800馬力のナバラRなど…GT-Rのエンジンを搭載した車は?

日産 GT-R VR38DETT エンジン

※この記事には広告が含まれます

2017年モデルや世界記録に挑戦などで、話題の尽きない日産 GT-R。そんなGT-Rの強力無比なエンジンをスワップして、モンスターに仕立てあげられたマシンをご紹介しましょう。
Chapter
800馬力の日産ピックアップトラック「ナバラ-R」
GT-Rのエンジンを搭載してしまったクルマといえば、やっぱりコレ!
「VR38DETT」を搭載した180SX…「Bensopra 380SX」

800馬力の日産ピックアップトラック「ナバラ-R」

※画像は日産 NP300ナバラ

日産には、ナバラというピックアップトラックが存在します。残念ながら日本での販売は行われておらず、北米やオーストラリア等がメインマーケットになっているモデル。そのナバラに、GT-RのVR38DETTを搭載したチューナーがイギリスに存在するようです。

ナバラ-Rと名付けられたチューニングマシンを手掛けたのは、英国のGT-Rチューナー、セヴァーン ヴァレー モータースポーツ(Severn Valley Motorsport)。ノーマルでも550psを発揮するGT-Rのエンジンにチューニングを施し、800psにまでパワーアップを施しているのだとか。

ナバラは、本来2.5L 直4 QR25DEエンジンを搭載しており、基本的にはFRレイアウト。このボンネットにVR38DETTを搭載するのですから、かなり尖がったカスタムマシンといえますね。

同社は、1,500馬力までのエンジンチューンに対応しているとしていますが、残念ながら市販されていません。どちらかというと、技術力を示す広告塔としての試作モデルなのでしょう。

ピックアップトラックに強烈なスーパースポーツの心臓というカスタマイズは、痛快ですね。

GT-Rのエンジンを搭載してしまったクルマといえば、やっぱりコレ!

GT-Rエンジンを搭載したトンデモマシンといえば、2011年に欧州日産が作ったジュークRでしょう。

ジュークといえば、1.5L~1.6Lのエンジンを搭載したコンパクトSUV。それにGT-Rのエンジンを搭載!発表当時、最高に痛快なモデルとして大きな話題になりました。

NISMO仕様エンジン搭載「ジュークR 2.0」

また、2015年にはジュークの発売5周年として、ジュークR 2.0というバージョンアップ仕様が誕生。NISMO仕様の600psエンジンを搭載して、さらにぶっ飛んだモデルに。ちなみに初代ジュークRは、約6,000万円で販売されました。

いずれにせよ、購入できるのは物好きな富裕層だけでしょうが、こうしたモデルはメーカーの販促マシンとしても活躍するというわけです。

「VR38DETT」を搭載した180SX…「Bensopra 380SX」

※画像は日産 180SX

東京オートサロン2013に出展された日産180SXベースのBen Sorpra 380SXは、180SXにVR38DETTを搭載したモンスターマシン。

なんと出力は1,000ps!FRの180SXに強大なパワーではまっすぐに走らせることさえ困難なのでは?と思えば、これはD1GPにも出場したマシンなのだとか。開発中の動画でも、凄まじい加速を見せています。
デビューから10年、2017年となっても、なにかと話題を振りまくR35 GT-R。

その原動力は間違いなく、この凄まじいスペックを誇るVR38DETTエンジンであることは間違いありませんが、次期GT-Rも非常に気になるところ。

VR38DETTをさらに進化させるのか、それともダウンサイジングしてハイブリッドとするのか…。いずれにせよ、技術の日産はまた私たちを驚かせてくれることでしょう。
【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細