冬キャンプの寒さ対策7選|服装の選び方やテント内を暖かくする方法

冬の雪山

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冬キャンプも夏に負けないくらいの魅力がありますが、車やテントの中まで寒いから苦手だという方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では、冬キャンプの魅力や、寒さ対策について紹介しています。冬キャンプに興味がある方は、ぜひ読んでみてください。
Chapter
冬キャンプの寒さ対策7選
おすすめのコット
VENTLAX 2WAY アジャスタブル コット
冬キャンプの寒さ対策をする時の注意点5選
寒さ対策の準備をして冬キャンプをしよう

冬キャンプの寒さ対策7選

冬キャンプは夏に負けないくらいの魅力が沢山ありますが、寒いのが苦手という方もいるでしょう。

真冬の北海道のような雪が降り積もるところでの冬のキャンプなど、極寒の地であっても寒さをできるだけ緩和して冬キャンプを楽しむための寒さ対策を7つに分けて紹介します。

どの寒さ対策もとても役に立つため、ぜひ参考にしてみてください。

1:暖かい服装をする

寒い時期のキャンプでは、暖かい服装をすることが重要になってきます。

基本の衣服の寒さ対策は、肌着などのベースレイヤー、身体を保温するためのミドルレイヤー、ジャケットなどのアウターレイヤーの3つで構成されるレイヤリングをしっかりすることが大事です。

このレイヤリングをしっかりすることで外にいる時も、あまり寒さを感じずに過ごすことができます。

アウターの選び方

やはりアウターで一番のお勧めは、保温性が非常に高いダウンジャケットです。

ダウンとは、羽根軸をもたない羽根のことで、ふわっとした羽根が空気をたっぷり蓄え空気層をつくります。保温に優れているため、極寒の冬であっても暖かく過ごすことができます。

しかし、水に弱いため、洗濯する時は油を落としすぎない専用洗剤を使って洗濯することをお勧めします。

インナーの選び方

しっかりと汗を吸収する厚手生地のウールのインナーがお勧めです。汗を吸収してくれることで、作業などをして体を動かした後も汗でべたつく感じがしません。

下半身にも厚手のウールのタイツを履くとより温かいです。下半身からも体は冷え込むため、下半身の下着を工夫するのも寒さ対策に有効です。

パンツの選び方

まずインナータイツの上にフリースのパンツを履き、その上にさらにレインパンツを履けば、フリースのパンツでの保温と、雨が降ったりしてもレインパンツで濡れたりしません。

寒さ対策ためのパンツとしてはフリースのパンツとレインパンツを重ね着することをお勧めします。

靴の選び方

しっかりとした作りの防寒ブーツで、地面の状態が悪くても滑らない靴底になっているものを選ぶとよいでしょう。

また、ブーツの足首の部分の内側がボワになっているものも、雪の上を歩く場合に雪がブーツの中に入りづらく、足元が温かく感じるでしょう。

帽子の選び方

保温性と吸湿性に優れているのが、ニット帽でビーニーとも呼びます。ニット帽は保温性や吸湿性が優れているため、汗をかいてもすぐに蒸れを放出してくれます。

もちろん、耳当て付きの厚手のキャップやハットタイプのものもあるため、自分に合ったものを選ぶとよいでしょう。キャップであれば、吹雪のため外で作業する場合などに、つばが視界を確保してくれます。

