トヨタ ハリアーを徹底調査!中古価格・燃費性能と予想の8倍も売れた大ヒットの秘訣とは

高級感のある乗り心地と快適性を持つクロスオーバーSUV。それがトヨタ ハリアーです。世界で人気を集めているモデルですが、燃費や維持費、評価と中古相場をチェックしていきましょう。中古で購入しようかと検討している方はご参考にしてみてください。
また、2013年12月に発売された3代目ハリアー。発売当初は20,000台と月販目標の8倍ものオーダーを抱え、以来、好調な売れ行きが続いています。そんなトヨタのハリアーハイブリッド、どんな車で劇的に売れた理由とは何なのでしょうか。その理由を紐解いていきましょう。
トヨタ ハリアーとは
トヨタ ハリアーは、トヨタ自動車が1997年から販売している高級クロスオーバーSUVです。
初代、2代目は、海外においては「レクサス」ブランドにて「RX」として販売されていました。その当時、日本国内にはレクサスブランド販売店が存在しなかったため、「トヨタ ハリアー」として販売されていたという経緯があります。
しかしその後、日本においても、レクサスブランドが展開され、3代目からは正式にレクサス「RX」として販売されることになり、価格も高額化した3代目レクサスRXと2代目ハリアーが併売されました。
そんな状況下でも、2代目ハリアーは販売台数が見込める車種であったため、レクサスRXから分離・独立した別車種となり、その後日本国内専売となったのが現行3代目ハリアーです。
ハリアーハイブリッドの登場
歴代年間販売台数最高記録を達成してしまった3代目ハリアーはどのような車なのでしょうか。まず、外観で目を引くのが、フロントランプと一体感のあるレンズタイプのグリルデザインで、煌びやかで今までにない印象を与えてくれます。
また、エンジンは2.0Lと2.5Lハイブリッドの2種類で2.5Lの燃費は21.4km/Lと、大きな排気量の割にはかなりの低燃費を達成しています。2.0Lエンジンは151ps、2.5Lはシステム出力197psで、2.0Lエンジンモデルが16.0km/Lなので、2.5Lハイブリッドのほうがパワーも燃費も優れていることになります。
また、2代目までラインアップされていた3.5Lは無くなっており、これはレクサスRX、NXとの競合を避けたのかもしれません。高出力仕様車は、ハイブリッドにて実現しているようです。
また、エンジンだけではなく、ユーティリティ面の改良点が多く、大柄なボディの割に取り回しも良いことが分かります。さらに、電子デバイスを用いた運転支援システムも充実しているようです。