【プロが徹底解説】マツダ CX-3を徹底解説!エクステリア、インテリア、荷室(ラゲッジスペース)、これを見ればCX-3の全てがわかる!

CX-3 萩原文博

マツダ CX-3は、2015年のデビュー以来、2018年に4度目の商品改良を遂げそのCX-3の魅力を引き上げ続けてきました。最新のCX-3では、フロントグリル、LEDリアコンビネーションランプ、アルミホイールなどの形状・質感を変更したり、電動パーキングブレーキの追加、安全性能もアドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)夜間歩行者検知機能付も採用するなど、大幅に改良が加えられています。今回は、そんなマツダ CX-3の、外装、内装、安全装備、グレード別の違い、人気ボディカラー、座席や荷室(ラゲージスペース)、オプション装備にライバルとの比較など、あらゆる視点から日産スカイラインをひも解いていきます。

文・写真/萩原文博

Chapter
マツダCX-3のエクステリアは?魂動デザインのスタイリングは?
マツダCX-3のインテリアの質感は?
マツダCX-3の荷室(ラゲッジスペース)は?広い?使いやすい?
マツダCX-3のグレード別の違いは?
マツダCX-3の人気ボディカラーは?
マツダCX-3のパワートレーンは?スカイアクティブエンジンなど、性能は?
マツダCX-3の安全性能は?マツダ・プロアクティブ・セーフティとは?
マツダCX-3の維持費は?高い?安い?
マツダCX-3のオプションは?マツダコネクトとそれ以外はどんなオプションがある?
マツダCX-3はライバルと比較してどんな違いがある?
マツダCX-3の乗り心地は?試乗インプレッション!

マツダCX-3のエクステリアは?魂動デザインのスタイリングは?

マツダCX-3の外観デザインは、マツダ車共通のデザインテーマ「魂動-SOUL of MOTION」を最もスタイリッシュに表現しています。塊感のあるボディサイドとそれに対比させる伸びやかなキャビン。そしてこだわったタイヤをボディの四隅に配置したシートオーバーハングなどにより、まるでコンセプトカーのような存在感のある圧倒的なプロポーションを実現しています。

2018年5月に行った大幅改良では、CX-3は「気品ある美しさと先鋭さ」をテーマによりスタイリッシュに、上質さを表現した外観デザインとなりました。

素材のクオリティやディテールまでこだわったデザインと造り込みにこだわり、シンプル名造形の中に艶やかさと凛とした緊張感を表現しています。一新したラジエターグリルや18インチアルミホイール、クロームサイドガーニッシュそして研ぎ澄まされたLEDリアコンビネーションンランプ。

そして色や素材を変更した各ピラーガーニッシュ、フォグランプベゼルにより、精鋭感を高めた気品ある美しい外観に仕立てられています。 CX-3のフロントビューはフロントグリルに太さの異なる2本のラインをひと組としたフィンタイプを採用。

より密度感のある精緻なデザインを表現し、遠くから見てもヘッドライトやシグネチャーウィングがひときわ際立ち、立体感を強調したシャープなフロントフェイスを演出しています。さらに、デザインの連続性、統一性を図ることでより洗練された上質感を表現しています。

サイドビューはA、B、C各ピラーをグロスブラックに変更すると同時に、フォグランプベゼル、サイドガーニッシュモールをピラーと同色とすることで、車格感を一段と引き上げています。 LED化されたリアコンビネーションランプは従来の細くて鋭い線による強い表情から、円形と水平基調のラインによるメカニカルで立体的なデザインとなり、質感を高めつつ落ち着きのある上質な発光と精緻 なデザインを実現しています。

限られたスペースの中でLEDの最適配置を見いだし、均一発光を実現。ボディとシリンダーの軸を横這いで表現し、ランプの外周を黒色で引き締めることで、深みを増したボディカラーのソウルレッドクリスタルメタリックとの高いマッチングを誇っています。

実際のサイズ以上に大きく力強く見える彫刻的なデザインをホイールに採用

標準装着される18インチアルミホイールは、実際のサイズ以上に大きく力強く見える彫刻的なデザインを採用。スピーディな動きと奥行き感のある多面構成のスポークデザインとすることで、センターから外側に向けて放たれたスポークがスタンスの良さを印象づけています。

さらに金属ならではの輝きをもつ切削断面がCX-3のサイドクラディングモールとの輝きとの相乗効果でスポードカンみなぎる印象を際立たせています。

最新バージョンのCX-3はマツダが追求している、生命力と躍動感に充ちた「魂動-SOUL of MOTION」をより進化させ、無駄なものを削ぎ落とすことで研ぎ澄まされた美しい造形を生み出すという日本伝統のモノ作りを取り入れました。

そうして、キーワードに「Exquisite&Edgy」を掲げ、 CX-3ならではの精巧で上質な美しさと先鋭さをさらなる高みへと進化させています。

マツダCX-3のインテリアの質感は?

