今年はヤマハのバイクが受賞。オートカラーアウォード、知ってますか?

ブルーイッシュグレーソリッド4

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一般社団法人 日本流行色協会の主催で選考されるオートカラーアウォード。1998年より開催されているもので、記念すべき第20回大会のグランプリに選ばれたのは、ヤマハのネイキッドバイクでした。
Chapter
オートカラーアウォードとは?
2017年度グランプリはヤマハのMTシリーズ!受賞理由は?
ヤマハ MTシリーズとは?

オートカラーアウォードとは?

1998年より開催されているオートカラーアウォードは、その年のもっとも魅力的なカラーデザインをまとった車両を選ぶコンテストです。

対象となるのは、前回大会の翌日から開催年度末までに発売された全世界の車両。評価には、外装のみならず内装、車両本体や部品の形状とのマッチングなども含まれます。

ちなみに2016年度の受賞車は、マツダ ロードスター RFのマシーングレープレミアムメタリック。「あの賞か!」と思い当たる読者もいるでしょう。

過去のオートカラーアウォード

1998年度:トヨタ ハリアー/スパークリングゴールドメタリック
1999年度:トヨタ ヴィッツ/ペールローズメタリックオパール
2000年度:マツダ ロードスタークリスタルブルーメタリック
2001年度:VW ルポ/ファンタシアグリーン
2002年度:日産 マーチ/パプリカオレンジ×シナモンとコミュニケーションカラー
2003年度:VW ニュービートル/ハーベストムーンベージュ&ブラックルーフ
2004年度:トヨタ クラウンマジェスタ/プレミアムシルバーパール
2005年度:日産 マーチ/チャイナブルー(ext:エクステリア)&アイスブルー(int:インテリア)
2006年度:日産 ティアナ/ミスティグリーン(ext)&ワイマラナー(int)
2007年度:日産 マーチ/サクラ(ext)&カカオ(int)
2008年度:ホンダ FCXクラリティ/スターガーネットメタリック(ext)&ウォームグレー(int)
2009年度:日産 フェアレディZ ロードスター/プレミアムディープマルーンパール(ext)&ボルドー(int)
2010年度:ホンダ CR-Z/ホライゾンターコイズパール(ext)&ブラック×シルバー(int)
2011年度:日産 スカイライン クロスオーバー/セラミックブルー(ext)&ブラウン(int)
2012年度:スバル XV/デザートカーキ(ext)&ブラック(int)
2013年度:レクサス IS300h/ソニックチタニウム(ext)&トパーズブラウン(int)
2014年度:スズキ ハスラー/パッションオレンジ×ホワイト2トーンルーフ(ext)&パッションオレンジ×ダークグレー(int)、
サマーブルーメタリック×ホワイト2トーンルーフ(ext)/ピュアホワイト×ダークグレー(int)、キャンディピンクメタリック×ホワイト2トーンルーフ(ext)&ピュアホワイト×ダークグレー(int)
2015年度:スズキ アルトラパン/フレンチミント3トーン(ext)&グレージュ×キャメルシートファブリック(int)、コフレピンク3トーン(ext)&グレージュ×ベージュシートファブリック(int)、フォーンベージュ3トーン(ext)&グレージュ×ブラウンシートファブリック(int)
2016年度:マツダ ロードスター RF/マシーングレープレミアムメタリック(ext)&オーバーン(int)

2017年度グランプリはヤマハのMTシリーズ!受賞理由は?

オートカラーアウォードは、発足からしばらくは自動車を対象としたコンテストとして運営されてきましたが、2014年度から自動車以外のデザインに携わる委員が加わったことを受けて、オートカラーアウォード2015からは2輪車も対象となりました。

そうして2017年のグランプリに選ばれたのは、ヤマハのMT-10/MT-09/MT-07に採用された「ブルーイッシュグレーソリッド4」です。

バイクのホイールは走行中の飛び石などで傷つきやすく、通常は無塗装です。しかしMT-10/09/07各車両のブルーイッシュグレーソリッド4仕様は、ホイールにアクセントカラーのアシッドイエローを配置。バイクのカラーデザインの定石を破る点が高く評価されました。

受賞理由をまとめてみると、●近年のバイク業界ではタブーとされてきたカラーデザインに挑戦したこと、●マーケットを意識しすぎないデザイナーの自由な発想を生かしたこと、●燃料タンクの形状を活かしたブルーイッシュグレーソリッド4の塗装とホイールのアシッドイエローの対比に新しいセンスを感じたこと、とのことです。

ヤマハ MT-10のサイトで他のカラーリングと見比べてみると、大型バイクでありながら足下に軽やかさを感じます。

ちなみに、4輪車で最終選考に残っていたのは、スズキ スイフトスポーツ、スペーシア、ダイハツ ミライース、トヨタ C-HR、レクサス LS、日産 エクストレイル、ホンダ フィット、N-BOX、N-BOXカスタム、マツダ CX-5、CX-8、三菱 デリカD:5 アクティブギア、RVR アクティブギアでした。

ヤマハ MTシリーズとは?

ヤマハ MTシリーズとは、カウルの無いバイクにストリートファイター的要素をプラスした新しいネイキッドモデル。ヤマハオンロードスポーツのなかでは、トルクの発生と車体の俊敏さに主眼を置いたシリーズで、日常の使用でもファンな性能を備えています。

日本国内で販売されているMTシリーズは、同型の直列2気筒DOHCを搭載したMT-25とMT-03、690ccのMT-07、直列3気筒のMT-09およびMT-09 TRACER、フラッグシップモデルで直4エンジン搭載のMT-10の6タイプ。MT-10にはABSが標準採用され、セミアクティブ電子制御サスペンションを搭載したSP仕様もラインナップします。

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