ベスパのフラッグシップ「GTS」が、より旅性能を強化

原付二種感覚のボディで高速道路走行可能な「150」とより余裕おある走りの「300」を用意。
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- 2019年モデルを発売
- GTS Super 150
- GTS 300 Touring
2019年モデルを発売
ピアッジオグループジャパンは、スクーターブランド「ベスパ」の「GTSシリーズ」の2019年モデルを発売しました。ラインナップは「GTS Super 150」(税込み55万800円)と「GTS 300 Touring」(71万2,800円)の2機種。
ベスパは、イタリアの老舗スクーターブランド。クルマで言えば「MINI」や「FIAT 500」のような存在と言え、クラシカルかつファッション性の高いスクーターモデルを展開しています。中でもGTSはベスパのフラッグシップで、パワフルなエンジンの採用に加え快適なツーリング性を追求したモデルです。
2019年型は、まず150モデルを刷新。最新版となる「GTS Super 150」は、フロントライトとリアライトをLED化し、視認性と被視認性を向上。新デザインのホイールやホーンカバーを採用するなど細部のディテールもブラッシュアップし、より現代的な印象を高めています。
さらに機能性としては、USBポートが装備されているため、スマホを充電しながらの運転が可能。たとえナビアプリなどを愛用しても、電池の減りを気にしなくていいのはありがたいですね。
GTS Super 150
ボディカラーはイノチェンツァホワイト(白)、パッショーネレッド(赤)、バルカンブラック(黒)に加えて、新色としてサンイエロー(黄)を追加した4色を用意。ビビッドなカラーがファッショナブルで、女性ライダーもとっつきやすいのではないでしょうか。
ちなみに搭載されるエンジンは、水冷155cc水冷単気筒エンジンで、最高出力14.4hp/8,250rpm、最大トルク13.5Nmを発生。街乗りはもちろんツーリングにも対応できる性能を持つ他、アイドリングストップも装備しているため、無駄なガソリンの消費を抑えることができます。
そして今回新たに追加となったのが「GTS 300 Touring」。GTS Super 150とほぼ変わらない大きさのボディに、278cc水冷単気筒エンジン(最高出力22hp/7,750rpm、最大トルク22Nm/5,000rpm)と搭載しており、コンパクトながら、より余裕のある走りを楽しめます。
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