手袋とマフラー

手袋には、基本的に親指と他の4本の指で2つに分かれたタイプと通常の5本の指の手袋の2種類のタイプに分かれます。

最近では、2way仕様の手袋も出てきて人気があります。2way仕様の手袋だと、細かい作業をする時と手を温めたい時で切り替えることができます。

首元を冷やさないためにもマフラーは、冬キャンプでのマストアイテムです。ニット素材のものや、フリース素材のネックウォーマーがお勧めです。

靴下の履き方

靴下は、足元の寒さ対策としてとても重要で、アウトドアソックスの二枚履きや、厚手のウールソックスを履くと足元が温まります。

防寒ブーツを履いていても、長時間外で作業したりしているとじわじわ足元が冷たくなってくるため、靴下でしっかり寒さ対策することが大切です。

2:強風から守るため陣幕を用意しておく

冬キャンプで強風から守るために陣幕を用意しておくことはとても重要なことです。強風によりせっかく着火した焚火の火が消えてしまったりすることもあります。

陣幕やサイドウォールをしっかり設営することで、急な横風で焚火などが転倒することを防ぎ、また周りのサイトからプライベート空間を保つことができます。

3:テント内を暖かくする

冬キャンプを楽しむのに、テント内を温めることはとても重要なことです。外にいて体が冷えてもテント内が暖かければ、中に入ってすぐ体を温めることができます。

しかしテント内が寒ければ、どんどん体が冷えていくため、最初にしっかりとテント内の寒さ対策をすることをお勧めします。特に夜は、気温がさらに下がるため、ちゃんとテント内を温めないとしっかり睡眠をとることができなくなってしまいます。

ストーブを置く

冬キャンプでのストーブは、すぐに暖かくなるためマストアイテムです。冷え込んだ夜も、テント内にストーブを置けば、快適に温かく過ごすことができます。

ただし、初めてキャンプでストーブを使用する場合は、必ず使用上の注意事項を確認しましょう。

テントマット・ラグを敷く

テント内にテントマットやラグを敷けば保温効果が増して、より温かく快適に過ごすことができます。

寒さ対策をしっかりして地面からの冷気を抑え、日本人に親しみのあるお座敷スタイルでゆっくり過ごすのも、冬のキャンプスタイルの定番になっています。

コットで寝る

寝袋を使用しても直接、地面に接地している以上は、地面から少しずつ冷気が体に伝わっていき、就寝中に体が冷えていきます。

コットは少し高さがあるため、地面からの冷気が伝わらず、体が冷えづらくなります。寝る以外であっても、地面に直接座るよりは快適に過ごせるためお勧めです。

4:毛布を上手に活用する

毛布を上手に活用することでも、温かく過ごすことができます。

毛布やブランケットひざ掛けにすれば、手軽に保温できて防寒対策になります。また、毛布を寝袋の下に置くことによって、地面から伝わってくる冷気を妨げることができます。ちょっとしたひと工夫で寒さを和らげることが可能です。

5:暖かくなる商品を持参すると便利である

ストーブを使えば、もちろんテント内は暖かく過ごせますが、暖かくなるための他の商品を持参すればより一層、快適に過ごせます。そんな様々な暖かくなるアイテムを紹介していきます。

湯たんぽ

湯たんぽの魅力は沸かしたお湯を入れるだけで簡単に身体を温められることです。

寝る時に寝袋に入れるだけで、寝袋内を保温してくれるため快適に寝られます。最近は充電式の湯たんぽも出てきているため、電源を使える時はお湯を沸かす手間が省けて便利です。

カイロ

カイロは安価でコンパクトな上、持ち運びもしやすく使い勝手もいいため、冬キャンプのマストアイテムです。

貼るタイプのものであれば、体の前側と後ろ側につけられ、手軽でありながら寒さ対策に有効です。高温になるため、直接肌につけないように注意しましょう。

電気毛布

電気毛布は、電源なしのサイトであってもポータブル電源があれば使うことができてテント内の寒さ対策にとても有効です。

湯たんぽも温かいですが、お湯を入れているだけのため時間とともに温度が下がっていきます。しかし、電気毛布であれば一定して暖かく、冷え込んだ夜も快適に過ごせます。電源を使うことができれば、とてもお勧めです。

6:焚火をする

冬キャンプでは、火をうまく使いこなすことで、より快適に過ごせます。焚き火のコツをつかめば、安全に暖をとれます。直火が可能なキャンプ場か、自分のサイトで焚火台を使用することが可能なのかを事前に確認しましょう。

薪はよく乾燥されたものの方が火のつきがよく、大きく炎が出ます。炭は、火がつくまで少し時間がかかりますが、1度火がつくと長く燃え続け、火力が強いのが特徴です。

7:体が温まる料理を食べる

冬キャンプでは、寒さ対策としても体が温まる食べ物を食べることも重要であり、楽しみの1つです。食材も、にんにくや生姜などのスパイス系の食材を加えればより体の芯から温まります。

