トヨタ 初代カローラスポーツのグレードを徹底比較!!注目のグレードG“X”はこれだ!

トヨタ 初代カローラスポーツ

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今回はトヨタ 初代カローラスポーツの各種グレードについてご紹介します。

初代カローラスポーツは2018年6月にカローラ、カローラツーリングとともに登場したトヨタのCセグメント車です。

ボディカラーの豊富さや、スポーツという名の通りスポーツシートが採用されるなど、多くの特徴で注目を集める1台です。

そんな初代カローラスポーツにはどのようなグレードが設定されているのでしょうか。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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トヨタ 初代カローラスポーツ G“X” 6MT 【価格:216万9,000円】
トヨタ 初代カローラスポーツ G“X” CVT 【価格:220万2,000円〜】
トヨタ 初代カローラスポーツ G 6MT 【価格:234万円】
トヨタ 初代カローラスポーツ G CVT 【価格:238万5,000円〜】
トヨタ 初代カローラスポーツ G“Z” 6MT 【価格:252万1,000円】
トヨタ 初代カローラスポーツ G“Z” CVT 【価格:256万6,000円〜】
トヨタ 初代カローラスポーツ HYBRID G“X” 【価格:248万8,000円】
トヨタ 初代カローラスポーツ HYBRID G 【価格:266万】
トヨタ 初代カローラスポーツ HYBRID G“Z” 【価格:284万1,000円】

トヨタ 初代カローラスポーツ G“X” 6MT 【価格:216万9,000円】

「G“X” 6MT」はトヨタ 初代カローラスポーツのエントリーモデルです。

エントリーモデルではありますが、LEDヘッドライトや4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイなどが標準装備されています。

「G“X” 6MT」ではシートには、黒を基調としたスポーティシートが採用されています。スポーティシートはファブリック素材で、薄さとホールド性を両立しています。

燃費はJC08モードで16.4km/Lとなっています。

価格は216万9,000円です。

トヨタ 初代カローラスポーツ G“X” CVT 【価格:220万2,000円〜】

「G“X” CVT」は「G“X” 6MT」のCVTモデルで、2WD(2輪駆動)車と4WD(4輪駆動)車が用意されています。「G“X” 6MT」は6速トランスミッションでしたが、「G“X” CVT」はミッションではなくCVTモデルとなっています。

シートや装備など、純正で備わっているものは「G“X” 6MT」と同じですが、燃費に関しては「G“X” CVT」の方が優れています。

「G“X” CVT」の燃費はJC08モードの2WD車で19.6km/Lです。「G“X” 6MT」は16.4km/Lであったため、3.2km/Lも燃費が向上しています。

価格は2WD車で220万2,000円、4WD車で240万円で、2WD車と比べると「G“X” 6MT」よりも3万3,000円高く設定されています。

トヨタ 初代カローラスポーツ G 6MT 【価格:234万円】

「G 6MT」は「G“X” 6MT」の上位グレードです。「G“X” 6MT」では内装色が黒で固定されていましたが、「G 6MT」ではオプションでサドルタンの内装色が設定されています。

さらに、「G 6MT」ではインテリジェントクリアランスソナーが標準装備されています。インテリジェントクリアランスソナーは、アクセルの踏み間違いなどで静止物と衝突の危険がある際に作動し、警報によりドライバーに危険を知らせます。

また、「G 6MT」ではホイールに16×7Jアルミホイールが標準装備されています。「G“X” 6MT」では15×1/2Jスチールホイールであったため、「G 6MT」の方が大きく、インパクトのあるホイールが装備されています。

燃費はJC08モードで16.4km/Lと、「G“X” 6MT」と同様です。

価格は234万円で「G“X” 6MT」よりも17万1,000円高く設定されています。

トヨタ 初代カローラスポーツ G CVT 【価格:238万5,000円〜】

「G CVT」は「G 6MT」のCVTモデルです。2WD車と4WD車が用意されており、ユーザーの用途に合わせて選ぶことが可能となっています。

装備面では「G 6MT」と同様ですが、燃費が異なります。「G CVT」の燃費は2WD車で19.6km/Lで、「G“X” CVT」と同じです。

メーカーオプションで設定されているサドルタンの内装色では、シート素材が本革+メランジ調ファブリックで、純正のシートに比べて高級感が増しています。

価格は2WD車で238万5,000円、4WD車で258万3,000円で、2WD車と比べると「G 6MT」よりも4万5,000円高く設定されています。

トヨタ 初代カローラスポーツ G“Z” 6MT 【価格:252万1,000円】

「G“Z” 6MT」はトヨタ 初代カローラスポーツのガソリンモデルの最上位グレードです。

これまで紹介してきたグレードではシートにスポーティシートが採用されていましたが、「G“Z” 6MT」ではスポーツシートが採用されています。スポーツシートは肩部の張り出し形状が最適化されることで、強い横Gがかかった際にも身体をホールドします。

