事故で車が破損した場合、どのように修理すれば良いのでしょうか。車の修理には時間がかかりますし、修理代をどうするかなどを決める必要があります。特に車の修理代は高額になるケースが多いため、できるだけ費用を減らしたいですよね。車の修理にかかる期間と、保険を使用した場合にどれだけ修理代を抑えられるのか詳しく解説します。

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事故車の修理期間はどれくらい掛かる?

事故車の修理期間はどれくらい掛かる?

事故車の修理は事故の度合いや破損箇所によって修理期間が異なります。修理をする際の目安になるように、事故で良く破損する部分に注目して、それぞれの修理にかかる期間を紹介します。

ボディの傷や凹みの破損の場合

車の事故で最も多い破損がボディの傷や凹みです。傷や凹みの範囲が広ければ広いほど、修理には時間がかかります。

ボディの中でも、事故でぶつける確率が一番高いのがフロントバンパー。次に車後方のリアバンパーも衝突された際に破損しやすい場所です。そもそもバンパーは車本体を守る役割を持っているため、事故時の衝撃を拡散して逃すために破損しやすく作られています。

修理にかかる時間は、傷の範囲が片手の手のひら程度であれば3時間ほど、凹みの場合には3時間〜1日ほどです。また凹み修理の際に塗装がはがれることがあり、その場合は塗装し直すための時間がかかります。他にも、バンパーが割れてしまった場合は修理に1〜3日ほど時間がかかります。

  • 傷の範囲が片手の手のひら程度:3時間程度
  • 凹みの場合         :3時間〜1日ほど
  • バンパーが割れてしまった場合:1〜3日ほど

エンジンの修理の場合

エンジンの修理ではエンジンそのものを交換する場合が多いため、ボディの修理期間よりも長くなる傾向があります。新しいエンジンや必要な部品が揃っていれば1週間程度ですが、部品の取り寄せなどがある場合には半月以上かかります。

  • 新しいエンジンや必要な部品が揃っている場合:1週間程度
  • 部品の取り寄せなどがある場合       :半月以上

ドアの修理の場合

ドアは傷や凹み具合が軽度であれば数時間〜1日ほどで修理が可能です。ドアが歪んだり、窓が割れたりするなど破損度合いが大きく修理が不可能な場合には、ドア交換となります。新しいドアがあれば1週間程度、ドアの取り寄せが必要な場合には半月程度の時間がかかります。

  • 軽度のキズ・ヘコミの場合:数時間〜1日ほど
  • 重度でドア交換の場合:1週間程〜半月程度

事故車の修理代はどれくらい掛かる?

事故車の修理代はどれくらい掛かる?

事故車の修理にかかる費用の目安を紹介します。特殊な素材や部品を使用している場合には、以下の目安の費用よりも修理代がかかることが多いため注意が必要です。

ボディの傷や凹み

ボディの傷や凹みの修理には、片手の手のひらほどの範囲であればフロント部分で2〜3万円程度、リア周りで5~10万円ほど必要となります。傷の範囲が広い場合にはさらに修理代が高くなりますし、凹みが大きくボディカラーが特殊な場合は、再塗装料金が通常よりも高額になることがあります。

  • ボディの傷や凹み - フロント:2〜3万円
  • ボディの傷や凹み - リア周り:5~10万円

エンジン交換

エンジンの修理の多くは分解と組立作業を行うエンジン交換になるため、工賃だけでも10〜20万円かかります。この工賃に新しく交換するエンジンの本体価格がプラスされ、合計すると最低でも50万円は必要です。

エンジンの修理には故障している箇所だけを修理するオーバーホールという方法もありますが、細かい分解作業が伴うためエンジン交換よりも高額になります。そのため、一般的にオーバーホールは入手困難で特殊な車以外には用いられません。事故でエンジンに不具合が生じる場合には、交換するのが最もポピュラーな修理方法です。

  • エンジン分解と組み立て作業:10〜20万円
  • エンジンの本体価格との合計:50万円〜

ドアの修理

ドアの修理は傷や凹みの軽度のものであれば、2〜5万円ほどで修理ができます。破損がひどくドア交換が必要な場合には、車種により差がありますが一般的には10万円ほど必要です。ただしドアの修理と合わせてフレームの修理が必要なケースもあり、その場合にはさらに費用がかかります。

  • 軽度のキズ・ヘコミの場合:2〜5万円
  • 重度でドア交換の場合:10万円程度

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事故車の修理には自動車保険を適用するべきでしょうか?

自動車事故を起こした場合は、自動車保険の等級を考える必要があります。保険の等級とは、事故実態によるリスクの区分です。自動車保険の契約時には6等級からスタートし、その後1年間無事故(自動車保険を1年間不使用)の場合には等級が1つ上がり7等級になります。等級が上がると保険料の割引率が上がります。

等級が下がると保険料が高くなる

もし事故を起こしてしまい自動車保険を使用した場合には、事故の度合いに応じて等級が下がります。等級が下がると事故有係数(低い割引率)になるため保険料が高くなりますが、ここで自動車保険を使用せず自己負担で車を修理すると、翌年の等級は通常通り1等級上がります。

等級は1〜20までの段階があり、等級数が大きくなればなるほど割引が適用されます。4~20等級には割引率が適用されますが、反対に1~3等級には割増率が適用されてしまいます。

3等級ダウンか1等級ダウン事故か

自動車事故にも3等級下がる「3等級ダウン事故」と1等級下がる「1等級ダウン事故」があります。3等級ダウン事故は死亡事故、他人の物を破損、自損事故などで、ほとんどの自動車事故がこの3等級ダウン事故に該当します。1等級ダウン事故は火災や盗難、いたずら、落下物による事故など偶然的に生じた事故に適応されます。

自動車事故を起こした際には、その事故が3等級ダウン事故か1等級ダウン事故なのかが重要です。等級が下がって保険料が高くなる場合、自己負担で車の修理を行った方が安く済むことがありますのでよく検討してください。

まとめ

  • 事故車の修理は数時間で済むものから半月以上かかるものまである
  • 車の修理代と保険料を検討し自動車保険を使用するべきかを判断

事故車の修理は、修理の場所と損傷具合により数時間で済むものから、半月以上かかるものがあります。修理代も数万円から50万円以上かかる高額なものまで様々です。事故を起こしたことにより保険の等級が下がると保険料が上がり、さらに出費が増える場合があります。そのような事態を避けるため、車の修理代と保険料を検討し自動車保険を使用するべきかを判断してください。

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