需要急上昇のドライブレコーダー、どんな商品を選べば良いの?目的別にご紹介!

ドライブレコーダー

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近年凄まじいスピードで人気が急上昇したドライブレコーダー。今では、クルマの購入時に装着する方がほとんどではないでしょうか。

そんなドライブレコーダーですが、前方録画タイプから前後録画タイプ、360度録画まで様々な種類があります。

今回は目的別にどんなドライブレコーダーを選べば良いかご紹介します。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
ドライブレコーダーとは
最もベーシックな前方録画タイプ
あおり運転や追突事故にも対応できる前後録画タイプ
全方位を録画する360度録画タイプ
オプションで駐車中録画を追加

ドライブレコーダーとは

ドライブレコーダーとは、走行時や停車時などに車両周囲の状況を録画する装置です。当初は、自動車事故発生時の状況を記録することを目的に設置され、普及が進みました。

日本においては2003年頃に小型のドライブレコーダーが実用化されたことで、主にタクシーやバス、トラックなどの事業用自動車への取り付けがされていました。

交通事故防止の目的以外にも、不審者の情報提供など犯罪抑止効果もあると言われ、市民が警察に提供したドライブレコーダーの映像が決め手となり犯人逮捕に至った事件もあります。

近年では2017年に発生した東名高速でのあおり運転事故等により、あおり運転の対策としてのドライブレコーダーの爆発的な需要上昇とともに、後方録画や360度録画タイプの取り付けが急増しました。

最もベーシックな前方録画タイプ

従来のドライブレコーダーの形で、一番ベーシックなモデルです。基本的な性能は、走行時に前方の状況を録画しておく他に、音声や車両速度、GPSに基づいた位置情報などを併せて記録できるものもあります。

前方録画モデルの購入がおすすめなのは、主に交通事故にあった際に自身と相手の状況を証拠として残しておく用途が必要とお考えの方です。

ドライブレコーダーの普及が進むまでは、速度超過や信号無視といった相手の過失によるもらい事故も、それらを立証する証拠が無く自身にも大きな過失が生まれてしまうことがありました。しかし、前方録画のドライブレコーダーでその瞬間が録画出来ていれば、警察や保険会社に映像を提出することができ相手の過失を証明する証拠になり得ます。

日頃から安全運転を心がけている方は、もらい事故から自らを守るという意味で取り付けすることをおすすめします。

あおり運転や追突事故にも対応できる前後録画タイプ

昨今、前方録画に代わりドライブレコーダーの主流となっているのが、前後録画タイプです。

上記でご紹介した前方録画機能に加え、基本的にはリアガラス内側に小型のカメラを取り付けすることで後方の状況を録画することができます。

前後録画タイプの購入がおすすめなのは、後方からのあおり運転や追突事故の際に状況を録画しておき、自分を守る役割を期待している方です。


ここ数年大きく報じられるようになったあおり運転の影響で需要が急増したのがこの前後録画タイプ。走行中、後方の状況を録画しておくことで仮にあおり運転を受けて怖い思いをしても、後日証拠として警察に提出することができます。

2020年6月には、あおり運転を直接取り締まるための「妨害運転罪」が定められ、3年以下の懲役又は50万円以下の罰金だけでなく、違反点数25点により一発運転免許取り消しが定められました。

この法令と前後ドライブレコーダーの普及によりあおり運転の抑止が期待されています。

全方位を録画する360度録画タイプ

次にご紹介するのが、フロントガラスに球体型のカメラを取り付けることで360度録画することができるタイプです。

前後録画タイプでは、その名の通り前と後ろは録画していますが、横や車内は録画出来ていません。しかし、360度録画では室内から全方位を録画するため、今までは録画出来なかった横や室内を録画することが出来ます。

360度録画タイプ購入をおすすめする方は、あおり運転などで仮に相手が激昂してクルマから降り、自身の運転席の窓から怒号や暴力を浴びせてきた場合でも証拠を残しておきたいと考える方です。

記憶に新しい2019年8月の常磐自動車あおり運転では、クルマから降りてきた男が怒号を浴びせるショッキングな映像が報道されました。あのような恐ろしいシュチュエーションに遭遇した場合も、360度録画ができていればしっかりと証拠を残すことが出来ます。

球体で全方位を録画することから、画像がやや歪んでしまうのが弱点とも言われていますが、今販売されているドライブレコーダーの中で、一番安全性の高いモデルではないでしょうか。

オプションで駐車中録画を追加

ドライブレコーダーのほとんどにオプションとして用意されているのが、駐車中録画です。

おすすめは駐車録画用マルチバッテリーを後付けし、バッテリーの電力が持つ間はクルマを駐車していても録画をしてくれるタイプです。

クルマを停めていたらいたずらをされてしまったなど、今までは泣き寝入りするしか無かったようなことも、駐車中録画があれば安心ではないでしょうか。
ドライブレコーダーの主流としては、前方・前後・360度のタイプがあり、どの程度の機能を求めるかによってその種類は異なります。

あなたの安全を守ってくれるドライブレコーダー。まだ取り付けをしていない方は検討してみてはいかがでしょうか。

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