「G“Z” 6MT」はオプションでセンシャルレッドとブラックの内装色を選択できます。シート素材は純正ではファブリックですが、オプションにより本革+ウルトラスエードへとグレードアップします。

オプションには電動ランバーサポートなどの便利な機能もセットになっています。

また、「G“Z” 6MT」ではメーターも、アナログではなくデジタルのオプティトロンメーターが設定されています。

ホイールには18×8Jアルミホイールが設定されており、「G 6MT」よりもさらに大きなホイールとなっています。

燃費はJC08モードで15.4km/Lで、「G“X” 6MT」「G 6MT」よりも劣っています。

価格は252万1,000円で、「G 6MT」よりも18万1,000円高く設定されています。

トヨタ 初代カローラスポーツ G“Z” CVT 【価格:256万6,000円〜】

 「G“Z” CVT」は「G“Z” 6MT」のCVTモデルです。装備面は「G“Z” 6MT」と同様になっています。

「G“X” CVT」「G CVT」と同様に2WD車と4WD車が用意されており、4WD車ではアクティブコントロール4WDという機能を装備しています。これにより、通常の走行時には燃費効率の良い走りを、発進、滑りやすい路面、コーナリング時には車両の状態に合わせて最適な駆動力を後輪に分配してくれます。

燃費は2WD車のJC08モードで18.0km/Lとなっており、「G“X” CVT」「G CVT」よりも劣っていますが、「G“Z” 6MT」よりは優れています。

価格は2WD車で256万6,000円、4WD車で276万4,000円です。2WD車と比べると「G“Z” 6MT」よりも4万5,000円高く設定されています。

トヨタ 初代カローラスポーツ HYBRID G“X” 【価格:248万8,000円】

「HYBRID G“X”」は 「G“X” 6MT」「G“X” CVT」のハイブリッドモデルです。装備面は「G“X” 6MT」「G“X” CVT」と同様ですが、ハイブリッドモデルというだけあって燃費が優れています。

「HYBRID G“X”」の燃費はJC08モードで34.2km/Lで、16.4km/Lの「G“X” 6MT」、19.6km/Lの「G“X” CVT・2WD」との違いは一目瞭然です。

価格は248万8,000円で、「G“X” CVT」よりも28万6,000円高く設定されています。

トヨタ 初代カローラスポーツ HYBRID G 【価格:266万】

「HYBRID G」は「G 6MT」「G CVT」のハイブリッドモデルです。装備面は「G 6MT」「G CVT」と同様で、燃費が異なります。

「HYBRID G」の燃費はJC08モードで34.2km/Lで、「HYBRID G“X”」と同じ数値となっています。

価格は266万円で、「HYBRID G“X”」よりも17万2,000円高く設定されています。

トヨタ 初代カローラスポーツ HYBRID G“Z” 【価格:284万1,000円】

「HYBRID G“Z”」は「G“Z” 6MT」「G“Z” CVT」のハイブリッドモデルです。装備面は「G“Z” 6MT」「G“Z” CVT」と同じですが、燃費が向上しています。

「G“Z” 6MT」の燃費はJC08モードで15.4km/L、「G“Z” CVT」の2WD車での燃費はJC08モードで18.0km/Lと各グレードの中でも劣っていますが、「HYBRID G“Z”」の燃費はJC08モードで30.0km/Lと抜群の数値を誇っています。

「HYBRID G“Z”」の燃費も「HYBRID G“X”」「HYBRID G」と比較すると劣っていますが、30.0km/Lという数値も十分に優れた数値であるため、気にする必要はないでしょう。

価格は284万1,000円で、「HYBRID G」よりも18万1,000円高く設定されています。
今回はトヨタ 初代カローラスポーツの各種グレードについてご紹介しました。

初代カローラスポーツには多くのグレードが設定されていますが、エントリーモデルである「G“X” 6MT」と同様の装備となっているグレードが「G“X” CVT」「HYBRID G“X”」として、CVTモデル・ハイブリッドモデル両方に設定されています。

「G“X”」は装備面で言えば「G」「G“Z”」には劣りますが、それでも十分に装備が充実しており、燃費も優れているため、シート素材やホイールをあまり気にしない人であれば、「G“X” 6MT」「G“X” CVT」「HYBRID G“X”」の中で用途を満たしたモデルを購入するのが良いでしょう。

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