日本車では日産ノートだけ!? 現行スーパーチャージャー車7選
更新日:2020.01.08
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ひと昔前は、スポーツカーの代名詞となっていたスーパーチャージャーとターボチャージャーですが、現在は環境性能を高める補機として注目されています。その主流は、VWに代表されるダウンサイジングターボですが、各メーカーにはスーパーチャージャーによって環境性能を高めているモデルもあるのです。そのなかで、編集部が気になる7台をピックアップしてみました。
①日産 ノート 173.9〜209.4万円
2017年3月現在、現行の日本車で唯一スーパーチャージャーを搭載するのが、日産ノートです。
エコスーパーチャージャーと名付けられたこの装備は、電動クラッチによって、加速や登坂時など、ドライバーがパワーを要求している場面のみスーパーチャージャーを作動させることで、小排気量によるアンダーパワーを補いながら燃費も向上させるというもの。
そのおかげでJC08モード燃費は、通常の1.2Lエンジンに比べて、約4km/L向上。ノート e-POWERの37.2km/Lには及びませんが、26.2 km/Lと良好な数値となっています。
エコスーパーチャージャーと名付けられたこの装備は、電動クラッチによって、加速や登坂時など、ドライバーがパワーを要求している場面のみスーパーチャージャーを作動させることで、小排気量によるアンダーパワーを補いながら燃費も向上させるというもの。
そのおかげでJC08モード燃費は、通常の1.2Lエンジンに比べて、約4km/L向上。ノート e-POWERの37.2km/Lには及びませんが、26.2 km/Lと良好な数値となっています。
②アウディA6 3.0 TFSI quattro 888万円
アウディA6、A7、A8、SQ5、Q7、S4,S5などに搭載される、3.0L TFSIエンジンは、アウディが販売するセダンタイプのクルマです。
ダウンサイジングとターボ過給による高性能がポイントのTFSIエンジンにあって、3.0L V型6気筒のみスーパーチャージャーによる過給を行っています。
その出力は、A6 3.0TFSI quattroの場合、最高出力245kW(333ps)、最大トルク440Nm(44.9kgm)と、とにかくパワフル。そしてカタログ燃費は、JC08モードで12.9 km/Lと非常に完成度の高いエンジンとなっています。
ダウンサイジングとターボ過給による高性能がポイントのTFSIエンジンにあって、3.0L V型6気筒のみスーパーチャージャーによる過給を行っています。
その出力は、A6 3.0TFSI quattroの場合、最高出力245kW(333ps)、最大トルク440Nm(44.9kgm)と、とにかくパワフル。そしてカタログ燃費は、JC08モードで12.9 km/Lと非常に完成度の高いエンジンとなっています。
③ランドローバー・レンジローバースポーツ 860~1,657万円
ランドローバーは、イギリスの自動車メーカーでSUVを主力にしています。そのフラッグシップモデルが、レンジローバーです。
レンジローバーには、3.0Lと5.0Lのガソリンと、3.0Lディーゼルエンジンを用意。ガソリンエンジンに、スーパーチャージャーが装着されています。
これは、同社のディスカバリーにも搭載されるもので、水冷式インタークーラーが装備され、パワーと効率を最適化。さらにブーストコントロールを電子的に制御することで、最大20%の効率改善を実現しています。
また、最大出力が250kW(340ps)と 280kW(380ps) があり、最大トルクは450Nm/45.9kgm)/3,500rpmで共通です。
一方、5.0Lエンジンは、最高出力が375kW(510ps)、最大トルクは625Nm(63.7kgm)と、2,400kg超えのボディをものともしない動力性能を持っています。
レンジローバーには、3.0Lと5.0Lのガソリンと、3.0Lディーゼルエンジンを用意。ガソリンエンジンに、スーパーチャージャーが装着されています。
これは、同社のディスカバリーにも搭載されるもので、水冷式インタークーラーが装備され、パワーと効率を最適化。さらにブーストコントロールを電子的に制御することで、最大20%の効率改善を実現しています。
また、最大出力が250kW(340ps)と 280kW(380ps) があり、最大トルクは450Nm/45.9kgm)/3,500rpmで共通です。
一方、5.0Lエンジンは、最高出力が375kW(510ps)、最大トルクは625Nm(63.7kgm)と、2,400kg超えのボディをものともしない動力性能を持っています。
④ボルボXC90 T6 AWD 879〜1,009万円
ボルボは、質実剛健なドイツ車やお洒落なラテン車とは違った魅力を持っています。
そんなボルボ車の中でも、XC90 T6(T8)が他の過給機付きモデルと異なるのは、ターボチャージャーとスーパーチャジャーどちらも搭載していることです。
