もしも高速道路で逆走車に遭遇したら?
更新日:2020.01.08
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高齢者の高速道路逆走が、近年問題になっています。高速道路は流れが速いので、万が一、正面衝突になると大事故は免れません。実際に高速道路の逆走により、亡くなってしまった人もいるのです。こればかりは自分が気を付けていても、いつ逆走車に遭遇するかわかりません。もし、高速道路で逆走車に遭遇してしまったら対処法はあるのでしょうか?
- Chapter
- 逆走の原因は?
- 逆走車に遭遇してしまったら?
- 逆走車を見つけたら通報も忘れずに
逆走の原因は?
高速道路の逆走は、65歳以上の高齢者に多くみられ、全体の約7割を占めているといいます。原因としては「乗り越し・道間違い」「一般道混同」「認知症」です。
中でも多いのが、自分が降りるべきインターチェンジを通り過ぎてしまい、焦ってUターンをしてしまう「乗り越し・道間違い」です。一般道なら、適当な場所でUターンをすれば済みますが、高速道路ではその時点で逆走となってしまいます。
もし、降りるべきインターチェンジを過ぎてしまった場合は、次のインターで降りることを考えましょう。焦ってしまうと、気が動転して、正確な判断が出来なくなってしまいます。
また、もしあなたが同乗者で、ドライバーが道を間違えてしまった、降りるべきインターを通り過ぎてしまった、という場合は、落ち着いて運転できるようにフォローしてあげてくださいね。
下記の動画はJAFが高速道路の逆走を検証した動画です。動画とはいえ、かなりの恐怖が伝わってきます。
逆走車に遭遇してしまったら?
では、逆走車に遭遇してしまった際の対処法はあるのでしょうか?
まずは、逆走車はこちらに向かって走ってくるので、あっという間に迫ってきます。そういった場合に少しでも、状況判断ができる時間を確保するためにも法定速度を守ることが重要です。
もうひとつは、適切な車間距離を保つこと。前車との間が詰まりすぎていると、視界が塞がれ見通しが悪くなります。前のトラックが急に車線変更をしたと思ったら、目の前に逆走車が現れた、ということもないとは言い切れません。
3つ目は、追い越し車線は追い越しの時のみに使用すること。基本的なルールですが、逆走車のドライバーからしてみれば、追い越し車線が走行車線になりますので、逆走車は追い越し車線を走行してくるケースが多いです。
そして、もし逆走車を発見した場合は、衝突を避けるため、路肩などの安全な場所に退避してください。
まずは、逆走車はこちらに向かって走ってくるので、あっという間に迫ってきます。そういった場合に少しでも、状況判断ができる時間を確保するためにも法定速度を守ることが重要です。
もうひとつは、適切な車間距離を保つこと。前車との間が詰まりすぎていると、視界が塞がれ見通しが悪くなります。前のトラックが急に車線変更をしたと思ったら、目の前に逆走車が現れた、ということもないとは言い切れません。
3つ目は、追い越し車線は追い越しの時のみに使用すること。基本的なルールですが、逆走車のドライバーからしてみれば、追い越し車線が走行車線になりますので、逆走車は追い越し車線を走行してくるケースが多いです。
そして、もし逆走車を発見した場合は、衝突を避けるため、路肩などの安全な場所に退避してください。
逆走車を見つけたら通報も忘れずに
逆走車を見つけたら通報することも忘れないでくださいね。
遭遇した場合、料金所の係りやパーキングエリアの非常電話、道路緊急ダイヤル(#9910)まで連絡をしましょう。そうすることで、情報板やハイウェイラジオを通じて、多くの人に危険を知らせることができます。
また、逆走車に遭遇はしていないけれど、ラジオなどの情報で逆走車が走っていることがわかった場合は、前項でご紹介した内容を徹底してください。できれば、車線の一番左側を走り、追い越しなども避けた方が良いでしょう。
遭遇した場合、料金所の係りやパーキングエリアの非常電話、道路緊急ダイヤル(#9910)まで連絡をしましょう。そうすることで、情報板やハイウェイラジオを通じて、多くの人に危険を知らせることができます。
また、逆走車に遭遇はしていないけれど、ラジオなどの情報で逆走車が走っていることがわかった場合は、前項でご紹介した内容を徹底してください。できれば、車線の一番左側を走り、追い越しなども避けた方が良いでしょう。