しようと思っても意外と値が張るため購入をためらわれる方も多いのではないでしょうか。

そんな時におすすめなのが、ランタンケースを自分で作ることです。ここではランタンケースを自作するメリットをご紹介します。

少ない出費で作れる

ランタンケースを自作する際には100均で買える資材やアイテムを活用することで、少ない出費で作ることができます。

ランタンケースを自作する時に必要となるのが長さのある板と蓋の取っ手、持ち運び用のストラップです。

これらの材料や必要な工具類もある程度100均で購入することができるので、市販のランタンケースを購入するよりも、少ない出費で作ることができるでしょう。

好みにアレンジできる

ランタンケースを自作する1番のメリットは、好みにアレンジできるということではないでしょうか。

ブランド物のランタンケースは素敵ですが、ここがこうだったらもっと使いやすいのに、と思ったことはありませんか。

自作であれば形や機能性も自分好みにアレンジでき、自分の思い描く使い勝手の良いランタンケースを作ることができるでしょう。

ランタンケースのタイプ4つ

ランタンケースは天面が蓋になっているものや横に扉が付いているものなど、蓋の開け方で大きく分けて4つのタイプに分けることができます。

ここではランタンケースの4つのタイプについて、それぞれの特徴を見ていきましょう。

1:天面が蓋になっているタイプの特徴

天面が蓋になっているタイプのランタンケースは蓋をカパッと開けて出し入れすることができるので、出し入れしやすくとても便利です。

上から出し入れするため、手を抜き差しするスペースを考えずにランタンサイズだけで作ることができます。手の抜き差ししペースを考慮しなくて良い分、コンパクトに作ることができるでしょう。

2:横に扉がついているタイプの特徴

横に扉が付いているタイプのランタンケースは、ランタンサイズで作ってしまうと出し入れする際に手の抜き差しができず、収納する時には手で押し込まなくてはならなくなります。

そのため、手の抜き差しできるゆとりを持って作る必要があるので、天面が蓋になっているものと比べるとサイズが少し大きくなってしまうでしょう。

しかし、横扉のランタンケースは内部を2段にしてマントルなどのメンテナンスアイテムを入れておくスペースを作るなどのカスタマイズが可能です。

3:おかもちタイプの特徴

おかもちタイプのランタンケースは前面をスライドさせて、ランタンを出し入れするタイプのものです。

こちらも横に扉がついているタイプのランタンケースと同様に、手が抜き差しできるスペースを内部に設けて作る必要があります。

また、内部を2段にしてランタン用のアイテムを入れるスペースや引き出しを作ることも可能です。

4:ガルウイングタイプの特徴

ガルウイングタイプは天面が蓋になっているタイプと同様に上からランタンを取り出すので、取り出しやすいのが特徴です。

天面が蓋になっているタイプと比べると取り出し口が大きく開くので、天面が蓋のタイプよりさらに取り出しやすいと言えるでしょう。

ランタンケースの自作で準備するもの

ここからはランタンケースを自作する際に準備するものをご紹介します。木板などの資材や取っ手などの金具だけでなく、工具も必要です。

まずは準備する必要があるものを把握してランタンケースを自作しましょう。

資材・金具

手作りのランタンケースを作る場合に必要なのは、本体を作るために必要な木板や取っ手に使う金具、ゴム脚、塗料などです。

100均でも手に入れることができるものが多いので、費用を抑えたいならまず100均をチェックしてみると良いでしょう。

必要となる工具

必要となる工具は、板を切るのこぎりや釘を打つ金づち、釘、ボンド、ペイント、巻き尺などです。

最近ではのこぎりや釘などを始め多くの工具を100均で購入することができるので、費用を最小限に抑えたい場合は材料などを購入する際に一緒に100均で揃えましょう。

ランタンケースを自作する基本的な流れ9つ

ランタンケースを自作するのに必要となる材料や工具などをご紹介しましたが、ここからは実際にランタンケースを自作する基本的な流れをご紹介していきます。

ここでご紹介するのはあくまで基本的な流れなので、ご紹介する内容を参考にアレンジを加えてオリジナルのランタンケースを作ってみて下さい。

1:全体のイメージや設計図を決める

まずは全体のイメージや設計図を決めましょう。天面が蓋になっているタイプを作るのか、横に扉が付いているタイプにするのか、おかもちタイプにするのか、ガルウイングタイプにするのか、どのタイプのランタンケースを作るのかを決めます。

