ボルボとNVIDIA(エヌビディア)が自動運転で提携…産業用車両にAI自動運転搭載を目指す

全世界の運転士不足を解決する手段となりそうです。

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ターゲットは産業や交通インフラ
増える物流の需要

ターゲットは産業や交通インフラ

ボルボ NVIDIA 自動運転

ボルボグループは、自動運転向けソフトウェアの「エヌビディア ドライブ」を使い、自動運転AI車両のトレーニングやテスト、デプロイを行うと発表しました。公共輸送や貨物輸送、リサイクル収集、建設、鉱業、林業などでの利用をターゲットにしています。

ボルボとエヌビディアは、ヨーデボリとシリコンバレーにエンジニアリングチームを共同で配置。車両内 AI コンピューティングのための DRIVE AGX Pegasus プラットフォームを構築し、全方位センサーの処理や認識、マップでの自車位置測定、経路計画のために「DRIVE AV」ソフトウェアスタックを活用する予定です。

増える物流の需要

この技術が実用化されれば、物流ビジネスを根本的に変える可能性があります。物流業界の人手不足は世界的な問題です。しかし昨今のオンラインショッピングのサービスの発達により、物流の需要は増える一方。具体的には、現在、全世界で3.500万個/日以上の荷物が運べばれており、この数字は毎年28%の割合で増加中です。

AIを使用した自動運転を導入できれば、輸送にかかる人件費が大幅にカットされるほか、トラックは24時間稼働ができるため、物流の効率も大幅に高めることができ、定時配達や配達時間の短縮、オンラインショッピングサービスの拡充なども期待できます。

世界2位のトラックメーカーと、半導体のリーディングカンパニーの協業により、より安全で確実な自動運転車の早期実装と、世界規模の運転士不足を解決すべく、実用化が待たれます。