日産 デイズの後部座席(リアシート)の使い勝手は?

新型デイズの後部座席

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日産は2019年3月に、6年ぶりとなる新型デイズが発売を開始しました。軽自動車初となるプロパイロットを搭載し、従来より安全性が向上。エクステリアは躍動感あふれるデザインに変更されました。中でも後部座席の足元空間は軽自動車と思えない広さを実現しています。今回は快適性の向上に一役買っている後部座席の使い勝手について紹介します。

文・PBKK
Chapter
後部座席の広さ
シートの生地は馴染深いトリコット
後席のシートアレンジはいかに

後部座席の広さ

新型デイズの後部座席の空間は軽自動車の中でも群を抜きます。

新型デイズの室内寸法は次の通りです。
長さ:2,065 mm
幅:1,340 mm
高さ:1,270 mm

後部座席自体の大きさ
長さ:535mm
幅:1,290 mm
高さ:980mm

成人男性二人が座っても余裕であることがわかります。後部座席の足元空間に関しては先代と比べて70mm拡大し、日産によると「大型セダンのフーガ並み」とのことです。
足を組んで座ってもまだ余裕があり、フロア部に段差がないため、視界による窮屈さを感じることもありません。さらに大人でも膝を曲げず、子供には高すぎない着座位置となっているため、負担を感じずに乗り降りができます。

シートの生地は馴染深いトリコット

座席の生地には弾力・伸縮性が強みであるトリコットを採用しています。トリコットは靴下や下着などのストレッチ素材に採用されることが多く、普段から馴染み深い生地。新型デイズにはそのトリコットを採用することにより、馴染み深さから座っているだけでリラックスするような感覚を誘います。

座席の配色とデザインはグレードによって異なり、S/Xにはアイボリーを基調にヘッドレストがブラウン。ハイウェイスターはエボリーとネイビーの市松模様です。さらに、メーカーオプションのプレミアムコンビネーションインテリアも選ぶことができます。

後席のシートアレンジはいかに

後部座席は10段階のリクライニングや座席の折りたたみが可能なことから様々なシートアレンジが可能です。快適さはもちろん荷室の拡張にも役立ちます。

荷室は座席を一番うしろまで下げた状態で次の広さを確保できます。
・最小幅 875mm
・奥行き 540mm

一泊二日用のスーツケースを2つ積むことができ、座席を前にスライドすることで更に拡張できます。普段の買い物であれば十分な広さです。シートを前後に移動するには、後部座席の足元と右座席のヘッドレストの左に取り付けられた2つのレバーで簡単に行なえます。ただ、座席のスライドは左右独立で行うことはできません。

リクライニングは、それぞれの席のヘッドレスト横にあるレバーで調整できます。後席を折りたたむと、最大奥行き1,400mmの荷室に変貌します。折りたたむのは左右独立で行えるため、乗員数や荷物の大きさに応じて柔軟なシートアレンジが可能です。

後席を折りたたむには、背もたれの角度調節レバーを引きながら背もたれを前に倒します。元に戻す時は、背もたれを後方に押してロックします。
軽自動車とは思えない後部座席の広さに加えて、シートアレンジの多彩さが自慢の新型デイズ。シートの座り心地や可動性から見る、一つ一つの装備にこだわった日産の努力を如実に感じられる一台になっていると思います。
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