スバル、BRZベースのパフォーマンス・コンセプトを世界初公開【NYモーターショー2015】
更新日:2022.12.27

2015年4月1日にアメリカで開幕したニューヨーク国際オートショー2015。
スバルはBRZをベースにした「STI パフォーマンスコンセプト」を世界初公開しました。
今後のアメリカ向けの主要事業内容を体現
STIパフォーマンスモデルは富士重工業のモータースポーツ統括会社であるスバテクニカインターナショナル(STI)の今後の主要事業内容を体現したコンセプトカーとなっています。
STIは今後アメリカ市場拡大に向けパーツビジネス・コンプリートカービジネス・モータースポーツ活動を主要に事業展開していく予定です。
今回のモデルはスバルBRZをベースとしてブレーキやサスペンション、そして内装・外装などにいたるまでをSTI製で、ボディカラーはBRZのイメージカラーである鮮やかなブルー。
STIパフォーマンスコンセプトでは艶を抑えたマットな質感でカラーリングされており、ところどころにSTIのイメージカラー、チェリーレッドがアクセントを加えています。
エンジンはSuper GTレース用のボクサーエンジンを使用?
エンジンはSuper GTのGT300クラスに出場するレース車両のエンジン、EJ20型2.0L水平対向4気筒ターボエンジンが搭載されています。
その最大出力、最大トルクは公表されていません。
ビルシュタインとの共同開発によるコイルスプリングもチェリーレッドで塗装。ホイールには2015年からSuper GTでパートナーとなるダンロップの19インチホイールが使用されています。
「大きくはないが強い特徴を持つ質の高い企業」を2020年に向けた目標としているスバル。
そんなブランド戦略の一端としてSTIブランドの拡大が取り組まれ、今回のNYモーターショーでの発表となりました。2020年の理想の姿に向け、今後スバルがどのような動きを見せてくれるのか楽しみですね。