スバル 3代目ステラ(5BA-LA150F/5BA-LA160F型)のラゲッジルームの広さはどれくらい?

スバル 3代目ステラ

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今回は、スバル 3代目ステラ(5BA-LA150F/5BA-LA160F型)のラゲッジルーム(荷室)について、その広さやその使い勝手を紹介します。

3代目ステラはダイハツ ムーヴの姉妹車であり、ムーヴと同様、乗車スペースやラゲッジルームの広さや使いやすさが大きな特徴です。

従来の軽乗用車よりも縦方向にスペースを拡大しているため、フル乗車の状態でもラゲッジルームの容量は十分です。しかしラゲッジルームを拡大するためのシートアレンジ機能も豊富で、荷物の積載がいっそう便利になります。ラゲッジルームの広さやその有効な活用方法などを、具体的に掘り下げていきましょう。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
Chapter
スバル 3代目ステラとはどんなクルマなのか
スバル 3代目ステラのラゲッジルームはどのくらいの容量があるの?
スバル 3代目ステラがもつラゲッジルームの使い勝手
スバル 3代目ステラのシートアレンジによるラゲッジルームの拡大

スバル 3代目ステラとはどんなクルマなのか

スバル 3代目ステラのラゲッジルームについて触れる前に、モデル自体の成り立ちや特徴を簡単に説明します。

かつてスバルからは、同ジャンルの軽乗用車として高い人気を博したプレオが発売されていました。その後継的な立場として2006年に登場したのが初代ステラでしたが、スバルが軽自動車の生産から全面撤退してしまいました。

そのため2代目以降のステラはダイハツからOEM供給を受けるようになり、ムーヴの姉妹車として生まれ変わりました。

2014年から、現行モデルである3代目ステラが販売されていますが、軽自動車規格の扱いやすいボディサイズで、日本の狭い道路でも不自由なく乗りこなすことができます。

スバル 3代目ステラのラゲッジルームはどのくらいの容量があるの?

スバル 3代目ステラのボディは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,630mmホイールベース2,455mmというサイズです。この中には室内長2,080mm×室内幅1,320mm×室内高1,280mmというスペースが広がっており、乗員用のスペースもラゲッジルームも充分な容量があります。

リヤハッチの開口部は高さも幅も十分なサイズが確保されています。そのため日常的に使う大きな荷物や背の高いものもしっかり積めるだけでなく、荷物の積み下ろしも楽に行えます。

3代目ステラはあくまでも乗用車としての用途が主なため、貨物用として使う人は多くないと思われます。乗員と荷物を効率よく運ぶという意味においては、ラゲッジルームもちょうどいい容量といえるでしょう。

スバル 3代目ステラがもつラゲッジルームの使い勝手

スバル3代目ステラのラゲッジルームの使い勝手はどの程度なのか、特徴とともに見ていきましょう。

ラゲッジルームに荷物を積載する場合のリヤハッチの使いやすさは前述したとおりですが、3代目ステラではドアからの荷物出し入れも楽に行えます。フロント・リヤともに90度まで開くので開口部を広くとることができ、一般的な軽乗用車よりは圧倒的に荷物の出し入れがしやすいです。

リヤのデッキボードの下には、大容量の収納スペースとしてカーゴルームアンダーボックスを設置しています。デッキボードを開けたまま固定すれば、背の高い荷物も積めるため、高さのあるラゲッジルームをより有効に使えます。

さらに3代目ステラは、リヤシート(後席)のアレンジ機能を使いこなすことで、ラゲッジルームを拡大して使うこともできます。乗車人数にあわせ積載量を増やせるので、ちょっとした買い物やドライブ・近距離のレジャーなどにも十分対応できます。

スバル 3代目ステラのシートアレンジによるラゲッジルームの拡大

スバル 3代目ステラでは他の軽乗用車と同様、シートアレンジによるラゲッジルームの拡大ができますが、ここではリヤシートに関するものを紹介します。

3代目ステラのリヤシートは分割リクライニング&可倒機能をもっており、左右それぞれリクライニングや前倒しができるため、乗員各々が快適な姿勢で車内のひとときを過ごせます。

リヤシートに1人しか乗車しない場合は片方だけ倒すことで、乗車人数と荷物積載量の両方を確保できるのです。もちろん前席にしか乗車しない場合は、リヤシート全体を倒すことが可能で、広々としたラゲッジルームが広がります。

3代目ステラのリヤシートには左右分割の前後スライド機能もついており、240mmという調整幅をもっています。このため必要に応じ、リヤ乗員の足元を広げたり、荷物の量や大きさに合わせてラゲッジルームを広げたりできるのは非常に便利です。

3代目ステラでは、シートアレンジを活用した4つのモード使用を奨励していますが、そのうちラゲッジルームを拡大するために、フロントサイドフラットモード・ハーフラゲージモード・フルラゲージモードの3つがあります。どのモードも、普段使わないシートをラゲッジルームとして有効活用しようという考えのアレンジになります。
スバル 3代目ステラは様々な場面で活躍が期待される軽乗用車として、乗員の快適性だけでなくラゲッジルームの広さや使い勝手も深く追求されています。

その特徴は多彩なシートアレンジの機能を使いこなすことでさらに際立ちますが、アレンジ方法もシンプルでわかりやすいため、どんなユーザーでも操作に困ることはありません。

残念なことに3代目ステラは、エンブレムからしかスバルブランドを感じることができなくなりました。しかし軽ハイトワゴンとしてのユーザビリティの高さは変わらず、スバル車オーナーに高い満足度を提供し続けているのです。

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