作るランタンケースを決めたら、次は完成をイメージして設計図を描きましょう。

2:入れるランタンの大きさに合わせる

ランタンケースを作る時は入れるランタンの大きさに合わせて作りましょう。天面が蓋になっているタイプやガルウイングタイプのランタンケースであれば、手を抜き差しするスペースを考えなくても良いので、ランタンのサイズでランタンケースの大きさを決めます。

一方、横に扉が付いているタイプやおかもちタイプのランタンケースの場合、手を抜き差しするスペースを確保する必要があるため、ガラス管の部分の両側に1cmほどのゆとりを持って作ると良いでしょう。

3:木材をカットする

全体のイメージを決めて設計図を描いたら、それに従って木材をカットしていきます。縦長のランタンケースを作る場合に必要となるのは、側面の板4枚と蓋、底の部分、計6枚の板です。

釘を打つ面などを考慮しながらちょうど良い大きさになるよう、巻き尺などを使って長さを測って線を引き、その線の通りにのこぎりを使ってカットしていきます。

木材がカットできたら、それぞれのパーツにやすりをかけておくと良いでしょう。

4:ペイントを行う

木材を全て切り終えたらペイントをしましょう。組み立ててからペイントしようと思うと、刷毛を使っても塗料が届かない隙間ができてしまうので、組み立てる前にペイントを行います。

刷毛でペイントを塗っていくのですが、もし刷毛がない場合には雑巾にペイントを付けて塗ると、ムラなく塗ることができるのでおすすめです。

全てのパーツにペイントし終わったら、風通しの良い場所で乾かしましょう。

5:側面の組み立て作業

ペイントが乾いたら、側面の組み立て作業を行います。メインは木工用ボンドを使ってそれぞれのパーツを接着していきましょう。横に扉が付いているタイプやおかもちタイプは3枚、それ以外のタイプは4枚の板を使って側面を組み立てます。

サイズが合わない時は、やすりやのこぎりを使ってサイズを再度調整します。

接着の際に100均などで販売されている木工ガイドを使うと、より簡単に接着作業を行うことができるのでおすすめです。

木工用ボンドで接着したら、万が一ぶつけた衝撃で接着が剥がれないよう釘を打って補強しましょう。

6:底の組み立て作業

3枚または4枚の木材で側面の組み立て作業ができたら、次は底の組み立て作業を行いましょう。

側面の時と同じようにまずはボンドで接着します。もしサイズが合わない時はやすりやのこぎりを使って調節して下さい。

ボンドを使って接着したら、念のため釘を打って補強しておきましょう。

7:蓋や扉の組み立て・取り付け作業

側面と底が組み立てられたら、蓋や扉を取り付けます。天面が蓋になっているタイプで、蓋をはめ込む形で作る場合には端材を1cm単位で4つ切り、ボンドで箱の上部内側4つの角に貼り付けてから蓋を組み立てます。

横に扉が付いているタイプやガルウイングタイプなど、蝶番を取り付ける必要があるものは蝶番を取り付けましょう。

8:蓋・扉の留め具を取り付ける

蓋や扉ができたら、留め具を取り付けていきましょう。留め具も100均で販売されていることが多いです。

好みのデザインのものを購入してネジなどを使って取り付けていきましょう。全体の雰囲気に合わせて蝶番や留め具、ネジを選ぶと統一感が出て良いです。

9:持ち運び用のロープを取り付ける

最後に持ち運び用のロープを取り付けましょう。ロープはキャンプなどでも使用するパラコードが丈夫でおすすめです。

そのままロープをつけるのも良いですが、チェーンノットなど好みの編み方で編んでから取り付けてみてもおしゃれで良いでしょう。

ロープを取り付ける際は、組み立てたパーツの側面上部の左右に穴を開けて、ロープの先端を穴の中に通します。

結び目を作って余分な部分を切り取り、切り口がほつれないようにライターを使って炙りましょう。

結び目を大きくしたり、ロープの余分な部分を残すとランタンの出し入れがしづらくなるので、必要最小限にまとめるように注意して下さい。

自作ランタンケースの一工夫

ランタンケースの自作方法についてご紹介しましたが、何だか物足りないと感じたり、自作するならもう少し凝ったものが作りたいという方には自作ランタンケースに一工夫加える方法をご紹介します。

