ダイハツ エッセの収納機能は利便性が抜群!

エッセ

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今回は、ダイハツ エッセ(L235S/L245S型)の収納機能についてご紹介します。

ダイハツ エッセは2005年に登場した軽自動車です。2009年4月の後期型へのマイナーチェンジの後、生産が終了してしまいました。

1代限りに終わった不遇なクルマですが、様々な工夫とダイハツの技術力が結集した実力のあるクルマです。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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ダイハツ エッセは可愛らしいインテリアと優れた走行性能を兼ね備えた隠れた名車
ダイハツ エッセの豊富な収納機能は機能性と合理性を追求している
ダイハツ エッセはリアシートの収納機能も豊富

ダイハツ エッセは可愛らしいインテリアと優れた走行性能を兼ね備えた隠れた名車

ダイハツ エッセは、日常生活に寄り添い使い勝手が良経済的なスモールカーを目指して誕生した5ドアハッチバック軽自動車です。

エクステリア(外装)は可愛らしく、インテリア (内装)はシンプルに作られています。

前期型は「X」「カスタム」「L」「D」「ECO」の5種類のグレード構成でしたが、後期型は、「D」「X」「カスタム」の3つに整理されました。

「カスタム」は「X」をベースとして14インチアルミホイール、エアロパーツなどを標準搭載した上位グレードです。

後期型へのマイナーチェンジにより、スモークガラス、パワードアロックなどが全車標準搭載されています。

軽量のアルミブロックエンジンや低重心により、当時の軽自動車としては走りのレベルが高く名車と言えるクオリティを誇っていました。

しかし、2011年9月に販売が終了。後継車種となりミライースが発売され、現在もエッセの魂は受け継がれています。

ダイハツ エッセの豊富な収納機能は機能性と合理性を追求している

ダイハツ エッセのフロントシート(前席)まわりは、とてもスッキリとしています。

鉄板むき出しのインテリアなどコスト削減が目立つものの、無骨な雰囲気が好きな人には好評です。

メーターとスイッチ類はスッキリとおさめられ、シンプルな機能でながら自然と目線が行く場所にまとめられているおり、合理性を追求しています。

フロントシートにはグローブボックスがあり、ティッシュ箱を設置することが可能です。

「X」には運転席と助手席のドアポケットが標準搭載されており、小物類が入れられるようになっています。スモールカーというコンセプトのためか、小さめではあるものの、財布などを入れるには十分な大きさです。

さらに、フロントシートにはショッピングフックも搭載されています。ドライブ中にコンビニで買ったものをぶら下げておくこともできますし、小さめのバッグならかけられる程度のスペースもあり、利便性が高いです。

また、照明付き大型バニティミラーには、運転席側のチケットホルダーがもちろん搭載されています。 

ダイハツ エッセはリアシートの収納機能も豊富

ダイハツ エッセのリアシート(後席)には、カップホルダーが搭載されています。

さらに、大型センターコンソールトレイが搭載されており、小物入れとして使用可能です。CDケース10枚程度なら問題なく収納できます。蓋を外せば小物入れとして機能し、蓋を付ければカップホルダーとして機能する2Wayなので便利です。

カップホルダーとして使えば、リアシートのカップホルダーが二つになるため、取り合いになることもありません。

さらに、助手席にはシートバックポケットが搭載されています。エチケット袋や雑誌などを入れて おけるので、移動が苦手な子どもがいても安心です。

難点となるのは、シートアレンジがほとんど不可能ということです。リアシートは左右一体のベンチシートになっています。片方だけ倒してラゲッジルーム(荷室)を拡張しながら3人乗車するなどの使い方はできません。

左右を同時に倒してフラットにすることはできますが、ラゲッジルームとは高低差が生まれます。 大きなものをひとつ載せるという用途には不向きですが、通勤や食材の買い出しなどの日常的な用途では便利です。
ダイハツ エッセは70万円〜110万円程度で販売されたクルマということもあり、豪華な機能は期待できません。

それでもこの価格帯でカップホルダーや小物入れ、シートバックポケットなどを搭載しており、細かい気配りが感じられます。

日常使いを便利にする足として、とても良いクルマだと言えるでしょう。

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