新世代ポルシェ・911が日本発売開始

ポルシェ 911 992型

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まずはクーペモデルの「カレラ」と「カレラ・カブリオレ」を用意。
Chapter
新型911を日本で発売開始
ポルシェ911とは
エクステリア(外装)
走行性能
前後で異なるホイールサイズ
インテリア(内装)
コネクテッド機能
日常使用でも快適
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新型911を日本で発売開始

ポルシェジャパンは、新型911を7月5日(金)より、全国の正規ポルシェディーラーで発売すると発表しました。価格は税込1,666万円からとなっています。

ポルシェ911とは

ポルシェ 911は、1963年の誕生以来、ポルシェのスポーツラインの頂点のとして現在まで受け継がれるモデルです。その時代の先端の技術を取り入れながらも、初代から変わらないアイコニックなスタイルやリアエンジン方式を貫いており、卓越した走行性能は世界中のスポーツカーのお手本ともなっています。

エクステリア(外装)

「992型」となった新型911は、初代から続くスタイルを保持。何よりも特徴的なのが“余計な装備がない”こと。高性能スポーツカーなら当たり前とも言える、エアロパーツのような“出っ張る”ものは付いておらず、911のアイコンである美しいボディラインを強調しています。

その上で丸目のLEDヘッドライトは、デイタイムランプとロー/ハイビームを統合するなど、デザインと機能性を両立しているところもポルシェらしい点。フロントエプロン下にドライバーアシスタンスシステムのセンサー類をビルトイン、そして視認性と被視認性を確保しながら美しい1本のラインにまとめたリアランプや、バンパーと一体化したかのような左右出しのマフラーなど、機能とデザインを両立した“職人技”を細部に到るまで見ることができます。

走行性能

走行面についても磨きがかかっています。搭載されるエンジンは、3リッター水平対向6気筒ターボエンジンで、最高出力は450ps/6,500rpm、最大トルクは530Nm/2,300-5,000rpmを発生。現段階でトランスミッションは8速PDK(ポルシェ・ドッペル・クップルング:デュアルクラッチ式AT)のみが組み合わされています。

0-100km/hの加速はカレラ4S・スポーツクロノパッケージ装備車で3.4秒で、最高速度はカレラSで308km/hに達すると発表されており、性能面では申し分がありません。

特に4WDモデルのカレラ4Sにおいては、「PTM」(ポルシェ・トラクション・マネジメントシステム)と「PSM」(ポルシェ・スタビリティ・マネジメントシステム)が連動してクルマの挙動を整え、特にサーキット走行のような限界域での操作性が向上しています。もちろん日常運転で不意に挙動が乱れた時にもドライバーを助ける有用な機能です。

スポーツクロノパッケージ

また、オプションのスポーツクロノパッケージを装着するとエンジンのパワーモードを選択可能に。ステアリングの右下のスイッチを操作し、「ノーマル」「スポーツ」「スポーツプラス」「インディビジュアル」「ウエット」を任意にセットできます。

さらにスポーツレスポンス機能を作動させるとパワーが素早く立ち上がるようになり、レーシングマシンのようなスロットルレスポンスが約20秒間継続。スポーツクロノパッケージ装着車は、ダッシューボード中央にアナログタイプのストップウォッチも装備されるため、見た目の特別感や所有感も高まります。

前後で異なるホイールサイズ

パワートレインを受け止める車体まわりも当然強化されています。ボディサイズは拡大しましたが、素材にアルミを多用することで軽量化し、重量が増えるのを抑えました。ボディ単体の重量は981型よりも12kg軽い240kgとし、ボディの曲げ・ねじれ剛性は5%向上。優れた走行安定性を提供しながら燃費性能の向上に寄与しています。

そこに電子制御サスペンションの「PASM」(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメントシステム)や「PTV Plus」(ポルシェ・トルクベクトリング・プラス)、「PCCB」(ポルシェ・セラミック・コンポジット・ブレーキ)を組み合わせることで、安心で快適、そして快速な性能を引き出しているのです。

それから、足まわりでのトピックがもう一つ。ホイールサイズが前後で異なっており、フロントは20インチ、リアは21インチホイールを装着しています。リアを大径とすることで、安定性と快適性を高めました。

インテリア(内装)

新型911で改良されたのはインテリアも同じ。エクステリアと同様に無駄を省き、ダッシュボードは1970年代の911をモチーフとした水平基調のデザインを採用しています。メーターはアナログとデジタルを融合しており、中央部にはアナログのタコメーターを、その左右にはそれぞれ7インチのディスプレイを配置。以上2つを組み合わせ、伝統的な5眼メーターを形作っています。

コネクテッド機能

また現代のクルマはコネクティッド機能が強化されていますが、ポルシェも例外ではありません。進化した「ポルシェ・コネクト」により、ドアの施錠状態や駐車位置の確認はスマートフォンで行えるほか、ナビやエアコン、オーディオは音声で操作可能(Apple® CarPlay)と、先進性も余すことなく取り入れています。

日常使用でも快適

911は一般的にはスポーツカーに分類されますが、一般道からサーキットまでどこでも快適かつ安心して乗れるというのが特徴。ゆっくり走っても濃密な時間を楽しめるクルマです。さらにオープンカーである「カブリオレ」を選択すれば、爽快感を楽しむこともできるでしょう。
992型の日本導入の開始として、まずは「カレラS」(1,666万円)、「カレラ4S」(1,772万円)、「カレラSカブリオレ」(1,891万円)、「カレラ4Sカブリオレ」(1,997万円)をラインナップ。この4種類も魅力的ですが、「ターボ」をはじめとした今後のラインナップ拡充も非常に楽しみです。

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