昔の暴力団はなぜベンツに乗ったのか?最近は国産エコカーに変化している…!?

benz

※この記事には広告が含まれます

強面の方は大抵黒塗りの高級セダン…殊更「メルセデス ベンツ」に乗っているようなイメージが強いと思います。この理由は一体何なのでしょうか?また最近ではその「愛車事情」に変化もあるようなのです…。
Chapter
暴力団はなぜベンツに乗るのか?
少し変わってきた暴力団の「クルマ事情」
あまり知られていない暴力団の収入源とは…?
今、暴力団にエコカーが人気!?

暴力団はなぜベンツに乗るのか?

任侠映画や「アウトレイジ」等、いわゆる「ヤクザ」がでる映画には黒塗りセダンがつきもの。ゆえに暴力団=ベンツ、というようなイメージが根付いています。実際、そうした方々の事務所にはベンツ等、黒塗りの高級車が停まっていることが多かったことと思います。

ではなぜ、暴力団はベンツに乗るのか。
まず、クルマは「ステイタスシンボル」としての所有意義も多分にあります。高級車を所有・維持する「体力」がある事を示す、という意味合いがまず一義としてあるでしょう。
それと、「資産価値」です。「ベンツ」の高級グレードなどは信頼性も高いことや「リセールバリューが高い」、つまり寝落ちしにくく資産価値がある、他のメーカーにない強みがある。こうした点から、資産運用としての意義もあるといわれています。

暴力団は浮き沈みの激しい稼業ともいえますから、こうした高級車を効果的に運用しているのかもしれません。

少し変わってきた暴力団の「クルマ事情」

このように、暴力団にとってもクルマは「資産」としての意味合いが存在します。しかし、暴力団のクルマ事情にも近年変化がおきているといわれています。最近ではミニバンや、なんとエコカーも目立ってきているのだとか…。その理由について少し考えてみましょう。そもそも、暴力団の収入源はいったい何なのでしょうか??

あまり知られていない暴力団の収入源とは…?

まず暴力団の収入源について簡単に触れてみましょう。
この収入について、「シノギ」と呼ぶのは聞いた事があろうと思います。生き抜くために「凌ぐ」というのが語源とも。さておき、このシノギを稼ぐためにさまざまな事を行っているのです。

まずよく聞くのが「みかじめ料」。縄張り内のスナック、クラブやキャバクラなどの用心棒代的な意味合いで徴収する。場所代…ショバ代、ってやつですね。
また産業廃棄物処理業者、闇スロット、風俗経営など行うケースも。店は暴力団とのかかわりをカモフラージュして経営しているので、なかなか摘発されにくい、という問題もあります。
そして某野球選手の問題が上がっているように、「覚せい剤の販売」も資金源。さらには社会問題でもある「振り込め詐欺」も暴力団の末端がかかわっているケースも散見されます。このように、反社会的な稼業からの上がりが収入源であり、これが高級外車の原資になっていました。

しかし近年、取り締まりの厳しくなった「暴力団対策法」により、その活動範囲も縮小、暴力団の収入は減ってきているのが事実とされています。

今、暴力団にエコカーが人気!?

取り締まりの強化により、収入源を断たれる事が増えた為、以前のような収入がえられない状況になり、暴力団のクルマも経済性を重視するものに変化しているそうです。国産のミニバンはもちろん、エコカー代表格のプリウスも人気なのだとか。またこうしたエコカーは「変に目立たない」というメリットも彼らにあるため、重用されていると指摘する声も。

いろいろな意味で、現在の時世を映している暴力団のクルマ事情ともいえます。いずれにせよ、我々としても安全安心の社会を望むところですね。


【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

Source:
biz-journal.jp
商品詳細