直感的な走りを愉しめるダイナミックグリップタイヤ「MICHELIN PILOT SPORT 4」登場!PILOT SPORT 3からどう進化したのか?

MICHELIN PILOT SPORT 4

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日本市場でリプレイスタイヤ、OEタイヤともに堅調なシェア上昇を見せているフランスのミシュランタイヤより、活発なモータースポーツ活動からフィードバックされた新スポーティタイヤ「MICHELIN PILOT SPORT 4」が2016年3月24日にリリースされます。前作「PILOT SPORT 3」からの進化と、そのコンセプトを紹介します。
Chapter
スキルを選ばずダイナミックな走りを体感させる「PILOT SPORT 4」
トレッドパターンは「フォーミュラE」タイヤに酷似
PS3と比較して、トレッド面の剛性は大きく向上
ショルダー剛性のバランスを見直し、PS3よりも一層コントローラブルに
レインコンディションで威力を発揮するコンパウンド
60日以内に満足しなければ返金!「満足保証プログラム」にも対応
サイズは17インチと18インチで14種類を展開

スキルを選ばずダイナミックな走りを体感させる「PILOT SPORT 4」

今回ミシュランが「PILOT SPORT 4」(以下「PS4」)の開発に当たりコンセプトとしたのは「直感的な走りを愉しむダイナミックグリップスポーツタイヤ」。

独自のマーケティング結果より「ドライ(乾燥)路面での高いグリップ性」を求めるユーザーが最も多かったことから、好条件の下で「高揚感が得られるダイナミックなドライビングを愉しむ人」をメインターゲットとしています。

このPS4開発の支えとなったのはおそらくミシュランがこれまでモータースポーツで培った技術。ウェット・ドライ問わずいかなる路面にも対応可能な走行性能の向上や、高いハンドリング・高速安定性を確保することにより、さらに直感的なスポーツドライビング体験の提供を目標として開発されているそうです。また、使用されているタイヤは晴雨兼用の溝付き、それもコンパクトカーの上級リプレースタイヤから、高級車の標準タイヤまで広く採用される18インチタイヤであることもファンにとっては注目ポイントですね。

トレッドパターンは「フォーミュラE」タイヤに酷似

実際「PS4」のトレッドパターンはフォーミュラE用タイヤと酷似しており、前作「PILOT SPORT 3」(以下「PS3」)とは大きく異なっているとのこと。
パターンのみならず、トレッドにおける溝面積の割合もフォーミュラE用の26.4%に対し、PS4は26.5%とほぼ同一です。

フォーミュラEで磨かれたレースタイヤの技術を応用し、トレッド面に対する溝の割合を抑え接地面を広くとったことで、路面をしっかりと捉えることが可能になったそうです。ユーザーにとっては大きな満足点になりそうですね。

PS3と比較して、トレッド面の剛性は大きく向上

PS4はトレッド面から目立つ横溝を減らし、加速・減速時のヨレを防ぎながらロードノイズも減らす「ウルトラ・リアクティブ・トレッドパターン」を採用しています。

これにより、ドライバーが躍動感のあるドライビングを試みた際にも、PS3より優秀な直進安定性を発揮することが出来るのだそう。これは、トレッドパターンだけではなく、構造的な剛性を確保する「ハイブリッド・アラミド/ナイロンベルト」を使用し、路面への密着度を増した事が要因であると考えられます。よりドライバーの操作に応える事が可能になったと言えるでしょう。

ショルダー剛性のバランスを見直し、PS3よりも一層コントローラブルに

PS3と比較するとショルダー部のパターンにも変更が見られるようですが、ここも重要なポイントです。

奥深い限界性能を持ち、そこからのタイヤの滑り出しも穏やかなのが前作PS3の大きな特徴でしたが、そのコントローラブルな性格をPS4では一層追求したとのこと。

ドライバーに体感させる限界性能を変更、体感的なグリップ力のカーブを緩やかにする方向で、安全かつダイナミックな走りをドライバーに体感させる事で、ターゲットである「ドライビングで高揚感を得たいユーザー」の満足感を高められるよう追求しているようです。

トレッド面の高剛性化から相対的にショルダー剛性が低くなったように感じますが、それゆえに限界領域からのトリッキーな挙動変化を抑えた形になるのでしょう。

レインコンディションで威力を発揮するコンパウンド

一方、レインコンディションでは撥水性の高いシリカゴムの配合率を高めるため、他の材質との結合性が高いエストラマー(ゴム弾性を高めた複合材質)を採用しています。

加えて太めの縦溝と、良好な排水形状を持つトレッドパターンを組み合わせた強力な排水性能を持たせ、PS3以上のレインドライビング性能を持たせたのもPS4の大きな特徴です。

ここも活発なモ-タースポーツ活動を行うミシュランタイヤとして、2015年にはル・マン24時間レースで優勝したポルシェ919や、同じく2015年に2年連続でスーパーGT選手権を制した日産R35GT-Rに2年連続でタイヤを供給した実績が市販車に大きくフィードバックされていることが見受けられます。

フォーミュラEだけではなく、あらゆるジャンルのレースでグリップとレイン性能を追求してきた結果がPS4に集約されていると言って良いでしょう。

60日以内に満足しなければ返金!「満足保証プログラム」にも対応

PS4は、2013年よりミシュランタイヤが実施している「満足保証プログラム」の対象でもあります。

購入したタイヤに満足がいかなかった場合、組み換え工賃を含むタイヤ購入代金を返金するというこのプログラム。その品質と性能に自信が無くては、到底その実施に踏み切る事はできません。

気になる実際の返品率ですが、2015年の返品率はわずか0.13%にとどまっており、98%以上の購入者は商品に満足しているという実績が出ています。ミシュランの自信を裏付ける結果となりました。

およそ0.1%という低い返品率から察するに、商品に対する不満はほとんどないと思われますが、万が一返金を求める場合には60日以内であれば手続きが可能です。

もしあなたがミシュランの自信に対して挑戦しようと思うならば、購入して即その走りを試すステージまで出かけ、積極的に走り込む事をおすすめします。

サイズは17インチと18インチで14種類を展開

現在PS3は15,16インチで継続販売しており、19インチ以上はミシュランスポーツタイヤのフラッグシップである「PILOT SUPER SUPRT(PSS)」を供給しています。PSSの需要が高いのはハイパフォーマンスモデルやスーパーカーなど。
PS4は両者の中間である17,18インチのラインナップを揃えており、ダイナミックドライブを求めるドライバーに対して最も需要の高いサイズレンジでの展開を予定しています。サイズ詳細は下記をご覧ください。

【18インチ】

245/40 ZR 17 (95Y) TL XL
205/45 ZR 17 (88Y) TL XL
215/45 ZR 17 (91Y) TL XL
225/45 ZR 17 (94Y) TL XL
235/45 ZR 17 (97Y) TL XL
245/45 ZR 17 (99Y) TL XL

【17インチ】

255/35 ZR 18 (94Y) TL XL
265/35 ZR 18 (97Y) TL XL
275/35 ZR 18 (99Y) TL XL
225/40 ZR 18 (92Y) TL XL
235/40 ZR 18 (95Y) TL XL
245/40 ZR 18 (97Y) TL XL
255/40 ZR 18 (99Y) TL XL
225/45 ZR 18 (95Y) TL XL

ドライバーのスキルや路面状況を選ばず高いパフォーマンスを体感させる「PS4」。同一ドライバーによるウェット路面でのテストでは、PS3のコース平均ラップタイムが60.93秒だったのに対し、PS4は59.53秒と1.4秒もの短縮に成功しました。

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