マツダCX-3のインテリアデザインは斬新な外観デザインに呼応する世界観を、先鋭的かつ上質なデザインで表現することを追求しています。そのため、空間造形の統一感や素材の質感、表情造り、色の合わせ方に徹底的にこだわっているのが特徴です。

CX-3の室内空間は包まれ感と開放感を同時に味わえるように造られています。包み込むようなキャラクターと高めのベルトラインによる外観との繋がりをかんじさせる造形の程よい包まれ感を実現。

サイドはリッチなドア断面を活かした彫りの深い立体で動きを表現し、肘から肩に掛けてのエリアは視覚的にも広さを感じさせる造形として開放感を高めています。

また、ドライビングに必要な視界はもちろん6ライトキャビンならではの広がりを活かすため、視認性を高めながら視覚的な圧迫感をピラートリムの造形や色を合わせるなどの相乗効果を取り入れ、抜けの良い空間を造り上げています。

コクピット周りは、魂動デザインに共通するドライバーが走りを楽しむことに集中できるドライバーオリエンテッドな空間を追求

マツダのヒューマン・マシン・インターフェイス(HMI)思想「ヘッズアップコクピット」コンセプトに基づき、ドライバーを中心にメーターやディスプレイ、コマンダーコントロールなどを適切に配置しています。

アクセルにオルガンペダルを採用するなどドライバーオリエンテッドな空間を追求

さらにペダルレイアウトも前輪を前方へ配置して造りだした足元スペースのゆとりを活用し、ドライバーがシートに座って自然に足を伸ばした位置にペダルがある。

そんな理想的なレイアウトを実現しました。アクセルペダルにはオルガンペダルを採用し、細やかなペダルコントロールとブレーキペダルへのスムーズな踏み替えをサポート。

また、各ペダルの形状やペダル間の距離も最適化することにより、長時間の運転でも疲れにくくなおかつ素早く安定した操作を可能としています。

2018年5月に行われた大幅改良によってCX-3のインテリアは「人間中心」の思想のもと、クラスの枠を超える質感を追求し、先鋭的かつ上質なインテリアデザインへと大きく飛躍させています。

最も変わったのは電動パーキングブレーキ(EPB)の採用により、センターコンソールはより洗練された造形に進化。

ながれるようにダッシュボードへと繋がる前進感を持ったデザインは、コンパクトクラスとは思えない車格感を演出するとともに、アームレストやフレキシブルな収納スペース(マルチボックス)の設置を可能としました。

加えて、リアシートにもカップホルダー付アームレストを装備するなどデザイン性だけでなく、快適性・利便性も大幅に向上させています。

さらに、インストルメントパネルやシート、ドアトリムの素材・カラーコーディネイトの見直しを行い、ひとクラス上の落ち着いた室内空間を実現しています。

光の当たり具合や反射の仕方まで心を配り、部位ごとに明度を変えるなど色の合わせ方にも緻密な造り込みを行っています。

また、フロントシートの座面には高減衰ウレタンを使用し、運転に必要なフィードバックとしての振動は伝えつつ、不快感につながる振動を抑えることで、乗り心地を向上させています。

CX-3のインテリアはコンパクトSUVとは思えない質感の高さに加えて、利便性そして快適性をさらに向上させた空間を実現しています。

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萩原 文博|はぎはら ふみひろ

1970年生まれ。10代後半で走り屋デビューし、大学在学中に中古車情報誌の編集部にアルバイトとして加入。1995年より編集部員として編集作業に本格的に携わる。中古車の流通、販売店に精通し、「中古車相場師」として活動。2006年からフリーランスの編集者となり、中古車だけでなく、現在は日本で最も多くの広報車両を借り出して取材を行い、新車でもユーザー視点のバイヤーズガイドを中心に、人気車種の動向や流行りの装備の価値評価などを加味した、総合的に買いのクルマ・グレードの紹介をモットーとしている。

萩原 文博