マツダ 初代CX-3(DKLAW/DKLFW/DKEAW/DKEFW/DK8FW/DK8AW型)の11グレードを徹底比較!おすすめグレードはこれだ!!

マツダ 初代CX-3

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マツダ 初代CX-3(DKLAW/DKLFW/DKEAW/DKEFW/DK8FW/DK8AW型)には、多くのグレードが用意されており、それぞれ個性も異なっています。とくにパワーユニットの違いはクルマの性格も変えるので大きな選択材料といってもよいでしょう。そこで、グレードをひとつひとつ解説し、おすすめのグレードを紹介します。

吉田 恒道|よしだ つねみち

1980年代、大学卒業後ファッション・モード専門誌「WWD Japan」編集部勤務を皮切りに編集者としてのキャリアを積む。その後、90年〜2000年代、中堅出版社ダイヤモンド社の自動車専門誌・副編集長に就く。以降、男性ライフスタイル誌「Straight’」(扶桑社)など複数の男性誌編集長を歴任し独立、フリーランスのエディターに、現職。著書に「シングルモルトの愉しみ方」(学習研究社)がある。

吉田 恒道
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マツダ 初代CX-3 15S【価格:189万2,000円~】
マツダ 初代CX-3 15S Touring【価格:199万1,000円~】
マツダ 初代CX-3 15S Urban Dresser【価格:227万1,500円~】
マツダ 初代CX-3 20S PROACTIVE S Package【価格:248万6,000円~】
マツダ 初代CX-3 20S Exclusive Mods【価格:265万7,600円~】
マツダ 初代CX-3 XD【価格:249万2,600円~】
マツダ 初代CX-3 XD PROACTIVE S Package【価格:278万9,600円~】
マツダ 初代CX-3 XD Exclusive Mods【価格:293万2,600円~】
マツダ 初代CX-3 15S 100周年特別記念車【価格:265万3,000円~】
マツダ 初代CX-3 20S100周年特別記念車【価格:291万600円~】
マツダ 初代CX-3 XD100周年特別記念車【価格:318万5,600円~】

マツダ 初代CX-3 15S【価格:189万2,000円~】

マツダ 初代CX-3「15S」は、1.5Lモデルの中で最も装備を簡素化したモデルです。

エントリーモデルとはいえ、外観から上級グレードの他のCX-3と見分けがつく人はほとんどいないでしょう。しいていうならホイールタイヤサイズが215/60R16にアルミホイールが装着されているので、1.5Lエンジン以外のグレードに比べてタイヤが少し小さく感じる点だけです。

「15S」は簡素化されたモデルなので、先進技術は搭載されません。しかし、夜間歩行者検知機能付のアドバンストスマートシティブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)などの必要な安全装備は充実しているので、特に不便と感じることは少ないといえます。

価格は200万円を切る189万2,000円~と、最も安く手に入れられるモデルです。

マツダ 初代CX-3 15S Touring【価格:199万1,000円~】

1.5Lモデルの上級モデルとなるのが「15S Touring」で、エクステリア(外装)デザインに変更はありませんが、インテリア(内装)デザインをグレードアップしています。

インテリアの上質さを高めるために、シルバーのメーターリングが装着されるほか、エアコンのダイヤルもシルバーメッキされたダイヤルに変更されます。ステアリングやシフトノブもウレタンから本革巻きハンドルに変更されているので、車内の質感はかなり異なった雰囲気になります。

価格は、199万1,000円~と「15S」に比べて99,000円高い価格設定です。

マツダ 初代CX-3 15S Urban Dresser【価格:227万1,500円~】

「15S Urban Dresser」は、「15S Touring」をベースにカジュアルでモダンなスタイルにコーディネートしたモデルで、手入れも簡単で風合いもレザーシートを思わせるピュアホワイトの人工皮革を使用したシートを採用しました。

このほか、ドアやダッシュボード周辺にはスエード調の人工皮革を使用して、肌触りの良い質感を高めています。カラーがライトブラウンを使用しているので、高級感を前面に出す嫌みはなく、ピュアホワイトカラーのシートと相まってカジュアルな装いに仕上がっています。

このほか、ベース車両には装備されないステアリングと前席シートにヒーターが装備され、全車速追従機能付マツダレーダークルーズコントロールや360°ビューモニターも用意されます。

価格は227万1,500円~と、ベース車両の「15S Touring」より28万500円高い価格設定です。

マツダ 初代CX-3 20S PROACTIVE S Package【価格:248万6,000円~】

「20S PROACTIVE Package」は、2.0Lガソリンエンジンを搭載したモデルです。

エクステリアデザインは、LEDフォグランプが標準装備となった程度ですが、足元には215/50R18のタイヤとアルミホイールが標準装備され、同じガソリンモデルの1.5Lと差別化を図っています。

インテリアではシートに合成皮革を使用し、フロントシート(前席)にパワーシートとシートヒーターを採用するなど上質感を高めています。

車両価格は248万6,000円~と「15S Urban Dresser」より21万4,500円高い価格設定です。

マツダ 初代CX-3 20S Exclusive Mods【価格:265万7,600円~】

「20S Exclusive Mods」は、CX-3のガソリンモデルの中で最上級に位置するグレードです。

「20S PROACTIVE Package」からの主な変更点は、ボディーカラーが8色用意されていたところ、「20S Exclusive Mods」ではエターナルブルーマイカとポリメタルグレーメタリックの2色が削られた6色のみの設定です。

