捕まらないために!覆面パトカーの取り締まり方法を再確認しておこう!

パトカー

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覆面パトカーは、用途別に3種に大別されます。捜査用、要人警護用、そして、交通取り締まり用です。一般車両に紛れ込み、違反車両を待ち構える覆面パトカーの取り締まり方法についてまとめました。
Chapter
2017年度中に一部高速道で最高速度120km/hに!
覆面パトカーの取り締まり方法
覆面パトカーの見分け方
速度超過は危険がいっぱい!

2017年度中に一部高速道で最高速度120km/hに!

2016年度に警察庁は、高速道路の最高速度を120km/hに引き上げる方針を固めました。とはいうものの、すべての高速道路が対象ではなく、100km/h以上で走行しても問題のない区間のみのようです。

まずは静岡県と岩手県内を走る高速道路の一部区域が対象で、2017年度中に変更するとのこと。

そんな事情もあってか、警視庁では2017年5月頃からモデリスタ製マークX+Mスーパーチャージャーを覆面パトカーとして15台導入し始めています。

このモデルは3.5L V6にスーパーチャージャーを組み合わせたハイパフォーマンスモデルで、最高出力は265kW(360ps)を発生。高速道路で速度超過違反が見つかれば、捕まること間違いありませんね。

覆面パトカーの取り締まり方法

覆面パトカーに限らず、通常のパトカーや白バイでも以下の手法で取り締まりを行います。

1、一般車両に紛れたり、大型トラックの直前で80km/hで走行するなどして、速度超過違反車を待ちます。
2、違反車両を確認すると、違反車とは違うレーンを走行しつつ、徐々に間合いを詰めます。
3、速度計測開始時には、一気にスピードアップ。違反車の後方にピッタリと付き、速度計測開始。終了までの所要時間は、わずか6秒です。

「警察24時」などのテレビ番組でも紹介されているように、取り締まり用警察車両を運転できるのは、警察のなかでも運転のエキスパートのみ。私たち一般ドライバーがドライビングテクニックで、適うはずがありません。

また、速度計測時にはナンバープレートも記録しているので、その場では逃げられたとしても、後から出頭命令が郵送されてくることでしょう。

覆面パトカーの見分け方

高速道路のどこにいるかわからないのが覆面パトカーです。そんな覆面パトカーに捕まらないためにも、見分け方をおさらいしておきましょう。

1、トヨタ クラウンは覆面パトカーと思うべし

覆面パトカーといえば、まずトヨタ クラウンです。

高速道路でクラウン(特にアスリート)を見たら、覆面パトカーと疑って良いでしょう。なぜなら、クラウンは日本車で唯一、覆面パトカーとして開発されているモデルがあり、国土交通省より型式指定を受けているのです。

国費で大量に購入して、全国の警察に一斉に配備するには、うってつけの存在です。外観はロイヤル/アスリートシリーズのままで、一般車両との区別がつきにくいため、まずはクラウンを見かけたら要注意です。

2、ルーフに謎の四角形を発見!これも覆面パトカーと思うべし

速度超過違反を起こしがちなハイパフォーマンスカーは、総じて車高が低くまず確認できないのですが、最低地上高くアイポイントの高いSUVのドライバーなら、ルーフ上の謎の四角形を見たことがあるはず。

それが赤色回転灯が収納されているカバーです。一般車両にはあり得ない装備です。ルーフの四角形カバーを発見しやすいのは、SUV車オーナーの特権ですね。

3、自動車が集団走行をしていたら、覆面パトカーが潜んでいると思うべし

覆面パトカーの外観は一般車と見分けが付けづらいのですが、その生態?を隠すことはできません。

速度超過違反車は、後方からハイスピードで接近してくる車には敏感です。その特徴を利用し、覆面パトカーは大人しく運転している車の集団に紛れ込み、法定速度内で走行しつつ速度超過車両を待ち構えています。

同様に大型トラックは速度制限が80km/h、リミッターで90km/hまでしか速度が出ません。これを利用して80km/hで大型トラックの前に付くことも、集団に紛れ込むことと同じ効果を持ちます。

速度超過は危険がいっぱい!

日本の高速道路には、設計速度という基準があります。それは法定速度よりも高めの速度を想定しています。

2017年度中に最高速度を120km/hに引き上げる区間は、設計速度は140km/h。120km/hでも、余裕があることになりますね。反対に、最高速度100km/h区間のほとんどは、設計速度が120km/h。100km/h以上の速度では、安全マージンが少ないのです。

このような背景もあって、交通取り締まりは行われているというわけです。これを知った上で、速度超過違反をするか、しないかは、正直あなた次第。

しかし、ひとたび覆面パトカーのお世話になってしまうと、余計な時間を取られたり、罰金に違反点数など、ドライバーにはマイナスしかありません。やはり、制限速度を守り、安全運転が一番なんですね。
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