ハコスカの顔をした日産 ステージアが存在する?その名は「ハコステ」

RB26DETTエンジン 1989年

※この記事には広告が含まれます

かつて日産自動車が生産していた、パワフルなステーションワゴンとして人気のステージアが、ハコスカの顔になって復活!?
Chapter
日産ステージアとは?
GT-Rと同じエンジンを積んだ最高出力280馬力のホットなバージョンも
ハコスカの顔を移植した「ハコステ」とは?
初代ステージアがベース

日産ステージアとは?

※写真は2代目ステージア

初代日産ステージアは、R34スカイラインやC34ローレルと共通のプラットフォームを持つステーションワゴンです。

1996年にデビュー、2代目は2001年に発売されました。2代目はV35型スカイラインセダンのプラットフォームをベースしており、ダッシュボード周辺のデザインも基本的にスカイラインと共通です。

3代目のデビューを待たずして、2007年6月に生産終了となっています。

GT-Rと同じエンジンを積んだ最高出力280馬力のホットなバージョンも

ステージアはスカイラインと共同開発された部分も多く、それまでの日本車にはなかったスポーツ志向のLサイズステーションワゴンとして人気を集めました。

初代も2代目ともに、パワフルなエンジンを積んだモデルがラインナップされていたことも特徴で、初代モデルのWC34型ではオーテックジャパンが手掛けた特別仕様車260Rも1997年に発売されました。

こちらは、R33スカイラインGT-Rの2.6L 直6エンジン(RB26DETT)を搭載。ドライブトレーン、リアサスペンションもGT-Rから流用。電動スーパーハイキャス、ブレンボのブレーキシステムなども装備した、国内最強のステーションワゴンでした。

また、後継となる2代目ステージア(M35型)には、最高出力206kW(280sp)/6,200rpmを発生するV6 3.5Lエンジン(VQ35DE)を搭載した「ステージア アクシス350S」がラインナップされていました。

ハコスカの顔を移植した「ハコステ」とは?

さてこの車。顔は完全にハコスカGT-Rなのですが…エンジンフードがかなり長いですね。
と思ったらボディも長く、後ろはステーションワゴンの形状になっています。どうやら、ステージアにハコスカのフロントを移植したモデルのようです。

通称「ハコステ」。手掛けたのは、ユーノスロードスターやS30フェアレディZをベースにしたトヨタ2000GTのレプリカモデルの製作でおなじみのロードスターガレージという会社です。

初代ステージアがベース

「ハコステ」のベースは、WC34型のステージア。前述のとおり、ステージアはスカイラインと共同開発されたステ―ションワゴンで、事実上スカイラインワゴンという位置づけなのですが、こちらのモデルはまさにスカイラインのフェイスをまとったユニークなモデルに仕上がっています。

スポーティな走り、ワゴンとしての機能性も抜群。誰もが気軽にハコスカのフェイスと、ステージアの実用性を味わえる作りになっています。フルバージョンはもちろん、フロントフェイスのみ変更のバージョンも用意されています。

実用性、パワー十分のステージアにハコスカのフェイス…オリジナリティ最高でとっても魅力的なワゴンですね。
【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細