飛び石などで傷つくフロントガラス、交換費用とガラスの種類は?

フロントガラスへの飛び石は、いくら注意していても防ぎきれないことがあります。それでできた傷は、ガラスリペアで直せる場合もありますが、大きな場合は補修ができずに、ガラス交換を余儀なくされます。ネットで検索すると、同じ車種のフロントガラスの交換なのに、値段に差があるのはなぜでしょうか?安くて安心な方法とは?

Chapter
飛び石による傷、これって車検に通るの?
傷は一刻も早くリペアすべし!無理なら、応急シールで!
ガラス交換の費用は?
ガラスの値段の違いは?
純正品と社外品の違い

飛び石による傷、これって車検に通るの?

高速道路を走行する機会の多い車は、飛び石によってフロントガラスに小さな傷がつくことが多々あります。さらに道路工事が多い7月や12月、年度末の時期は、一般道路でも飛び石によるトラブルが増えるといわれます。

自分ではまったく非がない場合がほとんどなのに、飛び石でフロントガラスに傷ができるのはたまりませんよね。では、この飛び石による傷は、車検に通るのでしょうか?

視認性に関係のない場所で、小さな点のような傷なら車検も通るようですが、ヒビが入っている場合は難しいようです。ただし、このヒビに関しても明確な基準がなく、運転席の前方では厳しかったりもするようです。

また2センチ程度の傷やヒビで、ガラスリペア(費用は1〜2万円)によって傷がほぼ目立たなくなれば、車検は通ります。

しかし、ガラスリペアで直せるのは2センチ程度の傷(ヒビ)まで。補修の際には、傷のなかに汚れや不純物が入ってしまうと、二度と取ることはできなくなります。不純物があると、傷の奥まで薬剤が浸透しないので再発する可能性も高くなり、直せたとしても跡が残る場合があるため要注意です。

傷は一刻も早くリペアすべし!無理なら、応急シールで!

ガラスの傷はできるだけ早く直したほうが良いといわれますが、それはどんな理由からでしょうか?

ヒビがある場合、温度の変化や振動、ボディの歪みなどによって拡大する恐れがありますし、リペアで直してあっても、同様の原因によって傷が成長することがあります。2センチ以上に広がった場合は、交換が必要です。

そうはいっても、すぐに修理に出せないという方には、とりあえずキズをガードする応急シールがオススメです。

では、ガラス交換をした場合の費用はいくらかかるのでしょうか?

ガラス交換の費用は?

ネットで調べると、ガラスの種類によって値段の差があることがわかります。純正と輸入ガラスでは、倍以上の違いがあります。

たとえば ダイハツ タント(型式L375/L385)の場合。熱線・ぼかし無の純正品ガラスとそれに付随するパーツ、工賃まで含めると約10万円の費用が掛かります。

工賃や付随するパーツは変わらないので、それよりも安くしたい場合は、社外品のガラスを使います。よくあるのが、純正と同じ国産メーカーが作る社外品を使う方法です。それらは、約3割ほど安価で手に入れることができます。

ガラスの値段の違いは?

純正品がベストなのは間違いないのですが、旭硝子の「クールベール」など高級国産社外品は、純正社外品よりも高価ですが、紫外線をカットする機能を持っており、夏の暑さを緩和できるメリットがあるため人気です。

一方、安い輸入品のなかには、ガラスの色が純正と異なる場合があるうえに、景色がゆがんで見えたり、波打って見えたりするような製品も存在します。そうなると安全上問題があるので、あまり使いたくないですね。

純正品と社外品の違い

同じメーカーで純正品、社外品の違いは、純正部品として製造されたのか、同じサイズの互換品なのかの違いです。つまり、同じメーカーの製品であれば、ガラスそのものの機能には、純正も社外品も自動車メーカーの認証(ロゴマークの)有無以外に違いはありません。

また、価格差が縮まっても良いのであれば、赤外線もカットする高機能ガラス、前述したクールベールがオススメです。

飛び石によるフロントガラスの損傷でガラスを交換をする場合、以前は等級据え置き事故として扱われていましたが、現在は自動車保険の制度が変わり1等級ダウンします。保険を使って直すか、自費で直すか、難しいところですね。