【東京オートサロン2019】断熱により燃費アップ!? グラスピッドのクールベールの効果とは?

グラスピットは「熱さ」と「紫外線」を大幅カットして車内温度の上昇を抑える「クールベール」をメインとした出展となりました。
グラスピットは2005年からRE 雨宮レーシングチームの公式スポンサーになっていますが、今年のオートサロンではRE雨宮の隣にブースを構え、グラスピットのデモカーとして、MAZDA RX-7(GF-FD3S)『RE雨宮 X RESPONSE 7』が展示されていました。
また、お隣のRE雨宮ブースに出展されていたすべての出展車にクールベールが施工されているとのことでした。殺人的な車内温度の上昇もありうる日本の夏…。クールベールはどのような効果が期待できるのでしょうか?
文・加藤 久美子
ブースではクールベールの効果がわかる実演も
ブースではクールベールの効果が瞬時に実感できるよう、普通の自動車ガラスとクールベールとを並べて、それぞれ下から電球を照らし、ガラスの上に手をかざして断熱効果の違いを確認する実演が行われていました。一瞬でわかるその違い、これは真夏の炎天下でもかなりの断熱効果が期待できそうです。
クールベールは、快適なドライブの妨げとなる「熱さ」の原因・中赤外線(IR)と「日焼け・シミ」の原因・紫外線(UV)を大幅カット。車内の温度上昇を抑えてくれるため、乗り込み時に感じる熱さや、熱せられて60度以上になったハンドルやシートベルトのタングプレートで火傷することもありません。
例えば、クールベールとそうではないフロントガラスを比較すると、炎天下に3時間車を置いた場合、ハンドルの熱さは一般のガラスだと60度前後になりますが、クールベールでは50度前後と約10度も低い温度に抑えられという試験結果も出ています。
もちろん、エアコンの効率も大幅アップするため、エアコン最強で燃費最悪になることも防ぎます。低燃費にも大きく貢献してくれるのです。
断熱効果だけではない!?眩しさもUVもしっかりカット
クールベールの効果は「断熱」や断熱による燃費アップだけではありません。直射日光の眩しさを抑える効果もあります。フロントガラスの上部にパープルブルーのぼかしシェードが入っており、これが眩しい直射日光やキツイ西日を抑えてくれる効果をもたらすのです。
UVカット効果も素晴らしく、フロントガラス(合わせガラス)の中間膜に中赤外線(IR)カット剤を練り込み、いわゆる太陽光線による人体へ最もジリジリ感を感じさせる赤外線波長領域を約90%以上カットし、さらに日焼け・シミの原因である紫外線(UV)は約99%カットする画期的なガラスなのです。
もちろん保安基準適合!保証も万全!
クールベールのメーカーである旭硝子は、メーカー純正の自動車用ガラスとして世界トップレベルのシェアを誇っています。品質、整合性など当然ですがメーカー純正品レベルゆえ、何の問題もありません。車検もそのまま通りますし、光ビーコン(VICSナビゲーション)にも支障なし。ETCレーンの走行も何の問題もありません。
また、クールベール施工後3年間に事故などでガラスが割れてしまった場合でも、ガラス代無料で新しいクールベールと交換してくれる保証システムも整っています。