特にキムチ鍋のように辛い鍋料理で身体の芯から暖かくしたり、焚火を使うことで暖まりながら調理したりするのもいいでしょう。

おすすめのコット

キャンプで簡易ベッドとして、ベンチとして、また荷物置きとして使えるコットは、あるととても便利なアイテムです。

しかしハイスタイルやロースタイルなど様々な商品が発売されているため、どれを選べば良いか分からない方も多いのではないでしょうか。

ここでは、おすすめのコットをご紹介しますので、迷った時の参考にしてみて下さい。

VENTLAX 2WAY アジャスタブル コット

Ventlax

VENTLAX 2WAY アジャスタブル コット 軽量3kg 静音設計 折りたたみ式 ハイ/ロー切替可能 (コヨーテタン)

15,800円〜(税込)

ハイスタイルにもロースタイルにもなり様々なキャンプスタイルに対応

ベンチとしても使えるハイスタイルや、狭いテントでも圧迫感がないロースタイルなど、キャンプスタイルによってハイとローを使い分けることができる便利なコットです。

200kgの耐荷重があるため、2人でベンチとして使うこともできます。収納すればとても軽量でコンパクトになり、組み立ても簡単です。女性1人でも簡単に設置することができるでしょう。

メーカー
Ventlax
ブランド
Ventlax
商品モデル番号
VL-COT01
商品の重量
1.4 kg

冬キャンプの寒さ対策をする時の注意点5選

冬キャンプは、夏キャンプにない魅力が沢山ありますが、真冬の寒さに対してもしっかりと寒さ対策することが、快適に楽しむためにとても重要になります。寒さ対策をする時の主要な注意点を5つ選びました。

1:テントのベンチレーション部を開けておく

テント内の結露をなくすためや、空気循環のためにもテントのベンチレーション部は開けておいた方がよいでしょう。

その際、テント内の気温が下がってしまい寒く感じることもあるでしょうが、結露が気になる場合は特にテントのベンチレーション部は開けておきましょう。

2:気温変化があるので服装を調整できるようにする

冬の寒さは、日中気温が上がり、夜から朝にかけて一気に冷え込むことも少なくありません。

日中と朝晩で寒暖差が大きな日もあるため、日中は少し服装を軽めにして作業をしやすくして、冷え込む夜はしっかりと着込むことが体調を崩さないようにするためにも大切です。

3:焚火が原因で溶ける危険性のある服には気を付ける

焚火をしていると、料理をしている時や作業をしている時に万が一、溶ける危険性のある服に引火してしまったら大変ことになってしまいます。

火で溶ける素材の服を着ている場合は、服に引火しないように、より一層の注意が必要です。

4:ガス缶の使い方を間違えると大爆発をする

ガス缶の使い方を間違えると大爆発をする場合があるため、使用する場合は注意が必要です。

保管する時にガス缶のキャップは外したままだとガスが漏れる可能性もあるため、必ずつけたままにすることが重要です。

ガス缶の正しい使い方

燃焼器具とガス缶を接合する部分の形状がメーカーによっても違いがあるため、燃焼器具とガス缶は同じメーカー製のものを必ず使うように心掛けてください。

また、焚火のすぐ近くに置くとガス缶内部の温度が上がって爆発する可能性もあるため、場所にも注意が必要です。

5:テント内で暖房器具を使う時は一酸化炭素中毒の防止をする

テント内で暖房器具を使う時は、必ず一酸化炭素中毒の防止をすることが必要です。それにはテント内の空気を入れ替えることが必要なため、必ず一定の時間をおいてのテント内の換気をするように心掛けてください。

一酸化炭素チェッカーを用意しておくのも、一酸化炭素中毒の防止に有効です。

寒さ対策の準備をして冬キャンプをしよう

冬キャンプを楽しむために一番重要なことは寒さ対策と言っても過言ではありません。

いかにして寒さ対策をするか、そのためのしっかりとした事前準備をすることがとても重要です。防寒対策に関する情報を得てしっかりと寒さ対策をすることで、快適に冬キャンプをエンジョイできるでしょう。

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