【2023年版】お金がなくても乗りやすい国産スポーツカーおすすめ17選|平均中古価格も掲載!

トヨタ 86

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一言でスポーツカーと言っても、FRや4WD、2ドアや4ドア、重量級からライトウェイトまで種類はさまざま。

今回はそのなかでも国産車のスポーツカーに絞ってピックアップ!

国産でお手軽にスポーツ気分を味わえるクルマを解説しながら、中古車価格も踏まえてご紹介します!

CarMe編集部

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CarMe編集部
Chapter
1.トヨタ 86 (ハチロク)│ZN6
2.ダイハツ コペン│LA400K
3.マツダ ロードスター│ND
4.日産 フェアレディZ│Z33
5.スズキ スイフトスポーツ│ZC33S
6.スバル インプレッサ WRX STI│GRB/GVB
7.日産 マーチ NISMO S│K13改
8.マツダ RX-8│SE3P
9.ホンダ CR-Z │ZF1/ZF2
10.ホンダ フィットRS │GK5
11.トヨタ アルテッツァ│SXE10
12.トヨタ MR-S│ZZW30
13.ホンダ ビート│PP1
14.マツダ RX-7│FD3S
15.三菱 ランサーエボリューションX│CZ4A
16.三菱 FTO│DE3A
17.日産 シルビア│S15

お手軽にスポーツ気分を味わえるクルマ17選

1.トヨタ 86 (ハチロク)│ZN6

トヨタ

86(ハチロク)

<2022年時点>平均中古車価格198.1万円

「ハチロク」の愛称で有名なトヨタ 86(ハチロク)【新車価格】262.4 ~ 496.8 万円

トヨタが生み出した生粋のFRスポーツカーである86(ハチロク)は、漫画の影響で大人気となったAE86を現代に復活させたモデル。

トヨタとスバルが共同で開発を行い、その心臓部にあたる2.0L水平対向エンジンはトヨタとスバルの技術を結集した合作であるというエピソードでも話題になりました。

最高出力は152kW(207PS)と、現代のスポーツカーとしてはアンダーパワーにも感じられますが、操る楽しさを純粋に味わえるFRスポーツカーとしては、現代では希少な1台と言えるでしょう。

中古車の流通台数が多く、チューニングパーツも豊富なのが魅力的。

自分好みの1台に仕上げる楽しさも存分に味わうことができるでしょう。

ボディタイプ
クーペ
乗車定員
4名
型式
4BA-ZN6
ドア数
2

2.ダイハツ コペン│LA400K

ダイハツ

コペン

<2022年時点>平均中古車価格163.5万円

軽自動車でありながら電動オープンという豪華なメカニズムが人気のダイハツ コペン【新車価格】188.7万円〜244.6万円

2014年に発売されたモデル。

脱着が可能な構造のボディ外板を採用し、「ローブ」「エクスプレイ」「セロ」「GR SPORT」の4つのエクステリアを持つのが特徴。

エンジンはKF-VET型 658cc 直列3気筒DOHCターボを搭載し、最高出力は47kW (64PS)/6,400rpmを発生。

850kgの軽量ボディで、思うままのドライビングを楽しめるでしょう。

年式が新しいこともあり中古車相場はやや高めですが、故障のリスクや部品の供給を考えると、かなり心強いでしょう。

入門編としてみれば軽自動車特有の維持費の安さも魅力的な1台です。

ボディタイプ
軽自動車
乗車定員
2名
型式
3BA-LA400K
ドア数
2

3.マツダ ロードスター│ND

マツダ

ロードスター

<2022年時点>平均中古車価格237.7万円

世界中にオープンカーブームを起こしたスポーツカー【新車価格】260.1万円〜333.4万円

愛され続けるスポーツカー「マツダ ロードスター」は1989年に販売され、世界中にオープンカーブームを起こしたモデルです。

ロードスターは世界中に多くのファンを持つ車で、現行ND型では金属製ルーフを装着した派生車種としてロードスター RFもラインナップに加わっています。

さらに、その車体は海外車種にも使われ、イタリア車のアバルト 124スパイダーは4代目ロードスターをベースにしています。

最高出力
131~132ps
燃費(JC08モード)
17.2~18.6km/L
燃費(WLTCモード)
16.8~17.2km/L
駆動方式
FR
排気量
1,496cc
乗車定員
2名

