最高出力330馬力!隼のエンジンを搭載したスイフトの正体とは?

スズキ スイフトRS

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ドイツの自動車情報サイト「AutoBild」で、とんでもないスイフトの情報が掲載されました。なんと、スズキ「スイフト」に同じくスズキのバイク「隼」のエンジンを搭載したというのです。はたして、どんな車になったのでしょうか?
Chapter
スイフトに隼のエンジンを搭載!最高出力は330ps!
ベース車両となるスイフトと隼のスペック
隼のエンジンを色々な乗り物に

スイフトに隼のエンジンを搭載!最高出力は330ps!

ドイツで、メーカーは同じスズキである4輪車のスイフトと2輪車の隼が合体してしまいました。この車、スイフトの車体に隼のエンジンを搭載したもので、最高出力はなんと330ps。ベース車両となるスイフトのエンジンは1242ccで最高出力約90psですので、3倍以上の出力アップがされています。しかも、内装も取り払われ軽量化がなされ、シーケンシャルシフト化もされているようです。

そして、驚く事にこのスイフト、ドイツのスズキ公式サイトにも画像や動画が掲載されていました。てっきり、海外特有のふざけたノリで作られた車だとばかり思っていたのですが、海外へ行くとメーカーもユーモアに寛容と言うか、一緒になって楽しんでしまうものなのですね。では、メーカー公式サイトにも掲載されている動画をご覧ください。


軽快なエンジン音とともにパワー溢れる走行シーンはかなりの迫力を感じさせます。スイフトのボディ形状もあって、エンジンの搭載位置もミッドというよりはリアという感じです。エンジンと後輪も直結のようですし、RRといっていいかもしれません。挙動からはかなりの軽量さが感じられますし、とっても楽しそうな車に仕上がっているようですね。

ベース車両となるスイフトと隼のスペック

それでは、ベースとなったスイフトと隼のスペックも簡単に見てみましょう。
【スイフトRS(2014モデル)の基本スペック】
エンジン:水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1242cc
最高出力:91ps/6000rpm
最大トルク:12.0kg・m/4800rpm
車両重量:960kg
全長×全幅×全高:3875×1695×1510mm
【隼(2014モデル)の基本スペック】
エンジン:水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ
排気量:1339cc
最高出力:197ps/9500rpm
最大トルク:15.8kgf/7200rpm
車両重量:266kg
全長×全幅×全高:2190×735×1165mm

しかし、隼の性能は本当にすごいですね。パワーウェイトレシオでみてみると、なんと1.35kg/ps。最高速度は333.95Km/h、わずか3.3秒で120km/hに達するそうです。

元々のエンジン自体も隼の方がパワフルですが、それでも197psですので、この改造スイフトのエンジンはターボもしくはなんらかのチューニングがなされているようですね。

隼のエンジンを色々な乗り物に

ここまで、隼のエンジンを搭載したスイフトをご紹介しましたが、スイフトと同様に隼のエンジンを搭載した乗り物をいくつかご紹介したいと思います。どうやら海外では、隼の高性能エンジンをいろんな乗り物に搭載するのがちょっと流行っているようです。では、それらの動画をご覧ください。


まずは、ミニクーパーに隼エンジンを搭載したという動画。そのロケットスタートぶりは、笑ってしまうくらい。まるでチョロQのようです。



お次はミニトラックに搭載。ミニクーパーと比べるとどちらの方が車体が軽量でしょうか。かなり激しい走りを見せてくれています。リアが軽い事もあり、ホイールスピンしまくりですね。でも、これはこれで遊ぶには楽しそうです。


最後はレース用カートに搭載。バイク以上に車体は軽量そうなので、とんでもない加速を見せています。アストンマーティンにも勝負を挑んで、引けをとっていません。これはさすがに普通の人の手には負えなさそうです…。

以上、隼のエンジンを搭載した車たちをご紹介しましたが、海外の人たちは面白いことを考えるものですね。今回ご紹介した動画以外にも、ゴルフカートやバギーに隼エンジンを搭載した動画などもありました。ぜひ皆さんも面白動画を探してみてください。
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