このほか、エクステリアではアルミホイールも高輝度ダーク塗装を施した18インチアルミホイールを装着して「20S PROACTIVE Package」と差別化を図っています。

インテリアデザインでは、上質さと高級感を高めたディープレッドのナッパレザーを使用したシートが採用されるほか、ドアトリムやインパネパネルにピュアホワイトの合成皮革を使用したモダンな配色が特徴です。

価格は265万7,600円~と「20S PROACTIVE S Package」より17万1,600円高い価格設定です。

マツダ 初代CX-3 XD【価格:249万2,600円~】

「XD」は、1.8Lディーゼルエンジンを搭載した基本モデルです。

安全装備に車線逸脱警報システムや後側方接近車両検知等が標準装備されるので、予防安全装備に不満を感じることはありません。

インテリアでは、シートがファブリックとなるほか、ステアリングヒーターやステアリングシフトスイッチは標準装備とはならないものの、快適性に不満は全く感じられないといえます。

価格は249万2,600円~と、ディーゼルエンジンモデルの中で一番安く購入できるモデルです。

マツダ 初代CX-3 XD PROACTIVE S Package【価格:278万9,600円~】

「XD PROACTIVE S Package」は、フロントシートに快適性装備をプラスしたモデルです。

フロントシートに、運転席に10wayパワーシートとメモリー機能付きが用意されるほか、運転席と助手席にはシートヒーターが標準装備されます。

シート表皮は、ブラックの合成皮革となり、インパネやドアトリムに使用されるダークグレーの合成皮革、そしてドアアームレストとコンソールに使用されるブラックの合成皮革により上質感を高めています。

価格は、278万9,600円~と「XD」に比べて29万7,000円高い価格設定です。

マツダ 初代CX-3 XD Exclusive Mods【価格:293万2,600円~】

特別仕様車となる「XD Exclusive Mods」は、「XD PROACTIVE S Package」をベースに専用の高輝度ダーク塗装18インチアルミホイールを装着して特別仕様車であることを主張しています。

インテリアには、ディープレッドの高級ナッパレザーを使用し、トリム類にホワイトの合成皮革で上質感を高めています。また、スーパーUVカットガラスやIRカットガラスを採用しており、車内の快適性を高めています。

価格は293万2,600円~と「XD PROACTIVE S Package」より14万3,000円高い価格設定です。

マツダ 初代CX-3 15S 100周年特別記念車【価格:265万3,000円~】

「15S 100周年特別記念車」は、マツダ創立100周年を記念して「15S」に特別装備を採用した100周年特別記念車です。

「15S Touring」をベースに、内外装に特別装飾しています。ボディーカラーはスノーフレイクホワイトパールマイカのみを採用し、フロントフェンダーとホイールセンターキャップに100周年記念特別車のロゴを配置しています。

インテリアは、赤と白のコーディネートが特徴で、レッドカラーには、スムースレザーのシートとフロアカーペットを採用し、ヘッドレストとフロアカーペットに100周年記念特別車のロゴか刻印されます。

安全装備にはアドバンストスマートシティブレーキサポートや、アダプティブ・LED・ヘッドライトなどを標準装備し、標準グレードの上級装備が標準装備となり予防安全装備が格段に高められています。

価格は265万3,000円~と、ベース車両の「15S Touring」より66万2,000円高い価格設定です。

マツダ 初代CX-3 20S100周年特別記念車【価格:291万600円~】

「20S100周年特別記念車」は、マツダ創立100周年を記念して2021年3月まで限定で販売されるモデルです。

エクステリアにはフロントフェンダー上部に取り付けられた100周年記念バッジやホイールセンターキャップに100周年特別記念車のロゴが用意されるだけですが、赤と白のコントラストを基調にしたデザインが特徴です。

インテリアには、高級スムースレザーを用意し、ヘッドレストには100周年記念特別車のロゴの刻印があります。また、多くの車種ではオプションとなるCD/DVDプレイヤーと地上TVチューナーが標準装備です。

価格は291万600円~と「20S PROACTIVE S Package」より42万4,600円高い価格設定です。

マツダ 初代CX-3 XD100周年特別記念車【価格:318万5,600円~】

「XD100周年特別記念車」は、マツダ 初代CX3のディーゼルモデルの「XD」をベースに100周年記念特別車に仕立てたモデルです。

基本性能と装備は「XD」とほぼ同じですが、他の100周年特別記念車と同じく、赤と白を基調のツートンカラーが特徴で、特別装備も他の100周年特別車と同じです。

価格は318万5,600円~と、ベース車両の「XD」より69万3,000円高い価格設定です。
マツダ 初代CX-3には特別仕様車を合わせると11グレードにも及びます。選び方としては、パワーユニットを選び、そしてその中から必要と思われる装備があるグレードを選ぶのが良いですが、パワーユニットの違いによる特性を理解して選ぶのが良いでしょう。


そこで、おすすめなのが「XD PROACTIVE S Package」です。クリーンディーゼルエンジンの強みであるエコカー減税が受けられることが大きな理由ですが、この他にもディーゼルエンジンならではの太いトルクによる走りやすさは一度乗ってしまえばやめられない味わいです。

加えて、上級グレードなので装備品や先進技術も申し分ないので、300万円を切る価格でこれだけの内容はかなりお買い得といってよいでしょう。

※ 2020年11月現在
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