4.日産 フェアレディZ│Z33

日産

フェアレディZ Z33

<2022年時点>平均中古車価格108.5万円

先代モデルの生産終了から2年ぶりの復活!Zらしさが強調された2シーターモデル【新車時価格】315〜682.5万円

2002年7月30日に発売された、5代目Z33型。

2年ぶりの復活となったZ33は2シータークーペのみ。歴代フェアレディZに設定されていた2by2は廃止された一方で、ホイールベースは200mm延長されました。

3.5LのV6エンジンを搭載し、最高出力は当初280psでしたが、年次改良を重ね、最終的には313psまで向上されています。

低速走行も重視したトルク設計になっているので、街乗り時の発進や高速道路の合流・追い越しでは加速感をおおいに味わえます。

どのギアでも軽くアクセルを踏むだけでスムーズに加速し安定感もあるので、長距離でも運転しやすいです。

ボディサイズ
4310x1815x1315mm/他
最高出力
313ps
燃費(10・15モード )
9.7km/L
駆動方式
FR
総排気量
3498cc
乗車定員
2名

5.スズキ スイフトスポーツ│ZC33S

スズキ

スイフトスポーツ

<2021年時点>平均中古車価格180.0万円

スズキ伝統のホットハッチ。1トンを切る軽量ボディにパワフルなターボエンジンを組み合わせた刺激的な1台【新車価格】201~208 万円

4代目にあたるスイフトスポーツは、これまでの1.6L NAエンジンから1.4L ターボエンジンへと一新。

その恩恵もあって軽量化とハイパワー化を両立し、先代からさらなる進化を遂げました。

軽量コンパクトなボディを思いのままに操る運転の楽しさを味わえる、数少ない現行車の1つです。

排気量が大きくないことから、燃費も良いためガソリン代が比較的おさえられるのも魅力的です。

さらには各メーカーからアフターパーツも豊富に発売されており、チューニングによって格上のハイパワー車と互角に渡り合うことも十分にできるポテンシャルを秘めています。

最高出力
140ps
燃費(JC08モード)
16.4km/L
駆動方式
FF
排気量
1,371cc
乗車定員
5名

6.スバル インプレッサ WRX STI│GRB/GVB

スバル

インプレッサ WRX STI

<2022年時点>平均中古車価格198.3万円

WRCで培ったノウハウが注ぎ込まれた3代目インプレッサ WRX STIのスペックは第一線級【新車価格】315万円〜593.3万円

ツインスクロールターボを採用した水平対向エンジンは、最高出力227kW(308PS)を発生。

4WD+水平対向ターボというパッケージは、スバル インプレッサだけの特徴であり、他のどんなクルマにもない魅力をもっています。

最高出力
300~329ps
燃費(JC08モード)
9.4~13.2km/L
燃費(WLTCモード)
11.2km/L
駆動方式
4WD
排気量
1,994~1,998cc
乗車定員
5名

7.日産 マーチ NISMO S│K13改

日産

マーチ NISMO S

<2022年時点>平均中古車価格145.9万円

日産ワークスチーム「NISMO(ニスモ)」の血統を継ぐホットハッチ【新車価格】187万円

日産を代表するコンパクトカーであるマーチをベースに、運転していてワクワクするようなフィーリングを目指してニスモがこだわりを詰め込んだのがこのクルマです。

専用のエアロパーツやチューニングされたサスペンション、ブレーキ・タイヤを装備。さらにボディ剛性も向上しています。

街中でもワインディングでも気持ちのいい走りを気軽に堪能できるコンパクトカーです。

「スポーツカーならではの運転する楽しさを味わいたいけど、普段使いのできる便利さも欲しい」…そんな方におすすめの1台です。

ボディサイズ
3870×1690×1495mm
排気量
1,498cc
最高出力
116ps(85kW)/6000rpm
最高トルク
15.9kg・m(156N・m)/3600rpm
駆動方式
FF
乗車定員
5名

8.マツダ RX-8│SE3P

マツダ

RX-8

<2022年時点>平均中古車価格94.7万円

マツダが21世紀に復活させたロータリースポーツ【新車価格】275.5万円 ~ 340.5万円

マツダの往年の名車であるRX-7が生産終了し、それ以来途絶えていたロータリーエンジンの系譜を復活させたのが、このRX-8です。

マツダが熟成させてきた低重心レイアウトや約50:50の前後重量配分など、ロータリーエンジンスポーツカーのノウハウが詰め込まれ、申し分ないスペックを誇ります。

ドアは観音開きで、車内は大人4人がゆったりと乗れる居住空間を確保していることも魅力的です。

生産終了が2012年6月と10年が経過することを考えると、「いつかはロータリーエンジンを味わってみたい」と考えている方はそろそろ手を出した方がいいかもしれません。

