【TMS2019】東京モーターショーにて新型レヴォーグのプロトタイプ初公開!

2019 TMS レヴォーグ

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スバルは2019年東京モーターショーでレヴォーグの次期モデルのプロトタイプを世界初公開しました。国内専用車として初代レヴォーグが発売されてから約5年目で発表された次期レヴォーグ。注目ポイントや販売時期についてご紹介していきます。

文・西川 昇吾/写真・宮越 孝政

西川 昇吾|にしかわ しょうご

1997年生まれ。富士スピードウェイ近隣で生まれ育ち、大学で自動車に関する学習をする傍ら、自動車ライターとしての活動を始める。過去にはコミュニティFMのモータースポーツコーナーにてレギュラー出演経験あり。「書くこと、喋ることで自動車やモータースポーツの面白さを伝える」を目標とし、様々なジャンルのライティングや企画に挑戦中。

西川 昇吾
Chapter
新型レヴォーグの特徴
エクステリアデザイン
パワーユニットとプラットフォーム
先進技術の採用
先進技術てんこ盛りでも運転の楽しさを忘れない

新型レヴォーグの特徴

新型レヴォーグ開発時に目指した点は「誰もが自分の意思で、運転をどこまで愉しめる未来」を実現することで、先進の運転支援技術の進歩が進む中で、そのような装備を充実しつつも、運転する愉しさを意識したモデルという印象を受けます。

トピックスとしてはFA/FBエンジンの次世代型となる新開発1.8リッターの水平対向直噴ターボエンジンの搭載、第5世代インプレッサから採用されているスバルグローバルプラットフォームの採用や、新世代アイサイトの搭載。

新開発の高精度マップ&ロケーターの採用、国内スバル初採用のコネクテッドサービスなど多岐に渡ります。国内市場での販売は2020年後半を予定しています。

エクステリアデザイン

エクステリアデザインはクルマそれぞれが持つ価値をより大胆に際立たせる新デザインコンセプト「BOLDER」を採用することにより、現行レヴォーグのイメージをキープしつつ、よりアグレッシブで筋肉質な印象を受けます。

パワーユニットとプラットフォーム

今回の新型レヴォーグは走りの進化が充実した内容となっており、新開発1.8リッターの水平対向直噴ターボエンジンの搭載がその最大のトピックスです。スバル伝統の水平対向エンジンはこの新型エンジンで実に4世代目となり、加速性能と環境性能を高い次元で両立しています。

また第5世代インプレッサから採用されているスバルグローバルプラットフォームをレヴォーグにフルインナーフレーム構造を組み合わせ、より高い剛性を実現し、質感の高い走りに期待が高まります。

先進技術の採用

スバルを衝突軽減ブレーキのパイオニアにしたアイサイト。そのアイサイトも今回の新型レヴォーグから大きく進化。

新世代となるアイサイトはステレオカメラと前後4つのレーダーから構成されており、見通しの悪い交差点での出会い頭や右左折時まで衝突軽減が可能となり、より磨きがかかったものとなっています。

それに付け加え、新開発の高精度マップ&ロケーターの採用し、高速道路の形状をクルマが把握することが可能になり、渋滞時のハンズオフ走行支援が実現しました。

またスバルでは国内初となるコネクテッドサービスも搭載。事故時の緊急通報や体調不良時などの緊急時に使用可能なSOSコールが使用可能となっています。

先進技術てんこ盛りでも運転の楽しさを忘れない

次世代のスバルのスタンダードを示すかのように先進技術が一気に投入された印象を受ける新型レヴォーグプロトタイプ。しかしそのような進化の中でも運転する楽しさを忘れないことを掲げているのが印象的な発表でした。国内ではライバルが少ない市場でもあるこのサイズのツーリングワゴン。

数少ない走りが楽しめるツーリングワゴンとしてどのような走りの進化と、時代に合わせた進化をして登場するのか?続報の詳細な発表が楽しみな一台です。
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