約100台のスーパーカーが埼玉に集結!「彩さい祭り~TOKYO SUPERCAR DAY in SAITAMA × MOVING 2022」イベントレポート

2022 6/5 東京スーパーカーデイ 埼玉

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2022年6月5日、埼玉スタジアム2002に隣接する大門上池調整池広場では、「彩さい祭り~TOKYO SUPERCAR DAY in SAITAMA × MOVING 2022」 (主催:一般社団法人 日本スーパーカー協会、METRA。後援:さいたま市、協力:埼玉高速鉄道株式会社)が開催されました。

約100台のスーパーカーが集結し、展示やパレードランで会場を盛り上げたこのイベント。

この記事ではそのイベントレポートをお届けします。

文・写真/萩原文博

萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博
Chapter
埼玉での開催は初となった「TOKYO SUPERCAR DAY」
スーパーカーの展示以外にもコンパニオンの紹介やトークショー、プロレスまで!

埼玉での開催は初となった「TOKYO SUPERCAR DAY」

このイベントを主催する一般社団法人 日本スーパーカー協会は、日本のスーパーカー文化のさらなる発展と、社会的スーパーカー活動の推進を理念とし活動を行う団体。その活動の一つとして、地域振興、地域貢献運動、チャリティーイベント等を開催しています。

これまでは東京で開催されていた「TOKYO SUPERCAR DAY」ですが、今回は埼玉で初開催。

スーパーカーのオーナーは参加費が必要ですが、なんと見学者は入場無料という太っ腹なイベントなのです。

イベントは10時からでしたが、展示車の搬入が始まる9時にはすでにカメラをもった少年たちが、ファインダーを通じて熱い視線をスーパーカーに送っていました。
イベント開始時刻の10時となると、カメラを持った少年に加えてお子さんを連れた家族が続々と来場。

入場無料というだけでなく、普段間近で見ることできないスーパーカーの数々をじっくりと見られるということで多くの人が来場しました。

本イベントには約100台のスーパーカーが参加しました。
元祖スーパーカーのランボルギーニ・カウンタックアニバーサリーをはじめ、ディアブロ、ムルシエラゴ。そしてアヴェンタドールというランボルギーニの歴代フラッグシップモデルをはじめ、フェラーリは最新のプラグインハイブリッド車のSF90ストラダーレも展示されていました。
さらに、SF90ストラダーレは一緒に撮影できるようにセッティングされた映えスポットを開設。次々に多くの人が撮影していました。
ランボルギーニやフェラーリといったイタリアのスーパーカーだけではなく、ダッジ・チャレンジャーなどのアメリカンマッスルカー、アストンマーティンやロータスといったイギリス車。

そしてBMWi8やアウディRS e-tron GTといったPHEVやBEVの最新世代のスーパーカーも並んでいました。
日本のスーパーカーとして日産GT-Rと、ボディにカーボンモノコックを採用したレクサス LFAを展示。

新車時価格3500万円のレクサスLFAの存在感はランボルギーニやフェラーリなどにも一歩も引けを取っていません。
一般的なスーパーカーのイベントは展示してあるクルマを観るだけで終わりですが、本イベントはそれだけではありません。
展示しているクルマから15台ずつ3回にわけて超低速によるパレードランを行うのです。

観客席の前を超低速で走行するスーパーカーは、電動開閉式のルーフを操作したり、カウンタックやアヴェンタドールはシザーズドアを開けて走行したり、各クルマの特徴を観客にアピールしながら走行するのです。

フェラーリ・ポルトフィーノMが走行しながら電動開閉式ルーフを走行しながら開けると拍手が起きます。またBEVのアウディRS e-tron GTが無音で走行すると驚きの声が上がりました。

スーパーカーの展示以外にもコンパニオンの紹介やトークショー、プロレスまで!

このイベントのコンテンツは、スーパーカーの展示やパレードランだけではないのです。

ステージでは、スーパーカーのパレードランに華を添えてくれた女性たちの紹介やアーティストによるミニコンサート、女性ドライバーの塚本奈々美さんによるトークショーが開催されました。
さらに、プロレス団体「Almalibre」がリングを設営し、エキシビションマッチを開催。

マットに叩きつけられる音を実際に聞くと想像以上の迫力でした。

エキシビジョンマッチが終わると子供たちがマットの上にのぼってレスリング教室を行いました。日差しが強かったので、マットが熱い!と選手も大変そうでした。
そのほか、さいたまサイクルプロジェクトによる、キッズ自転車のりかた講座や巨大すべり台など子供たちを飽きさせないコンテンツが充実。またe・スポーツ体験ができるバーチャルサイクリングなども行われていました。
スーパーGTなどのレースに“Green Brave”として参戦している埼玉トヨペットは、GR86やGRヤリス、GRスープラといったスポーツカーをはじめ、1月に販売開始以降大ヒットしているミニバンのヴォクシーなどを展示。

多くの人が実際に乗り込んでチェックしていました。
多くの子供たちが、目をキラキラさせてスーパーカーを観ているのを見て、幼い頃の自分を思い出しました。

1970年生まれの筆者は小学生の頃にスーパーカーブームを経験し、後楽園遊園地や晴海の国際展示場などにカメラをもってスーパーカーショーを見に行ったり、地元の大きな国道にスーパーカーが現れると聞くと、カメラを持った少年たちが集まったものです。

つまりスーパーカーというのは、いつの時代でも子供たちに(大きくなった子供にも!)夢を与える存在なのです。
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