日産、東京オートサロン2019ではEVとNISMOを全面に展示!未来のモータースポーツシーンを彷彿させる

【東京オートサロン2019】日産

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オートサロン開幕直前の1月9日に、リーフの高性能版リーフ「リーフe+」(イープラス)を発表した日産自動車。

オートサロンの会場では残念ながら「リーフe+」の展示は行われなかったものの、スポーツブランドNISMOを全面に出した展示が行われていた。

文・栗原 祥光

栗原 祥光|くりはら よしみつ

中央大学理工学部卒。通信機器メーカーにて回路設計をした後、長年の趣味であったオーディオへの夢を追い求めて専門雑誌の編集者へと転職。その後、一般誌の編集を経て現在フリーランスのカメラマン&ライターとして主にWeb媒体で活動する。モータースポーツのレポートや新車試乗記のほか、グルメやエンタメ系など幅広い分野で執筆中。

栗原 祥光
Chapter
未来のモータースポーツシーンを彷彿させる
エクストレイルとジュークのコンセプトモデルにも注目
日産、自動車の未来の想像と楽しさを提供

未来のモータースポーツシーンを彷彿させる

ステージ中央には2台の電気自動車を展示。1台は今年からABB FIAフォーミュラE選手権のシーズン5を戦う新型の日産フォーミュラEカー。そしてもう1台は日産のモータースポーツ活動を担うNISMOのレーシングテクノロジーを用いて開発された「NISSAN LEAF NISMO RC」だ。

新型「日産リーフ」の技術をベースに、多数の軽量部品とフルカーボンファイバーのレーシングモノコック構造を採用。電気モーターが発する240キロワットの最高出力と640N・mの最大トルクによって、1,220kgというこのマシンを停止状態から僅か3.4秒で時速100km/hまで到達するという。いずれも来るべき未来のモータースポーツシーンを彷彿させるに十分な内容であった。

エクストレイルとジュークのコンセプトモデルにも注目

コンセプトカーは2台展示。1つはX-TRAIL + Naomi Osaka Concept。日産ブランドアンバサダーであるプロテニスプレーヤー大坂なおみ選手とエクストレイルのコラボレーションによって誕生したコンセプトカーだ。

大坂なおみ選手が選んだ、マットブラックにゴールドをあしらったエクステリアが目を惹くこのモデル。インテリアは、ブラックの内装色にプレミアムタンレザーのアクセントを加えて上質でスタイリッシュな空間を演出するプライベートカーに仕立てられていた。
もう1台はJUKE Personalization Adventure Concept。ジュークをベースにレスキューの走破性を想起させるクローラーとオーバーフェンダーを装着。更にマットホワイト&マットブラックの2トーンカラーにフローセントグリーンのアクセントが目を惹く一台だ。

このモデルは特殊車両かと思いきや、様々なカスタマイズができるジュークの世界をより一層広げ、アウトドアなどで活躍できる個性的な1台にするというのがテーマだったとのことだ。

日産、自動車の未来の想像と楽しさを提供

ブース奥には、SUPER GTのGT500クラスに参戦する23号車「MOTUL AUTECH GT-R」が展示され、人気のキッズ向け乗り込み体験や、メカニックによるタイヤ交換などの実演などが行われていた。

ゴーンショックが未だ尾を引く日産自動車であるが、自動車の未来の想像と楽しさを提供するという姿勢に変わりはない。さらなる楽しみを私達に提供してくれるのでは、という期待に満ちたブースであった。

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