このエンジンは、最新のS90およびV90、さらにはS60、V60、 XC60のT6モデルに搭載されています。 ボルボは、ターボとスーパーチャージャー、それぞれのメリットを生かして、環境性能向上と高性能の両立を図っています。
その恩恵もあり、低回転では力強く、高回転でも効率よくトルクを引き出すことができます。 XC90の最高出力は235kW(320ps)、最大トルクは400Nm(40.8kgm)。JC08モード燃費は、19.8kg/Lを達成しています。
そんなボルボ車の中でも、XC90 T6(T8)が他の過給機付きモデルと異なるのは、ターボチャージャーとスーパーチャジャーどちらも搭載していることです。
このエンジンは、最新のS90およびV90、さらにはS60、V60、 XC60のT6モデルに搭載されています。 ボルボは、ターボとスーパーチャージャー、それぞれのメリットを生かして、環境性能向上と高性能の両立を図っています。
その恩恵もあり、低回転では力強く、高回転でも効率よくトルクを引き出すことができます。 XC90の最高出力は235kW(320ps)、最大トルクは400Nm(40.8kgm)。JC08モード燃費は、19.8kg/Lを達成しています。
⑤ポルシェ カイエンSEハイブリッド 1,199~1,257万円
高級スポーツカーの代名詞とも言えるポルシェ。SUVのカイエンもすっかりお馴染みの車種となりました。
カイエンにはガソリンモデルとハイブリッドがあり、ハイブリッドモデルにはモーターとV6スーパーチャージャーエンジンが搭載されます。
このエンジンは、単体でも最高出力245kW(333ps)、最大トルク44.9kgfmを発生。モーターがなくとも申し分ない性能ですが、そこにはやはりポルシェのプライドがあるのでしょうか。
出力70kW(95ps)のモーターを組み合わせることで、総出力306kW(416ps)/5,500rpm、総トルク590 Nm(60.2kgm)/1,250-4,000rpmという性能に高められ、カイエンをSUVのなかでも卓越した性能の1台に引き上げています。
カイエンにはガソリンモデルとハイブリッドがあり、ハイブリッドモデルにはモーターとV6スーパーチャージャーエンジンが搭載されます。
このエンジンは、単体でも最高出力245kW(333ps)、最大トルク44.9kgfmを発生。モーターがなくとも申し分ない性能ですが、そこにはやはりポルシェのプライドがあるのでしょうか。
出力70kW(95ps)のモーターを組み合わせることで、総出力306kW(416ps)/5,500rpm、総トルク590 Nm(60.2kgm)/1,250-4,000rpmという性能に高められ、カイエンをSUVのなかでも卓越した性能の1台に引き上げています。
⑥ジャガー Fタイプクーペ
イギリスの高級スポーツカーといえばジャガーですね。ジャガーにもスーパーチャージャーを搭載するモデルがいくつかあります。
その代表となるのがFタイプ。いかにもスポーツクーペらしいスタイリングが目を引きます。
搭載するのは、3.0L V6と5.0L V8で、いずれもスーパーチャージャーによって、性能が引き上げられています。
ハードトップの他にオープンタイプのラインナップもあります。またXJ、F-PACE R-SPORTにも、同型のエンジンが搭載されています。
その代表となるのがFタイプ。いかにもスポーツクーペらしいスタイリングが目を引きます。
搭載するのは、3.0L V6と5.0L V8で、いずれもスーパーチャージャーによって、性能が引き上げられています。
ハードトップの他にオープンタイプのラインナップもあります。またXJ、F-PACE R-SPORTにも、同型のエンジンが搭載されています。
⑦ロータスエリーゼ 572~700万円
イギリスを拠点とするスポーツカーメーカーのロータス。現在の主力エンジンは、トヨタの4気筒となっています。
生産するモデルは、すべてライトウェイトスポーツで、重くなった車重をパワーで補う、現代の車作りと逆行するかのようなコンセプトで開発をしています。
スーパーチャージャーが装着されるエンジンは、VVT-i付きのトヨタ製1.8L 2ZR-FEで、エリーゼSおよびスポーツ220に搭載されており、スペックは最高出力162kW(220ps)、最大トルク250Nm(25.5kgm)です。
ロータスは、上級モデルのエキシージ、エボーラのV6エンジン(トヨタ製2GR-FE)にもスーパーチャージャーを採用しています。
生産するモデルは、すべてライトウェイトスポーツで、重くなった車重をパワーで補う、現代の車作りと逆行するかのようなコンセプトで開発をしています。
スーパーチャージャーが装着されるエンジンは、VVT-i付きのトヨタ製1.8L 2ZR-FEで、エリーゼSおよびスポーツ220に搭載されており、スペックは最高出力162kW(220ps)、最大トルク250Nm(25.5kgm)です。
ロータスは、上級モデルのエキシージ、エボーラのV6エンジン(トヨタ製2GR-FE)にもスーパーチャージャーを採用しています。