MINI 3代目MINIの5つのモデルを徹底比較!3ドア「COOPER」でおすすめグレードはどれだ⁉

3代目MINI

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コンパクトなボディと独創的なデザインで幅広い世代から注目を集めるMINI。

もともとは英国の自動車メーカー「ローバー」のクルマでしたが、2001年からはドイツ・BMWのブランドとして生まれ変わり、2006年、2013年にフルモデルチェンジを行い、現在は3代目MINI(XR15MW/XY15MW/XR20MW/XY20MW/XU15MW/XV15MW/XU20MW/XV20MW/WJ15MW/WJ20MW/LV15M/BB20M/LV20M/42BT20/22BS15型)が販売されています。

今回はそんな3代目MINIのグレードについて紹介していきます。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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MINI 3代目MINI 3ドア【価格:267万円~】
MINI 3代目MINI 5ドア【価格:284万円~】
MINI 3代目MINI コンバーチブル【価格:381万円~】
MINI 3代目MINI クラブマン【価格:335万円~】
MINI 3代目MINI クロスオーバー【価格:430万円〜】

MINI 3代目MINI 3ドア【価格:267万円~】

3代目MINIのなかでもっとも標準的なモデルが「3ドア」です。

歴代MINIに見られるコンパクトなエクステリア(外装)を備え、「ゴーカート」とも形容される軽妙なハンドリングを楽しめるMINIらしさが凝縮されたモデルとも言えます。実際にボディーサイズは全長3,835mm×全幅1,725mm×全高1,430mmと小さく、乗車定員も4名と同クラスの国産コンパクトカーよりも少なくなっています。

一方でインテリア(内装)では独特なデザインのインストルメントパネル(インパネ)やペダル類など他メーカーでは見られない演出がなされ、個性的な仕上がりとなっています。
また、多彩なグレード展開も3ドアの魅力の1つとなっています。

もっともシンプルな「ONE」、ブラック塗装のルーフやミラーを選択できる「COOPER」、ハイパワーな「COOPER S」、そしてスポーツカーのように仕立てられた「JCW」など、同じボディーでありながら異なるキャラクターを楽しめるラインナップとなっています。

さらに、ディーゼルエンジンを搭載した「COOPER D」や「COOPER SD」が設定されているのも見逃せないポイントと言えるでしょう。

価格は「ONE」が267万円、「COOPER」が323万円、「COOPER S」が390万円。ディーゼルエンジンモデルの「COOPER D」が336万円、「COOPER SD」が403万円。そして「JCW」が470万円と、各グレードに価格差があることも特徴となっています。

MINI 3代目MINI 5ドア【価格:284万円~】

「5ドア」は、「3ドア」のボディーを拡大させたモデルです。

全長は4,000mmまで延長されましたが全幅と全高は「3ドア」と同サイズを維持。ボディーサイズが拡大されたことで乗車定員が5名となり、トランク容量も278Lに増加するなど日常的な使い勝手に配慮しつつも歴代MINIらしいスタイリングとハンドリングを楽しめる1台となっています。

また、グレードも「JCW」の設定が無い以外は3ドアと同様で、ガソリンエンジンの「ONE」、「COOPER」、「COOPER S」。そしてディーゼルエンジンの「COOPER D」、「COOPER SD」がラインナップされています。

価格は「ONE」が284万円、「COOPER」が340万円、「COOPER S」が407万円。そして「COOPER D」が353万円、「COOPER SD」が420万円となっています。

MINI 3代目MINI コンバーチブル【価格:381万円~】

「コンバーチブル」は、「3ドア」をベースに布製のソフトトップルーフを備えたモデルです。

オープンカーとなったことで「3ドア」よりも全高が15mm低い1,415mmとなり、ラゲッジルーム(荷室)も下側に開放される方式へ変更されるなど独特のエクステリアを備えています。

ソフトトップはサンルーフのように頭上のみオープンするモードと、一般的なオープンカーのようにクルマの上半分を完全にオープンする2種類の機構を持ち、MINI独自の世界観が反映されています。
エンジンは「3ドア」や「5ドア」に設定されていたディーゼルエンジンの設定がなく、グレードは「COOPER」と「COOPER S」のみというシンプルな構成とり、価格は「COOPER」が381万円、「COOPER S」が448万円となっています。

MINI 3代目MINI クラブマン【価格:335万円~】

「クラブマン」は、ボディーサイズをさらに拡大させたMINIのワゴンモデルです。

全長4,270mm×全幅1,800mm×全高1,470mmと「3ドア」や「5ドア」よりも一回り大きくなりましたが、フロントマスクはMINIらしい個性的なデザインを維持。さらにリアゲートは左右に開閉する観音開き式となるなど独特の機構を備えています。

乗車定員は5名のままですが、ボディーが拡大されたことでトランク容量は360~1,250Lまで増加し、幅広い用途に対応できるクルマとなりました。
また、エンジンはガソリンとディーゼルの2種類が設定されているほか、「3ドア」に設定されていたスポーティーグレード「JCW」に加え、4WD(4輪駆動)の「COOPER S ALL4」もラインナップされるなど、「3ドア」の上級グレード的位置づけとも言える仕上がりになっています。

価格は「ONE」が335万円、「COOPER」が391万円、「COOPER S」が435万円、「COOPER S ALL4」が459万円。ディーゼルエンジンを搭載した「COOPER D」が404万円、「COOPER SD」が448万円。そして「JCW」が571万円となっています。

MINI 3代目MINI クロスオーバー【価格:430万円〜】

「クロスオーバー」は、3代目MINIのなかでもっとも大きなボディーサイズを誇るクロスオーバーSUVモデルです。

ホイールベースこそ「クラブマン」と同じ2,670mmですが、全長4,315mm×全幅1,820mm×全高1,595mmとボディーはさらに大型化。リアゲートも観音開き式の2枚ドアから一般的な跳ね上げ式の1枚ドアとなるなど、SUVらしいつくりとなっています。

また、「クラブマン」まではMINIのアイコンとも言える丸いヘッドライトがあしらわれていましたが、「クロスオーバー」ではフロントマスクのデザインそのものが大きく変わり、高い車高や伸びやかな全長とともに迫力のあるエクステリアを演出しています。
ラインナップはディーゼルエンジンモデルが中心となっていることに加えて、「PHEV(プラグインハイブリッド)」が新たに追加されたこともこのグレードの特徴と言えるでしょう。

価格は「COOPER D」が430万円、「COOPER D ALL4」が454万円。そして「COOPER SD」と「PHEV」が同額の510万円となっています。
さまざまなボディータイプをラインナップするMINIですが、なかでも「3ドア」はもっともベーシックなMINIとして幅広い世代から人気を集めています。特に「COOPER」はクラシカルなエクステリアと快適装備がバランスされたおすすめの1台と言えるでしょう。

よりパワーを求める場合は「COOPER S」、スポーティーなハンドリングを味わいたい場合は「JCW」といったグレードもあり、ユーザーのニーズや個性に合わせたラインナップが整っているのも魅力的ですね。

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