シビック タイプRに国産車のライバルはいない!?市場独占か!?

4代目シビック タイプR

※この記事には広告が含まれます

タイプRも含めて、2017年の夏に6年半ぶりに日本での販売が復活するホンダ シビック。現行のシビック タイプRは、2015年12月に限定750台で予約発売が開始され、完売となりました。国産車FFでは向かうところ敵なし!の速さを誇るシビック タイプRのライバルはいるのでしょうか?
Chapter
歴代シビック タイプRの紹介
シビック タイプRのライバルは国産車にはいない?

歴代シビック タイプRの紹介

●初代 (1997年~2001年) 178〜231万円

1.6L 直列4気筒 DOHCに VTECを追加し、最高出力185ps/8,200rpmを発生。

専用チューニングのサスペンション、トルク感応型ヘリカルLSD、大径ディスクローター、パフォーマンスロッド、専用ABS、各種エアロパーツ、レカロ製バケットシート、モモ製ステアリング(SRSエアバッグ付き)、チタン製シフトノブ、ポテンザRE010タイヤなどを標準装備しています。
●2代目(2001年~2005年) 222〜255万円

UKホンダで生産された3ドアハッチバックボディに、2.0L直列4気筒DOHC エンジンを搭載。このエンジンは、従来のVTECに加え、エンジン負荷に応じて吸気バルブタイミングの位相を連続的に制御するVTCを組み合わせ、最高出力215ps、最大トルク202Nm(20.6kgm)を発生しています。

トランスミッションは、クロスレシオの6速MTで、ショートストロークのシフトを採用。アルミ製シフトノブはインパネに配置し、レカロ製バケットシート、モモ製ステアリングホイール、リミテッド・スリップ・デフ(LSD)などを装備しています。

●3代目セダン(2007年~2010年) 284万円

歴代FFタイプR史上最速を目標に開発。エンジンは2代目と同じK20A型 2.0L 直列4気筒 DOHC i-VTEC。最高出力は、225ps/8,000rpmとなり、18インチタイヤは専用コンパウンドのPOTENZA RE-070を、シートはレカロでは無く、新たにホンダオリジナルのRspecシートを採用しています。


●3代目ハッチバック FN2型(2007〜2012年) 298〜300万円

エンジンは、セダンと同じK20Z型 2.0L 直列4気筒 DOHC i-VTECですが、最高出力は201ps/7,800rpmに。「TYPE R」と「TYPE R GT」の2グレードが用意され、上級グレードの「TYPE R GT」は運転席・助手席を独立させた温度調整可能なエアコン、クルーズコントロール、カーテンエアバッグなどを装備しています。
●4代目(2015年~2016年)

750台限定。新設計の2.0L直列4気筒 VTECターボエンジンを搭載。最高出力310ps、最大トルク400Nm(40.8kgm)を発揮。6速MTとの組み合わせで0-100km/hの加速は5.7秒、最高速度は270km/hと歴代シビック タイプR史上最高の走行性能を誇っています。

750台という台数は、シビックタイプRがFF車両最高速を更新したニュルブルクリンク北コースにおけるタイム7分50秒63に由来したものです。

シビック タイプRのライバルは国産車にはいない?

1990年代には、三菱 ミラージュ サイボーグや日産 パルサーGTI-Rなど、リッター100馬力を超えるホットハッチが存在していましたが、現在はシビック タイプRのみという状況です。

つまり、日本メーカーにはライバルがなく、ターゲットは欧州車になります。VWゴルフRやニュルブルクリンクで最高速更新争いに火花を散らしてきたルノー メガーヌ トロフィーといった車たちが相当します。

ちなみにニュルブルクリンクFF最高速は、2016年4月にゴルフGTIクラブスポーツSが記録を更新し、シビック タイプRの記録を1秒縮める7分49秒21を叩き出しています。さらに同年12月には2秒記録を更新して7分47秒19を計測。シビック タイプRとの差は約3秒半に広がっています。

ゴルフにFF最高速の座を譲ってしまったシビック タイプR。2017年度中に投入される新型で、ニュルFF最高速の座を奪い返してほしいものですね!
【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細