中古車相場は比較的安価だったものの最近では高騰しており、今後も値上がりが予想されます。

ボディサイズ
4,435×1,770×1,340mm
排気量
1,308cc
最高出力
250ps(184kW)/8,500rpm
最高トルク
22.0kg・m(216N・m)/5,500rpm
駆動方式
FR
乗車定員
4名

9.ホンダ CR-Z │ZF1/ZF2

ホンダ

CR-Z

<2022年時点>平均中古車価格80.1万円

高い環境性能と走りの楽しさを融合させたハイブリッドスポーツカー【新車価格】226~294 万円

ホンダのCR-Zは、2010年にデビューした3ドアのハッチバッククーペで、第31回カー・オブ・ザ・イヤーにも輝いた1台です。

鋭さのあるエクステリア(外観)はもちろん、ハイブリッドシステムも進化しています。

インサイトに搭載されていた1.3Lのエンジンが1.5Lへ拡大されており、最高出力もCVTモデルで118ps、MTモデルでは120psと大幅な改良を受けています。

現在、CR-Zの相場は2桁万円台がボリュームゾーンとかなり安くなっており、気軽にライトウェイトスポーツを楽めるベース車としてはリーズナブルと言えるでしょう。

比較的年式が新しく、排気量が小さいため税制面でも経済的なのがポイントです。

ボディサイズ
4,105×1,740×1,395mm
排気量
1,496cc
最高出力
118ps(87kW)/6,600rpm
最高トルク
14.7kg・m(144N・m)/4,800rpm
駆動方式
FF
乗車定員
4名

10.ホンダ フィットRS │GK5

ホンダ

フィットRS

<2022年時点>平均中古車価格95.8万円

パワートレインが刷新した現代版ホットハッチ【新車価格】126.5〜246.4万円

ホンダ フィットRS(GK5)は2013年~2020年まで製造・販売したハッチバックです。

1.5LのNAエンジン(L15B)を搭載し、最高出力132ps/最大トルク15.8kgmを発生します。

新型フィットRSも発売しましたが、2023年2月現在はATのみとなっており、MTのフィットとなるとGK5が最終モデルとなっています。

絶対的な速さは劣りますが、快適性・走行性・経済性などのバランスが非常に優れた1台と言えるでしょう。

ボディタイプ
コンパクト
乗車定員
5名
型式
GK5
ドア数
4

11.トヨタ アルテッツァ│SXE10

2005年に販売が終了し、近年はお目にかかる機会が少なくなってきたトヨタ アルテッツァ。新車価格は206万円〜364万円でした。

デビューした1998年当時、日本では数少なかったFRのスポーツセダンということで、クルマ好きから期待を集めました。

しかし、実際に販売されると重い車重や、車重に対して非力なエンジンなど市場の期待を満たすことができず「不遇の名車」と呼ばれようになりました。

その反面、優れた剛性とFRという駆動方式も相まって、チューニングベースとして一部では人気車種となります。

中古車価格が非常に安価ということもあり、走り屋ご用達の1台でしたが、2021年現在では市場価格の高騰が著しく、安く買って走り倒せるのも今のうちだけかもしれません。

<2022年時点>平均中古車価格:101.6万円
<2021年時点>平均中古車価格:93.3万円
<2020年時点>平均中古車価格:54.9万円
<2019年時点>平均中古車価格:53.3万円
<2017年時点>平均中古車価格:47.9万円

12.トヨタ MR-S│ZZW30

MR-Sは、トヨタがMR2の後継モデルとして1999年10月に発表したモデルです。新車価格は186~240 万円でした。

1トン前後の軽量なボディをもち、エンジンパワーは140馬力と控えめではあるものの、軽快な加速と運動性能の良さで運転を楽しめるオープンスポーツカーです。

現行モデルの国産ミッドシップスポーツカーが途絶えてしまった2021年現在、MR-Sは大変希少な存在と言えるでしょう。

中古車市場では100万円を切る個体も珍しくなく、比較的安価に手に入れることができます。

<2021年時点>平均中古車価格:120.5万円
<2021年時点>平均中古車価格:109.4万円

13.ホンダ ビート│PP1

軽自動車でありながら、エンジンを座席後部に搭載し、後輪を駆動するミッドシップエンジン・リアドライブ方式(MR)と2シーターオープンボディというスーパーカーさながらのレイアウトを採用した名車。新車価格は138万円〜152.7万円でした。

