ホンダ、新型CR-Vを発表!ハイブリッドとなったその内容は?

ホンダ CR-V ハイブリッド 2017

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ホンダのSUVいえば、近年はコンパクトクラスのヴェゼルがすっかり定着していますが、CR-Vも同社SUVのなかでは重要なポジションを担う存在です。

国内ニーズの変化により、2016年夏に販売を終了していましたが、次期型の情報がホンダから正式に発表されました。

今度は、ハイブリッドモデルになるようです。


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じつは、ヴェゼルと統合されていたCR-V
新型CR-Vはどんなモデルに?
3つの走行モードを持つハイブリッドモデル

じつは、ヴェゼルと統合されていたCR-V

CR-Vは、デビューした1995年からずっと、ホンダのミドルサイズSUVとして愛されてきました。

日本では2013年に登場したヴェゼルに統合されるかたちで、CR-Vは販売を終了しました。これはヴェゼルの登場により、CR-Vのキャラクターをアピールするのが困難になったためでしょう。ちなみに海外ではCR-Vは現役モデルです。

ボディサイズを比較してみると、ヴェゼルが全長4,295mm×全幅1,770mm×全高1,605mmに対して、CR-Vは全長4,535mm×全幅1,820mm×全高1,685mで、サイズの違いは顕著です。

ヴェゼルもサイズのわりにはユーティリティがしっかり考え抜かれたモデルではありますが、やはりそれぞれのボディサイズに合った使い方もあるでしょう。

SUVに一定の車格を求めるユーザーであれば、使い勝手をふくめCR-Vのほうに分があるのは言うまでもありません。

新型CR-Vはどんなモデルに?

新型CR-V ハイブリッドのプロトタイプは、2017年9月12日から開催されるフランクフルトモーターショーで公開されます。

6月末にすでに中国で発表されたスタイリングは、画像で見る限りでは、ヴェゼルにも共通するスポーティなサイドビューが印象的です。SUVだからといって重苦しい雰囲気はなく、むしろ従来のモデルよりも軽快なイメージです。

フロントマスクも最近のホンダのデザインを取り入れており、ファミリーであることを訴求しているように思います。

パワートレインには、新世代の1.5LVTECターボエンジンが設定されていますが、一番のトピックはやはりハイブリッド化でしょう。モーターを搭載することで余裕のある動力性能と燃費の向上を期待できます。

ガソリンエンジンモデルでは、6速MTのラインナップも紹介されていますが、日本ではMTモデルの導入は見送られるかもしれません。

3つの走行モードを持つハイブリッドモデル

メカニズムは、i-MMDシステム(インテリジェント・マルチモード・ドライブ)を採用した2つのモーターで構成され、走行状況に応じてEVドライブ、ハイブリッドドライブ、エンジンドライブのなかから、もっとも効率の良いモードを自動で選択してくれます。
ほとんどの場合は、EVモードとハイブリッドモードになりますが、加速が求められる場合や高速道路では必要に応じてエンジンドライブモードも作動します。

ハイブリッドモードでは、余分な電力はバッテリーの充電に使われ、エネルギーの効率化を図っていると言います。

日本では販売を終了しているため、復活という形で導入されるのかはまだはっきりしていませんが、欧州市場では予定通りにいけば来年にも新型CR-Vが欧州市場に送り込まれる予定です。
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