窓枠をつけておしゃれにしたり、引き出しなどの収納を付けてランタンアクセサリーを収納できるようにしたりすると、さらに愛着が湧くかもしれません。

窓枠をつけてみよう

100均でも手に入る木製の窓枠とソフトカードケースを使って、窓枠を作ってみましょう。側面の1つを窓枠に合わせて切り取り、そこへ窓枠を合わせます。

もしズレるようなら、のこぎりなどを使って修正しましょう。修正したらペイントをしておきます。

その間に窓枠の大きさに合わせてソフトカードケースを切り取りましょう。この時、仕上がりをきれいにするため各辺を5mmほど切り取ります。

窓枠の内側にボンドで貼り付け、ペイントが乾いた側面の板に窓枠をボンドで貼り付けて下さい。念のため裏側から4隅に釘を打てば出来上がりです。

引き出しや収納をつけてみよう

引き出しや収納をつけるとマントルなどランタンのメンテナンスセットを収納しておけるのでとても便利です。ランタンケースの内部を2段に分けて収納するスペースを作りましょう。

そのまま収納しても良いですし、スペースに収まる引き出しを作るとさらに取り出しやすいのでおすすめです。横に扉が付いているタイプやおかもちタイプなら比較的簡単に作ることができるでしょう。

ランタンケースを自作する際の注意点

ランタンケースの中でランタンが動いたり傾いたりすると、ランタンが破損したりオイル漏れの恐れがあります。

そのためランタンケースを自作する際には、中のランタンが動いたり傾いたりしないように工夫することが必要です。

ランタンサイズに合ったものを作ったり、台座の部分にランタンの脚が収まるくぼみを作ったり、側面にスポンジなどをつけて保護するようにしましょう。

ランタンケースの自作に役立つ便利グッズ

ここからはランタンケースの自作に役立つ便利グッズをご紹介します。のこぎりガイドや木工ガイドはランタンケースの自作だけでなく、様々なDIYで役立つので1つは持っておきたいアイテムです。

ご紹介する便利グッズを参考にして自作のランタンケースを作ってみて下さい。

三共コーポレーション「角度調整式鋸ガイド」

三共コーポレーション 三共コーポレーション H&H 角度調整式鋸ガイド HSG-10

664円〜(税込)

マグネット付きガイドで切る部分がずれない

15度の角度ごとに目盛が入っているので、15度単位の正確な角度切りができてとても便利でおすすめの角度調整式鋸ガイドです。

切る部分のガイドには2つのマグネットが付いているので、のこぎりの歯がくっついてズレることなく材料を簡単に切ることができます。

初心者が木材を直角に切るのは意外と難しいですが、こののこぎりガイドがあれば初心者でも簡単に直角に切ることができるでしょう。

メーカー
三共コーポレーション
ブランド
三共コーポレーション
モデル名
HSG-10
商品モデル番号
HSG-10

artec「木工ガイド」

アーテック(artec) アーテック 木工ガイド (2ヶ組)10mm 50304 透明

92円〜(税込)

仮組み立てが簡単にできる木工ガイド

仮組み立てが簡単にできるので、修正しなくてはいけない箇所の発見や完成後の作品を把握できます。

1人での作業が難しい箱の組み立てや、棚板の組み立て打ちも、この木工ガイドがあれば簡単に行うことができるのでおすすめです。

透明材料を使ってできているので、使用しながらけがき線を確認することができ、作業の精度も上がります。

手頃な価格なので、1つ持っておくと良いでしょう。

メーカー
アーテック(artec)
ブランド
アーテック(artec)
モデル名
50304
商品モデル番号
50304

ランタンケースを楽しく自作しよう

ランタンケースの自作方法などをご紹介して参りましたがいかがでしたでしょうか。簡単なものだと、それほど難しい手順もなく気軽に取り組むことができます。

材料なども100均で手に入るものが多いので、まずは試しに1つ作ってみてはいかがでしょう。作っているうちに、引き出しが付いているものなど、さらに凝った造りのランタンケースが作りたくなってしまうかもしれません。

DIYの魅力は自分好みの見た目や機能性を備えたアイテムを作れるということです。ご紹介した内容を参考に、是非ランタンケースを楽しく自作してみて下さい。

オリジナリティのあるランタンケースにきっと愛着が湧くでしょう。