この価格は、前年に発売されたスズキ セルボモードのトップグレード(4WDターボ)が129.6万円だったことを考えると、当時の軽自動車としては相当に高いものでした。 

搭載されたE07A型3気筒12バルブエンジンは、自然吸気でありながら最高出力64PS/8,100rpmのハイパワーを発揮する名機。

そのスタイリングとドライビングフィールに一目惚れした人も多く、現在でも多くの愛好家に愛されている1台です。

2022年現在でも本体価格100万円を切る中古車は見られるものの、経年劣化によるボディの錆や雨漏り、消耗品の交換などメンテナンス費用を捻出する覚悟は必要でしょう。

<2022年時点>平均中古車価格:101.7万円
<2021年時点>平均中古車価格:94.8万円
<2020年時点>平均中古車価格:62.3万円
<2019年時点>平均中古車価格:61.5万円
<2017年時点>平均中古車価格:60.6万円

14.マツダ RX-7│FD3S

販売がすでに終了しているものの、根強いファンが多いマツダ RX-7。新車価格は309万円〜404万円でした。

13B型ロータリーエンジンを搭載し、他の国産スポーツカーとは一線を画すエクステリアで、多くの人々を魅了しました。

最終型でも18年前、またロータリーエンジンはコンディション管理がレシプロエンジンに比べ大変なため、状態確認はきちんとしましょう。

中古車相場はここ数年での高騰が激しいため、いつかは乗りたいと考えている方は、早めに購入するのが良いかもしれません。

<2022年時点>平均中古車価格:469.2万円
<2021年時点>平均中古車価格:466.2万円
<2020年時点>平均中古車価格:349.2万円
<2019年時点>平均中古車価格:276.5万円
<2017年時点>平均中古車価格:214.3万円

15.三菱 ランサーエボリューションX│CZ4A

ランサーエボリューションの最終型となったX。通称エボX(エボテン)。新車価格は、299万円〜540万円でした。

2016年4月に登場した特別仕様車「ランサーエボリューション ファイナルエディション」をもって販売終了し、長きにわたり生産されたランエボの歴史がついに途絶えることになりました。

<2022年時点>平均中古車価格:330.5万円
<2021年時点>平均中古車価格:333.1万円
<2020年時点>平均中古車価格:256.1万円
<2019年時点>平均中古車価格:282万円
<2017年時点>平均中古車価格:264万円

16.三菱 FTO│DE3A

三菱FTOは、1994年から2000年まで販売され、新車価格は164万円〜251.5万円でした。

三菱 ミラージュをベースとしたFFスペシャリティカーで、国産車初のマニュアルモード付きAT「INVECS-II」の採用も当時話題となりました。

そのインパクトのあるスタイリングとポイントを押さえた走行性能は、各方面から賛辞を送られ1994-1995日本カーオブザイヤーを受賞しています。

<2022年時点>平均中古車価格:118.0万円
<2021年時点>平均中古車価格:108.7万円
<2020年時点>平均中古車価格:82.1万円
<2019年時点>平均中古車価格:83.8万円
<2017年時点>平均中古車価格:40.4万円

17.日産 シルビア│S15

シルビアは、1965年〜2002年にかけて販売されたスペシャリティカーです。新車価格は197万円〜273万円でした。

なかでも1988年に登場したS13、1993年のS14、そして1999年の最終モデルS15は、当時このボディサイズでは希少になりつつあったFRレイアウトを採用しており、ターボグレードも用意されていたことからチューニングベースとして人気を博しました。

スポーティーなデザインと軽快な走りでユーザーの支持を集め、クルマの販売競争の激しい時代を37年間に渡って駆け抜けた歴史あるモデルです。

<2022年時点>平均中古車価格:288.0万円
<2021年時点>平均中古車価格:252.5万円
<2020年時点>平均中古車価格:170.9万円
<2019年時点>平均中古車価格:143.0万円
<2017年時点>平均中古車価格:125.5万円
以上、おすすめの国産スポーツカーをご紹介しました。

中古車価格で200万超えのお手頃価格とは言えない車もありましたが、今ならばまだギリギリ手が届く金額といえます。

クルマ好きであれば、無理をしてでも死ぬまでに1度はスポーツカーに乗ってみたいと思うことでしょう。

特に現在ではあらゆるスポーツモデルの価格高騰が著しく、機会を伺っているうちに手の届かない価格になってしまった……ということも考えられます。

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